カラムクドリ(唐椋鳥、Sturnus sinensis)はスズメ目ムクドリ科。英名は White-shouldered StarlingまたはChinese myna。 本種をコムクドリの亜種とする学者もいる。

カラムクドリ
カラムクドリ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ムクドリ科 Sturnidae
: ムクドリ属 Sturnus
: カラムクドリ S. sinensis
学名
Sturnus sinensis
(Gmelin, 1788)
シノニム

Sturnia sinensis

和名
カラムクドリ
英名
White-shouldered Starling

形態

編集

全長19cm(コムクドリ程の大きさ)。峰は18-21mm、長95-108mm、長53-62mm、跗蹠長は24-27mm。雄成鳥は、頭部、背、下面は灰褐色。

分布

編集

東アジアから東南アジアに生息する。 発見された国はブルネイカンボジア中国インド日本韓国ラオスマレーシアミャンマーフィリピンシンガポール台湾タイベトナム

日本では、本州から九州硫黄列島石垣島宮古島に分布する。

生態

編集

日本では数少ない冬鳥または旅鳥として生息する。石垣島では冬鳥としてあまり稀ではないが、本州や奄美では稀な迷鳥である。 インドシナ半島では林縁部や村里の粗林で数羽の群れをごく普通に見かける。

習性はコムクドリに似ている。

鳴き声

編集

地鳴きは「キュルキュル」である。


人間との関係

編集

関連項目

編集

参考文献

編集


  NODES