久米川町
東京都東村山市の町名
久米川町(くめがわちょう)は、東京都東村山市の町名。現行行政地名は久米川町一丁目から五丁目。郵便番号189-0003[3]。
久米川町 | |
---|---|
梅岩寺本堂 | |
北緯35度45分51.8秒 東経139度28分27.3秒 / 北緯35.764389度 東経139.474250度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 東村山市 |
面積 | |
• 合計 | 2.10 km2 |
人口 | |
• 合計 | 16,186人 |
• 密度 | 7,700人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
189-0003[3] |
市外局番 | 042(国分寺MA)[4] |
ナンバープレート | 多摩 |
地理
編集東村山市の北部に位置し、東は青葉町、西は諏訪町、南は本町・恩多町、北は秋津町と、所沢市北秋津・久米と接している。府中街道や所沢街道、さくら通りなどの主要道路沿いに事業所や店舗、工場が立地し、その他は住宅地や耕作地である。町設置以前の大字は久米川(四丁目の一部は野口、五丁目の一部は南秋津)であり、町村制以前の旧村であった大字久米川の中心であった一帯である。今日市内で「久米川」と呼ばれる久米川駅が所在する栄町周辺とは距離があり、当町に「町」をつけて区別する。
地価
編集住宅地の地価は、2019年(平成31年)1月1日の公示地価によれば、久米川町3丁目10番34の地点で18万2000円/m2となっている。
歴史
編集7世紀半ばから8世紀(大化から大宝年間)になると武蔵国府中(府中市)に国府がおかれ、南北に貫いて上野国と武蔵国を結ぶ官道「東山道」が通じていた。鎌倉幕府が成立すると「いざ鎌倉」への道として各地の道路が整備され、地域を貫く道は鎌倉街道の中でも「上ツ道」として、久米川は宿駅として軍事的・経済的にも重視されたことが窺える[5]。
1889年の東村山村成立時以後は大字久米川となり、1964年の市制施行時に現町域を久米川町とした。
地名の由来
編集道興准后の「廻国雑記」(1486)に、現在の柳瀬川を 「くめくめ川」と呼んでいた記載があり、これが地名の由来 のようだ、としている[6]。
世帯数と人口
編集2019年(令和元年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
久米川町一丁目 | 1,575世帯 | 3,798人 |
久米川町二丁目 | 1,394世帯 | 3,585人 |
久米川町三丁目 | 1,446世帯 | 3,334人 |
久米川町四丁目 | 1,632世帯 | 3,423人 |
久米川町五丁目 | 917世帯 | 2,046人 |
計 | 6,964世帯 | 16,186人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
久米川町一丁目 | 50〜59番地 | 東村山市立秋津小学校 | 東村山市立東村山第二中学校 |
その他 | 東村山市立久米川東小学校 | ||
久米川町二丁目 | 全域 | ||
久米川町三丁目 | 30〜41番地 | ||
その他 | 東村山市立久米川小学校 | ||
久米川町四丁目 | 全域 | ||
久米川町五丁目 | 1〜16番地 17番地の1〜8 17番地の12〜33 25番地 |
東村山市立久米川東小学校 | |
17番地の9〜11 18〜20番地 34番地の14〜15 |
東村山市立化成小学校 | ||
その他 | 東村山市立秋津小学校 |
交通
編集- 西武新宿線が西境となっており町内に駅はないが、東村山駅が南西端より近い。
- 武蔵野線が東村山トンネル内で東部の地下を縦断している。町内に駅はない。
- 東京都道4号東京所沢線(所沢街道)
- 東京都道16号立川所沢線(府中街道)
- 東京都道17号所沢府中線(府中街道、東京都道16号立川所沢線と重複)
- 東京都道40号さいたま東村山線(志木街道)
- 都市計画道路3・4・27号東村山駅秋津線(さくら通り)
- 市道第447号線1(野行通り)※一部区間は都道4号所沢街道バイパス(新所沢街道)として再整備される予定
施設
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “東村山市の統計・平成30年度版”. 東村山市 (2019年7月2日). 2019年8月23日閲覧。
- ^ a b “今月の町別・年齢別人口表”. 東村山市 (2019年8月1日). 2019年8月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年8月23日閲覧。
- ^ 東村山市の歴史-東村山市役所、2019年8月23日閲覧。
- ^ 久米川町の由来-東村山市役所、2019年8月23日閲覧。
- ^ “小・中学校通学区域”. 東村山市 (2013年8月15日). 2019年8月23日閲覧。