オオチドリ(大千鳥、学名:Charadrius veredus)は、チドリ目チドリ科に分類される鳥類の一種である。

オオチドリ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: チドリ科 Charadriidae
: チドリ属 Charadrius
: オオチドリ C. veredus
学名
Charadrius veredus
Gould, 1848
和名
オオチドリ
英名
 Oriental Plover

分布

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中央アジア、モンゴルから中国東北部で繁殖し、冬期はアフリカ東部、インドネシアオーストラリアに渡り越冬する。

日本へは数少ない旅鳥として、春の渡りの時期に渡来する。西日本での記録が多い。先島諸島では、毎年小規模な群れが渡来している。

形態

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全長約24cm。雄成鳥夏羽では頭頂部から後頭は灰褐色で額から顔、頸は白い。胸は淡い橙色で腹との境界は黒色。腹からの体の下面は白色である。雌は喉が白く、頸から胸元にかけてが淡い橙色。冬羽は、胸が淡褐色になる。

生態

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草地、乾田、埋立地等に生息する。干潟等にはあまり入らず、乾燥した土地を好む。

主に昆虫類を捕食するが、水辺で甲殻類や貝類を食べることもある。

参考文献

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  • 山渓ハンディ図鑑『日本の野鳥』、山と渓谷社
  • 『日本の鳥 550 水辺の鳥』、文一総合出版


外部リンク

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関連項目

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