フトモモ

フトモモ科の常緑高木

フトモモ(蒲桃、学名: Syzygium jambos)はフトモモ科の常緑高木。東南アジア原産の果樹。フトモモの名は中国名蒲桃(ほとう、拼音: pútáo プータオ)が由来。

フトモモ
フトモモ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ上群 superrosids
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : rosid II / Malvidae
: フトモモ目 Myrtales
: フトモモ科 Myrtaceae
: フトモモ属 Syzygium
: フトモモ S. jambos
学名
Syzygium jambos (L.) Alston[1]
和名
フトモモ[1]
英名
Rose apple

特徴

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フトモモの果実(ハワイマウイ島)
 
野生化したフトモモ
(沖縄県石垣市大浜 宮良川岸)


花期は5月頃。花は直径3cmほどで花弁は白く、雄蕊が多くて目立つ。果実は夏に黄色く熟し、径4cmほど。味は薄いがバラのような芳香があって食べられる。このことから、英語名はローズアップル(Rose apple)という。

沖縄では古くから栽培され、現在はあまり栽培されないが、野生化している。また、ハワイ諸島レユニオン島ガラパゴス諸島、そしてオーストラリア中米の一部で野生化して問題となっている。

脚注

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Syzygium jambos (L.) Alston”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年9月10日閲覧。

外部リンク

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