リグノセリン酸
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リグノセリン酸(リグノセリンさん、C24:0, 英: lignoceric acid)はテトラコサン酸とも呼ばれ、 C23H47C(=O)OH という構造式で表される飽和脂肪酸である。乾留液やセレブロシド類の分解物中に見られる。ほとんどの脂肪に少量含まれており、ピーナツ油の成分の 1.1%–2.2% はリグノセリン酸である[1]。リグニン合成の副産物としても作られる。また、還元するとリグノセリルアルコールが得られる。
リグノセリン酸 | |
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テトラコサン酸 | |
別称 C24:0 (Lipid numbers) | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 557-59-5 |
PubChem | 11197 |
ChemSpider | 10724 |
KEGG | C08320 |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL1173620 |
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特性 | |
化学式 | C24H48O2 |
モル質量 | 368.63 g/mol |
融点 |
84.2 °C[1] |
沸点 |
272℃ |
関連する物質 | |
関連する脂肪酸 | ベヘン酸 (C22:0) w:en:Cerotic acid (C26:0) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
出典
編集- ^ a b “Lexicon of lipid nutrition (IUPAC Technical Report)”. Pure and Applied Chemistry 73 (4): 685–744. (2001). doi:10.1351/pac200173040685 .
C23: トリコシル酸 |
飽和脂肪酸 | C25: ペンタコシル酸 |