モード系
モード系(モードけい)とは、フランス語で"流行”や“ファッション”を意味するモード(mode)という言葉に、系統や体系を意味する「系」という語を加えた複合語[注釈 1][1][2][3]。
- 服飾において使用される「モード」とは、パリ・コレクション、ミラノ・コレクション、ニューヨーク・コレクション、ロンドン・コレクションなどで行われるファッション・ウィーク(ファッションショー)に出品するオートクチュールを主に手掛けるハイブランドが発表した新作やコレクションを意味する[4]。
- 上記コレクションで発表された流行のコンセプトを汲んだデザインのものをモード系と称する。
- 一方で、モノトーンで纏めたコーディネートや無機質なデザイン、独創性に優れた個性的なデザイン、洗練された都会的な着こなしに対しても「モード系」と呼称することがあり、その定義は曖昧になってきている[5]。
関連項目
編集脚注
編集出典
編集- ^ 小学館国語辞典編集部 編『日本国語大辞典』 第1巻(第2版)、小学館、2001年、p.635頁。
- ^ 「アラモード」『デジタル大辞泉、精選版 日本国語大辞典』 。コトバンクより2024年10月5日閲覧。
- ^ 日仏料理協会(編) 編『フランス 食の事典』(普及版)白水社、2007年、p.22頁。ISBN 978-4560092026。
- ^ “モード系ファッションとは?モードに魅せるポイントも解説”. Esmod Fashion Work Media. エスモードジャポン. 2024年9月27日閲覧。
- ^ “モ-ド系ファッションとは? 特徴と着こなし方をイラスト解説”. マイナビウーマン. マイナビ (2022年8月31日). 2024年9月27日閲覧。
- ^ 全理連ニューヘア
- ^ 日本ヘアーデザイン協会ニューヘアモード
- ^ “ギャルソンとヨウジヤマモトの衝撃〜1980年代〜【5分でわかる国産ブランド興亡史(2)”. BEST TiMES. KKベストセラーズ (2018年3月18日). 2024年10月5日閲覧。