ラヂム(ロシア語: Радим)は『原初年代記』に言及される、伝説的な人物の名である。
『原初年代記』によれば、ラヂムはラヂミチ族(現ベラルーシ南東部に居住した、東スラヴの歴史的部族)の祖として言及されており、ラヂミチ族の名はラヂムにちなむ[1]。また、ラヂムは兄弟のヴャトコと同じくリャフ人(ru)の出身であり、ソジ川沿いに定住地を構えたと記されている。