伏尾温泉
伏尾温泉(ふしおおんせん)は、大阪府池田市伏尾町にある温泉。
伏尾温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯34度51分25.9秒 東経135度26分31.1秒 / 北緯34.857194度 東経135.441972度座標: 北緯34度51分25.9秒 東経135度26分31.1秒 / 北緯34.857194度 東経135.441972度 |
交通 | 阪急バス伏尾バス停下車 |
泉質 | 単純放射能泉 |
泉温(摂氏) | 27 °C |
pH | 8.4 |
宿泊施設数 | 1 |
外部リンク | 不死王閣 |
泉質
編集- 単純放射能泉(天然ラジウム泉)
温泉街
編集「伏尾温泉 不死王閣」として知られている。客室数は70[1]。
北摂山系の五月山より余野川沿いに北上した川岸に位置する一軒宿の温泉である。大阪市内から車で30分の“大阪の奥座敷”というキャッチコピーがある[1]。五月山は桜や紅葉の名所として有名であり、四季折々の景色を温泉周辺でも楽しむことができる。
建物は鉄筋8階建てで、和室や洋室などの客室の他、多目的ホール、ゲームコーナー、会議室などがある[2]。浴場は4階にあり、男女同じ造りになっている[2]。温泉は天然ラジウム泉[1][2]。ぼたん鍋が食べられるプランがある[2][3]。
歴史
編集1933年(昭和8年)に不死王閣が創業し、1967年(昭和42年)に行ったボーリングにより湧出する。源泉は2箇所。
温泉は「衣掛けの湯」という名で呼ばれ、男湯はくれは、女湯はあやはと名付けられている。これは五月山の頂上付近にあったとされる衣懸松(きぬかけのまつ)にまつわる故事に由来している。
現在、不死王閣は、その敷地の広さから観光バスの受け入れも可能ということもあり、団体客の利用が多い[1]。また2003年からは0泊2食の日帰りプランを導入しており、日曜を中心に利用があるという[4]。インバウンド増大に伴い、外国客の受け入れも積極的に行っている[5]。高校野球シーズンの春・夏には、複数の甲子園出場校の宿泊旅館として、利用されている。
アクセス
編集その他、池田駅より無料送迎バスが運行されている。
脚注
編集- ^ a b c d 「観光立国の実現は地方 地域から 新春特別女将座敷会 真心込めたおもてなしで国内外のお客さまに至福の時を!」.『週刊観光経済新聞』.2016年1月5日付朝刊、14面。
- ^ a b c d 野口 1997, p. 536.
- ^ 「[ふれあい小さな旅] 冬の穴場“現代版・猪買い”--大阪府池田市」.『毎日新聞(大阪)』.1999年1月14日付夕刊、3面。
- ^ 「昼チェックイン、夜までゆったり、「0泊2食」温泉、じわじわ浸透(ブームの予感)」.『日経MJ(流通新聞)』.2009年10月5日付朝刊、16面。
- ^ 「客室稼働率、全国1位、大阪の宿泊施設、昨年85.2%、2年連続、奈良は21ポイント上昇の46.3%(熱風インバウンド)」.『日本経済新聞(近畿B)』.2016年3月1日付朝刊、10面。
参考文献
編集- 野口冬人『全国温泉大事典』旅行読売出版社、1997年12月18日、536頁。ISBN 978-4897520599。
関連項目
編集外部リンク
編集- 伏尾温泉(不死王閣)