ドーヴィル
フランスのコミューン
ドーヴィル(ドヴィル)[1](仏: Deauville)は、フランス・カルヴァドス県の町。『ノルマンディー海岸の女王』と謳われる、港・ヴィラ・カジノ・ホテル等を擁するリゾートの町である。
Deauville | |
---|---|
| |
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ノルマンディー地域圏 |
県 (département) | カルヴァドス県 |
郡 (arrondissement) | リジュー郡 |
小郡 (canton) | トルーヴィル=シュル=メール小郡 |
INSEEコード | 14220 |
郵便番号 | 14800 |
市長(任期) |
フィリップ・オジエ (2008年 - 2014年) |
自治体間連合 (fr) | Communauté de communes Cœur Côte Fleurie |
人口動態 | |
人口 |
市: 4 364人 (1999年) |
人口密度 | 1 222人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯49度21分36秒 東経0度04分31秒 / 北緯49.36度 東経0.075278度座標: 北緯49度21分36秒 東経0度04分31秒 / 北緯49.36度 東経0.075278度 |
標高 |
平均:? m 最低:0 m 最高:83 m |
面積 | 市: 3.57km2 |
歴史
編集ドーヴィルが歴史に登場するのは1060年である。当時はア・エニラという名の漁村であった。19世紀からリゾート地として整備が始まり、1860年代には皇帝ナポレオン3世が訪問した。パリのブルジョワ階級がこぞって休暇を過ごす地となり、1863年トルヴィル=シュル=メールに鉄道が開通。駅の名前はトルヴィルとなり、パリから6時間でドーヴィルへ行くことが可能になった。代々ドーヴィルの領主であったモルニー公は宮廷に影響力があり、貴族らがこぞって保養に訪れるようになった。土地が売れ、宮殿と見まごうばかりのヴィラが建ち、金持ちの観光客目当てのカジノやホテルが建った。
20世紀に入ってから、2つの大戦の影響により観光業が低迷。第二次世界大戦中はドイツ軍に占領された。
1960年代から再びリゾート地として注目を集める。ドーヴィル競馬場の開催期間には、フランスだけでなく海外からも競走馬がやって来て出走する。
2011年5月26〜28日のサミット開催地となった。
雑学
編集イベント
編集- ドーヴィル・アジア映画祭
- ドーヴィル・アメリカ映画祭