ヨコミゾマコト
建築家
ヨコミゾ マコト(横溝 真 1962年 - )は、日本の建築家。有限会社aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所主宰、東京芸術大学美術学部建築科教授。日本建築学会賞作品賞、日本建築家協会賞など受賞[1]。
略歴
編集神奈川県生まれ。神奈川県立小田原高等学校を経て、東京芸術大学美術学部建築科卒業、同大学大学院美術研究科建築専攻修了。伊東豊雄建築設計事務所に勤務後、aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所設立[1]。 新富弘美術館の国際設計競技で最優秀案を獲得。
年譜
編集主な作品
編集- 2001年 - 山崎広太「ハイパーバラッド」(共作)(ダンス舞台美術、新国立劇場中ホール・東京都)
- 2001年 - 山崎広太「ショロン」(共作)(ダンス舞台美術、シアターコクーン・東京都)
- 2002年 - HEM(集合住宅、東京都)
- 2002年 - FUN(住宅、千葉県)
- 2002年 - ブラッセルズ神谷町店(共作)(店舗内装、東京都)
- 2003年 - HAB(住宅、千葉県)
- 2003年 - イドロパット渋谷店(共作)(店舗内装、東京都)
- 2004年 - TEM(集合住宅、東京都)
- 2004年 - MEM(集合住宅、千葉県)
- 2004年 - MSH(住宅、東京都)
- 2005年 - 富弘美術館(美術館、群馬県)[2]
- 2006年 - KEM(集合住宅、東京都)
- 2006年 - NYH(スタジオ併用住宅、愛知県)
- 2006年 - GSH(住宅併用業務ビル、東京都)
- 2007年 - AEM(集合住宅、東京都)
- 2007年 - TEO(集合住宅、東京都)
- 2007年 - NKR(飲食店、愛知県)
- 2008年 - 空蓮房(ギャラリー、東京都)
- 2008年 - STYIM(共作)(集合住宅、東京都)
- 2009年 - KES(集合住宅、東京都)
- 2009年 - DST(商業ビル、東京都)
- 2009年 - MES(集合住宅、東京都)
- 2009年 - OKH(住宅、神奈川県)
- 2012年 - MOH(住宅、神奈川県)
- 2012年 - 谷中テラス(集合住宅、東京都)
- 2013年 - 白い闇(インスタレーション、オカムラデザインスペースR・東京都)[3]
- 2014年 - YIH/ある家(住宅、東京都)
- 2016年 - 代々木西原テラス(集合住宅、東京都)
- 2016年 - 新発田市庁舎 ヨリネスしばた(庁舎、新潟県)[4]
- 2016年 - 釜石情報交流センター(交流施設、岩手県)
- 2017年 - 釜石市民ホール TETTO(文化施設、岩手県)[5]
- 2019年 - 祝祭の広場(公園、大分県)
計画案
編集- 2001年 - 同志社大学情報メディア施設計画プロポーザルコンペ案(教育施設、京都府)
- 2003年 - 武蔵境新公共施設プロポーザルコンペ案(文化施設、東京都)
- 2005年 - 十和田市野外芸術文化ゾーンアートセンタープロポーザルコンペ案(美術館、青森県)
- 2006年 - 塩尻市市街地再開発ビルプロポーザルコンペ案(図書館等、長野県)
- 2008年 - 宇土市立宇土小学校プロポーザルコンペ案(教育施設、熊本県)
- 2009年 - 大多喜町庁舎プロポーザルコンペ案(庁舎、千葉県)
展覧会
編集- 1996年 - 第15回SDレビュー(共作)(東京展/ヒルサイドテラス 大阪展/大阪芸術大学)
- 2004年 - 世界の美術館未来への架け橋「日本から未来へ」展(兵庫県立美術館、いわき市立美術館、岩手県立美術館、神奈川県立近代美術館、金沢21世紀美術館)
- 2004年 - 東京建築士会住宅建築賞入賞・入選作品展(東京都)
- 2005年 - 東京建築士会住宅建築賞入賞・入選作品展(東京都)
- 2005年 - ギャラリー・間 20周年記念展「日本の現代住宅1985~2005」展(ギャラリー・間・東京 他、国内巡回)
- 2006年 - 国際交流基金「PARALLEL NIPPON パラレル・ニッポン 現代日本建築展」(東京都写真美術館 他、海外巡回)
- 2006年 - ARHILAB 2006 JAPAN nested in the city展(フランス・オルレアン)
- 2007年 - SCANNED ARCHITECTURE IN TOKYO展(リスボン建築トリエンナーレ ポルトガル館・リスボン)
- 2007年 - 第1回リスボン建築トリエンナーレ帰国展(リビングデザインセンターOZONE・東京都)
- 2008年 - INTERSECTION TOKYO展(カリフォルニア州立大学都市建築学科)
- 2008年 - UMUTオープンラボ―建築模型の博物都市展(東京大学総合研究博物館・東京都)
- 2009年 - ARCHITECTS 2.0 WEB世代の建築進化論展(EYE OF GYRE 表参道・東京都)
- 2011年 - Post 3.11 これからデザインにできること展(AXISギャラリー・東京都)
- 2011年 - リトアニア日本建築家展 EAST-EAST3 (行幸地下ギャラリー・東京都)
- 2012年 - 国際交流基金「3.11-東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか:緊急/仮設/復興」(仙台、パリ 他、海外巡回)
- 2012年 - 第3回モスクワ建築ビエンナーレ SIMPLICITY展(ロシア・モスクワ)
- 2017年 - JAPAN-NESS Architecture et Urbanisme au Japon Depuis 1945 展(ポンピドゥーセンターメス・フランス)
受賞
編集- 2005年 - 東京建築士会住宅建築賞金賞(TEM)[1]
- 2006年 - 日本建築学会賞作品賞(富弘美術館)[1][6]
- 2006年 - The International Architecture Awards(富弘美術館)[7]
- 2007年 - 日本建築家協会賞(富弘美術館)[1][8]
- 2007年 - 日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞金賞(STYIM)[1][9]
- 2013年 - 第57回神奈川建築コンクール住宅部門 優秀賞(MOH)[1][10]
- 2013年 - 神奈川県建築士事務所協会賞(MOH)
- 2013年 - 日本建築学会関東支部神奈川支所賞(MOH)
- 2018年 - 平成29年度 プレストレストコンクリート工学会賞作品賞(新発田市庁舎)
- 2018年 - 平成29年度 照明学会東北支部 照明優秀技術賞(新発田市庁舎)
- 2018年 - 第44回東京建築賞東京都建築士事務所協会会長賞(新発田市庁舎)
- 2018年 - 平成30年日本建築士会連合会賞優秀賞(新発田市庁舎)
- 2018年 - 第52回日本サインデザイン賞/SDA賞入選 東北地区賞(釜石市民ホール)
- 2018年 - 日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞2018(釜石市民ホール)
括弧内は受賞作品
aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所/東京芸術大学ヨコミゾ研究室出身の建築家
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n “Profile”. aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所. 2018年4月26日閲覧。
- ^ 富弘美術館 Tomihiro Art Museum
- ^ 『オカムラデザインスペースR 第11回企画展』(プレスリリース)オカムラ、2013年6月10日 。2018年4月26日閲覧。
- ^ “新発田市の新庁舎 にぎわい生み出す「ヨリネスしばた」 新潟”. 産経ニュース. (2017年1月20日) 2018年4月26日閲覧。
- ^ 森山敦子 (2018年3月29日). “釜石復興の象徴に、ガラスの大屋根を広場に架ける”. 日経 xTECH. 日経BP社. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “2006年各賞受賞者”. 日本建築学会. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “International Architecture Awards Archive 2006” (PDF). The Chicago Athenaeum. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “2006年度一覧|日本建築大賞・日本建築家協会賞”. 日本建築家協会. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “STYIM 東京都中央区日本橋大伝馬町3-10”. Good Design Award. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “平成25年度入賞作品(第57回) - 神奈川建築コンクール”. 神奈川県. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “About”. 伊藤暁建築設計事務所. 2018年4月26日閲覧。
- ^ “About”. 坂東幸輔建築設計事務所. 2018年4月26日閲覧。