マーク V 戦車

イギリスの戦車

マーク V 戦車(マーク 5 せんしゃ、英語: Mark V tank)は、イギリスが開発した世界初の戦車であるマーク Iの改良型であるマーク IVの問題点を改善・改良した戦車である。

マーク V 戦車

概要

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マークIから続く菱形戦車の集大成で、第一次世界大戦に投入された量産型では最終型になる。

武装等の車体構成はマーク IVとほぼ同じであるが、操縦が4人がかりであったのを、遊星歯車式変速機の搭載により一人で操作可能にした事が特徴[1]である。やはり、これまでの菱形戦車と同じような形態として武装が砲装備の雄型、機関銃のみの雌型がある。[1]

また、菱形戦車の特徴でもあった大型尾輪が正式に廃止されており、後方射界が開けたので、車体後部に機関銃が一挺追加されている。

登場作品

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アニメ

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のらくろ
1970年のTVアニメ版で猛犬連隊と敵対する敵軍(豚軍、山猿軍)の戦車として登場(ただし、マークIVの可能性もある)。

ゲーム

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バトルフィールド1
 MarkV ランドシップとして登場

出典

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  1. ^ a b 『世界の戦車パーフェクトbook決定版』株式会社コスミック出版、20頁。 

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