伊藤病院
日本の東京都渋谷区にある病院
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伊藤病院(いとうびょういん)は、東京・原宿にある病院であり、甲状腺疾患の診療を専門としている。一日平均約1200人が外来診療を、年間に延べ約2,500人が入院診療を受けている[注釈 1][1]。名古屋には2004年(平成16年)に開設された分院、「名古屋甲状腺診療所(旧 大須診療所」がある[2]。また、2017年(平成29年)には札幌市にさっぽろ甲状腺診療所が開設されている[3]。
伊藤病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 伊藤病院 |
英語名称 | Ito Hospital |
標榜診療科 | 内科・外科・放射線科・病理診断科 |
許可病床数 |
60床 一般病床:60床 |
開設者 | 伊藤 尹 |
管理者 | 伊藤 公一(院長) |
開設年月日 | 1937年10月 |
所在地 |
〒150-8308 |
PJ 医療機関 |
概要
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伊藤病院が診療している疾患の内訳は、バセドウ病が約3割、橋本病が約2割を占めており、甲状腺癌が約5.5%などとなっている[注釈 2][注釈 1][1]。
歴史
編集1937年(昭和12年)、渋谷区隠田に開設された診療所、伊藤医院をはじまりとする[4]。1939年(昭和14年)には同原宿の表参道沿いである現在地に伊藤病院を開業した[4]。院長・伊藤尹のもとで診療を行っていたが太平洋戦争(大東亜戦争)末期の1945年(昭和20年)5月、アメリカ軍による東京大空襲によって病院を焼失した[4]。
病院は山梨県河口湖に疎開し、敗戦後の同年11月には東京に戻って品川区武蔵小山に病院を再開した[4]。1959年(昭和34年)には分院を設置して原宿での診療も再開、翌年には武蔵小山の病院を閉鎖・統合して、再び原宿を拠点とした[4]。
1995年(平成7年)、老朽化等による病院建て替えのために目黒区大橋に臨時移転、同地にて約2年間診療の後、原宿の新病院(現在の建物)を1997年(平成9年)10月に竣工している[4]。