スドマ川
スドマ川(スドマがわ、ロシア語: Судома)はロシアのプスコフ州を流れる川である。
スドマ川 | |
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水系 | ネヴァ川 |
延長 | 65 km |
流域面積 | 480 km2 |
河口・合流先 | シィローニ川(ru) |
流域 | ロシア:プスコフ州 |
長さは65km、流域面積は480km2、シィローニ川(ru)の河口から178kmの地点でシィローニ川左岸に合流する。その後スドマ川の水はシィローニ川を経由してネヴァ川に流れ込む。スドマ川の支流には、河口から14km地点で左岸に流れ込むフメリカ川、30km地点で右岸に流れ込むコヴィリチャ川、51km地点で左岸に流れ込むロコンカ川がある。
川の名前の由来は、審判の儀式の場所という意味だと推測される[1]。なお、現代ロシア語ではСудは裁判を意味する。また、この河川の最も古い入植者はクリヴィチ族と考えられている。1021年にはポロツク公ブリャチスラフが、ヤロスラフ1世の軍に敗れている[2](スドマ川の戦い)。第二次世界大戦中には、この地域でナチス・ドイツ軍と、第三レニングラード・パルチザン旅団 (3-я Ленинградская партизанская бригада)が、Soviet rail war (1942年-1944年)の指揮を執った[3]。
出典
編集- ^ Судома History of Pskov and Pskov Oblast
- ^ 國本哲男『ロシア原初年代記』166頁
- ^ Гора Судома
参考文献
編集- В статье использована информация, предоставленная Федеральным агентством водных ресурсов из перечня водных объектов, зарегистрированных в государственном водном реестре по состоянию на 29.03.2009.
- Daniël Mourad, Patterns of nutrient transfer in lowland catchments (thesis), Faculty of Geosciences, Utrecht University
- 國本哲男他訳 『ロシア原初年代記』 名古屋大学出版会、1987年。