南市町
奈良県奈良市の町名
南市町(みなみいちちょう)は奈良県奈良市の地名。郵便番号は630-8373。
南市町 | |
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北緯34度40分49秒 東経135度49分47秒 / 北緯34.680207度 東経135.829688度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 奈良県 |
市 | 奈良市 |
面積 | |
• 合計 | 0.007843596 km2 |
人口 | |
• 合計 | 151人 |
• 密度 | 19,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
630-8373 |
ナンバープレート | 奈良 |
地理
編集市の中央部、市街地の中央部に位置する[1]。
小・中学校の学区
編集歴史
編集沿革
編集本町は、1532年(天文元年)の奈良一向一揆で中市が荒廃した後、興福寺六方衆が猿沢池の南方の地を定めて新設した市場であった。当初は新市と呼ばれていたが、やがて南市の称が定着した。 古くは東寺林町から猿沢池あたりまで芝原があった。
1889年(明治22年)から奈良町、1898年(明治31年)からは奈良市に所属している。大正初期から奈良検番などの芸妓の置場ができ、歓楽街として発展した。近年はスナックやバーが多い。
地名の由来
編集1687年(貞享4年)発行の『奈良曝』によれば、天文年間に六方衆が新市を開いていた際、奈良の三条通を境界線として南部を南里と呼んでいた。ここから南里の市の意味で「南市」と称するようになったと言われている。
人口の変遷
編集恵毘寿との関連性
編集南市は鎌倉時代に開かれたとされ、高天市と北市とともに南都の三市とされていた。そのころから恵毘寿は市の守護神として祭られている。毎年1月5日に祭礼が行われ、俗に「5日えびす」といい、大和の数ある「えびす祭」の中でも最もにぎわったと伝えられている。現在も招福と商売繁盛の神様として知られ、1月4日に宵えびす、5日に本えびすを行っている。
交通
編集鉄道は通っていない。道路に関しては幅員が狭く、対向車の行き違いが難しい区間が多い。 路線バスは通っていない。
施設
編集- 春日大社末社南市恵毘須神社
- 南市京家