タカサゴモズ(高砂百舌、Lanius schach)は、スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類

タカサゴモズ
タカサゴモズ Lanius schach
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: モズ科 Laniidae
: モズ属 Lanius
: タカサゴモズ L. schach
学名
Lanius schach Linnaeus, 1758
和名
タカサゴモズ
英名
Long-tailed shrike

分布

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アフガニスタンインドインドネシアウズベキスタンカザフスタンカンボジアシンガポールタイ中華人民共和国南部、台湾トルクメニスタンネパールパキスタンパプアニューギニアバングラデシュフィリピンブータンベトナムマレーシアミャンマーラオス[1][2][a 1]

  • L. s. schach

中華人民共和国南東部、台湾、ベトナム北部で繁殖する[2]

形態

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全長24-25センチメートル[1]。尾羽は長い[1][2]。額や嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く太い筋状の斑紋(過眼線)は黒い[1][2]。頭頂から背にかけての羽衣は灰色、喉から頬、胸部にかけての羽衣は白い[1][2]。背や腰の羽衣、尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)の色彩は橙褐色で、腹部や体側面の羽衣は橙褐色がかる[1][2]。尾羽の色彩は黒く、外側尾羽の外縁(羽縁)は橙褐色[1][2]。翼の色彩は黒い[2]。初列風切基部に白い斑紋が入り[1]、三列風切の羽縁は淡橙褐色[2]

嘴や後肢の色彩は黒い[2]

生態

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開けた森林や森林の外縁、農耕地などに生息する[1]

関連項目

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参考文献

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  1. ^ a b c d e f g h i 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版、2004年、161頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社2000年、439頁。

外部リンク

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  1. ^ a b The IUCN Red List of Threatened Species
    • BirdLife International 2009. Lanius schach. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.1.
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