亦憐真班
亦憐真班(イリンチンバル)は、高麗の第28代王忠恵王の妃。モンゴル人で、元の皇族の鎮西武靖王チョスバルの娘[2]。クビライの玄孫にあたる。忠恵王が1330年に即位した際に娶る。1367年、元より貞順淑儀公主に封ぜられる[2]。
亦憐真班 | |
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高麗王后 | |
別称 |
徳寧公主 貞順淑儀公主 |
出生 |
至治2年(1322年) |
死去 |
洪武8年3月14日[1] (1375年4月15日) |
埋葬 | 頃陵 |
配偶者 | 忠恵王 |
子女 |
忠穆王 長寧公主 |
父親 | チョスバル |
家族
編集脚注
編集参考文献
編集- 森平雅彦「高麗王家とモンゴル皇族の通婚關係に關する覺書」『東洋史研究』第67巻第3号、東洋史研究会、2008年12月、363-401頁、doi:10.14989/152117、NAID 40016449497。