トネリコ属(梣属、学名Fraxinus)は、北半球に分布するモクセイ科双子葉植物。中型から大型になる木本で、亜熱帯に分布する常緑の数種を除けばほとんどが落葉樹である。

トネリコ属
セイヨウトネリコ Fraxinus excelsior
ドイツ、ヘッセン州ブルクヴァルト(en
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: モクセイ科 Oleaceae
: トネリコ属 Fraxinus L.
学名
Fraxinus L.
タイプ種
Fraxinus excelsior L. [1]
和名
トネリコ属
英名
Ash
下位分類群(
本文を参照

呼称

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和名の中の「トネリコ」の名の由来については、狭義の「トネリコ(種)」にて詳しく解説する。

生物的特徴

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は羽状複葉で、まれに単葉。葉は対生し、まれに3つずつ輪生する。花は緑色から茶色で目立たない。果実翼果である。

人間との関係

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トネリコ属の植物は木材として頻繁に利用される。北欧神話の世界樹・ユグドラシルセイヨウトネリコen)のこととされている。また、同神話では最初の人間の男性はトネリコの流木から創られたとされる。

分類

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下位分類

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セイヨウトネリコの花
 
セイヨウトネリコの翼果
 
セイヨウトネリコの冬芽(ドイツ、ブランデンブルク州ハーフェル川河畔)
 
マンナトネリコの図説(19世紀

トネリコ属に下位に分類されるは45から、説によっては65を数える。 表記は左から順に、学名和名(または、英語名の仮名転写)、英語名、特記事項。ただし、名称が存在しない(あるいは、確認できない)場合は無記、もしくは未確認と記す。

脚注

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関連項目

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