ホーリーネーム

オウム真理教内で使われていた洗礼名・宗教名

ホーリーネーム(Holy name)とは、オウム真理教出家信者に与えられた教団内での宗教名[1]。ある一定の「ステージ」に到達したときに、麻原彰晃本人から授与された。

概要

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教団初期に麻原を支えた人物(ホーリーネームはラーマクリシュナナンダ)が以前在籍していた宗教団体を参考に出家制度とホーリーネーム制度を導入した。サンスクリット語パーリ語チベット語から採られており、仏教経典に出てくる高僧やヒンドゥー教の神々の名前を組み合わせて命名した。中にはサンジャヤ、ゴーサーラなど六師外道からとられたものもいる。長女から三女のホーリーネームはいずれもシヴァ神妃の名称からとられている。

最初にホーリーネームが授与されたのは石井久子で、その次に大内早苗、ラーマクリシュナナンダの順だった[2]

一般的に、後に入信した信者ほど、ホーリーネームが長くなる傾向にあった。出家者名簿記載のホーリーネーム所持者は1994年6月時点で237名、1995年4月時点で663名であった[3]

主要幹部のホーリーネーム

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太字は刑死した人物

麻原一家

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科学技術省

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厚生省

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諜報省

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自治省

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建設省

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法務省

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文部省

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  • 杉浦茂 - ヴァジラチッタ・ヴァンギーサ

車両省

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信徒庁

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その他

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脚注

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  1. ^ 真理党選挙公報より
  2. ^ 降幡賢一『オウム法廷5』 p.61
  3. ^ 毎日新聞社会部『冥い祈り―麻原彰晃と使徒たち』 1995年9月 p.164

関連項目

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