もち吉
株式会社もち吉(もちきち)は、福岡県直方市に本社を置く、米菓の製造・販売を行っている食品会社。
南大沢店 (東京都八王子市) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒822-8585 福岡県直方市下境2400 |
設立 | 1983年(昭和58年)3月 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 3290801014357 |
事業内容 | 米菓の製造・販売 |
代表者 |
代表取締役社長 森田恵子 代表取締役専務 右田裕一 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 217億円(2021年2月末現在)[1] |
従業員数 | 2,317名[1] |
外部リンク | https://www.mochikichi.co.jp/ |
概要
編集1929年(昭和4年)9月1日創業。新潟県以外では最大の米菓メーカーである。全国各地(沖縄地方を除く)に直営店舗を有するほか、通信販売により直販を行っている。
売上高は、亀田製菓、三幸製菓、岩塚製菓に次いで米菓業界第4位で[2]、せんべい、あられの原料である米にはこだわりがあり、米菓大手の中で全商品に国産米を100%使用している企業はもち吉のほか、岩塚製菓、丸彦製菓の3社のみとなっている[3][1]。
もち吉の製造部門である「森田あられ」は、かつては「えくぼのモリタ」のブランド名により、西日本を中心に小売店向けの販売を行っていた。「サラダ一番」は看板商品となり、CMに萩本欽一が出演していた。2023年1月現在、生産販売はされておらず、アソートシリーズ・詰め合わせにも含まれていない。なおサラダ味のあられは生産継続。
「力水」の名称でミネラルウォーターも販売しており、大相撲本場所で使用される「力水」は、もち吉が1992年春場所から無償で提供している[4]。
もちだんご村
編集本社工場そばの福岡県道22号田川直方バイパス沿いには、直方本店「餅のおまつり本舗」のほか、豆腐販売所、製造工程見学場、せんべいのアウトレットなど関連施設による店舗群「もちだんご村」がある。
公式サイト等を始めとする本社の住所表記は、本来の番地である「福岡県直方市下境2400番地」の後に「字餅米 もちだんご村 餅乃神社前」を独自に付けている。これは販売戦略のために考案されたもので正式な住所ではないが、郵便局に表記の許可を得ているものであり、1987年頃より使用している[5][6]。「餅乃神社」はもち吉が建立した神社で、もちだんご村内にある。保育園も併設されており、社員やもち吉関係者以外の児童も受け入れている。
過去にはせんべいの詰め放題(せんべいバイキング)や、パン販売店も存在した。
2023年7月、もちだんご村そばにショッピングモール「もちだんご村モール」をオープンさせた[7]。ホームセンターのカインズを核店舗とする複合商業施設で、もち吉の店舗は入居しない。
主な製品
編集グループ会社・関連会社
編集- 株式会社森田あられ(製造部門)
- 森田製菓有限会社(不動産管理部門)
- 株式会社もち吉エージェンシー(広告代理業)
- 株式会社えくぼ屋(デパート・小売店米菓販売)
CMタレント
編集提供番組
編集- 現在
- 過去
- FNN Live News days(フジテレビ系列)
- ラヴィット!(TBS系列)
脚注
編集- ^ a b c “会社案内”. もち吉. 2020年7月7日閲覧。
- ^ 『2019年3月期決算説明会』(PDF)(プレスリリース)岩塚製菓 。2020年6月29日閲覧。
- ^ 『2019年度 決算説明資料』(PDF)(プレスリリース)岩塚製菓 。2020年7月7日閲覧。
- ^ 「相撲愛で湧く力水」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社。オリジナルの2022年6月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ 山本明「「もちだんご村 餅乃神社前」だと!?「もち吉の会社の住所がかわいくて好き」と話題に 村名の由来を聞いた」『神戸新聞NEXT』神戸新聞社、2022年9月13日。
- ^ 城戸譲「「字餅米もちだんご村餅乃神社前」…せんべい屋さんのほのぼの住所、その由来を聞いてみた」『Jタウンネット』ジェイ・キャスト、2016年3月3日。
- ^ “福岡・直方の「もちだんご村モール」 もち吉創業者、地元貢献への熱意”. 西日本新聞me (2023年7月5日). 2024年9月23日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 株式会社 もち吉
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