ミリンダ (飲料)

ペプシコが販売する清涼飲料水

ミリンダmirinda)は、ペプシコが世界で販売するソフトドリンク商標である。

日本販売当時のリターナブル瓶入り製品
左 オレンジ 右 レモンライム
インドで販売されているミリンダマンゴー味

日本では1964年昭和39年)に発売された。元々スペインで販売されていたフルーツ風味の炭酸飲料フレーバー種類によっては非炭酸)で、ペプシコが商標購入後、世界各地でコカ・コーラ社ファンタと競合する商品としてブランドを展開している。現在、日本市場や北米市場では販売されていないがロシア、中国、東南アジア、中近東、南米などではメジャーブランドである。また、日本では瓶入りがよく知られていたが、韓国など一部の地域では缶入りも発売された[1]

名前はエスペラントで「不思議な・素晴らしい」を意味するミリンダ(mirinda)に由来する。

かつては日本において映画館ボウリング場にて販売されており、当初はファンタと同じく無果汁で販売されていたが、地域によっては1976年ごろからオレンジ及びグレープに関しては果汁入りで販売されるようになった(従来通り無果汁のままの地域も存在)。現在は国内でのビン・缶での販売は終了している。2000年以降も一部の紙コップの自販機ソーダ・ファウンテンで販売を継続していたとの情報もあるが、1998年にペプシコ製品の日本国内での総販売元となったサントリーフーズ自体が競合するソフトドリンクのブランド(例・なっちゃんC.C.レモン、サントリーポップ等)を持っているため、置き換えられる例が多いようである。ドラマ『俺たちの勲章』の第5話で松田優作が缶入りのミリンダオレンジを飲みながら歩くシーンがある。

日本で発売されたミリンダの種類

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  • オレンジ
  • グレープ
  • レモンライム
  • メロン
  • ストロベリー
  • プラム
  • バニラソーダ
  • フルーツスカッシュ
  • パイナップル(カップベンダー専用)
  • メロンソーダ(カップベンダー専用)
  • オレンジエード
  • クラブソーダ
  • コーヒー飲料(関西地方限定)


日本でCMに起用された人物

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脚注

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  1. ^ 3/5 復活希望・懐かしのあの飲料が再びあなたの目の前に! あのソフトドリンクをもう一度 [コンビニグルメ All About]”. All About(オールアバウト) (2002年7月22日). 2024年7月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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