チャブは、コイ科ウグイ亜科淡水魚である。主にヨーロッパの流れの緩やかな川や運河等に住む。

チャブ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: コイ目 Cypriniformes
: コイ科 Cyprinidae
亜科 : ウグイ亜科 Leuciscinae
: Squalius
: チャブ S. cephalus
学名
Squalius cephalus (Linnaeus1758)
英名
European chub
ライン川で釣られたチャブ

分布

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アンドラ、アルメニア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、チェコ共和国、エストニア、フィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イラン、イタリア、カザフスタン、ラトビア、リトアニア、モルドバ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア・モンテネグロ、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イラン、ジョージア、ウクライナ、イギリスに分布する[1]

釣り

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比較的どのような状況でも釣ることができ、釣り人に人気がある。

小さいチャブはすぐに餌に食いつく魚で、初心者でも容易に釣ることができる。しかし成魚になるとより用心深くなる。その結果、2kgを越えるような大きなチャブは釣り人に熱心に捜し求められている。練り餌サシミミズなど。

イギリス国内で釣られたチャブの大きさの記録が2007年3月に南部の池で4.2kgのチャブを釣ったスティーブ・ホワイトによって塗り替えられた[2]

書籍

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  • 「釣魚大全」では味はまずいが、調理方法によっては美味しくなる魚として登場。(1997年,平凡社「釣魚大全Ⅰ(完訳)」飯田 操 訳)[3]

出典

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  1. ^ a b Freyhof, J. (2014). "Squalius cephalus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.
  2. ^ Chub Record Broken - FishingMagic Catch Reports”. 2007年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月21日閲覧。
  3. ^ アイザック・ウォルトン 著、飯田 操 訳『釣魚大全Ⅰ(完訳)』平凡社〈釣魚大全〉、1997年。ISBN 9784582761801 
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