1. 国手戦(こくしゅせん)は、韓国中国台湾で行われる、囲碁のプロ棋士による棋戦
  2. 国手とは「国で一番の打ち手」の意で、この称号を冠したもの。韓国囲碁界で一度でもトップを取った者に与えられる称号。[1]

韓国の国手戦(국수전)は、韓国棋院設立の翌年1956年に創設された、韓国では最古のタイトル戦であり、現在まで続いている。

概要

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2000年には芮廼偉九段が優勝し、プロ棋士による一般棋戦で初めての女性棋士の優勝となった。

また韓国ではプロ女流国手戦もある。

方式

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  • 敗者復活方式によるトーナメント戦を勝ち抜いた挑戦者が、前年の国手に挑戦する。挑戦手合は1961年から五番勝負(1998-2000年は三番勝負)。
  • コミは6目半
  • 持時間は、(-49期) 予選は各3時間、本戦は各4時間 (50期-)各3時間、1分の秒読み5回

歴代優勝者と挑戦手合

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網掛けは前のタイトル保持者。

優勝 結果 相手
1 1957 趙南哲 辛鎬烈
2 1958 趙南哲 7-0 閔泳鉉
3 1959 趙南哲 4-0 金明煥
4 1960 趙南哲 2-1 金明煥
5 1961 趙南哲 2-1 金鳳善
6 1962 趙南哲 3-1 金寅
7 1963 趙南哲 3-1 李昌世
8 1964 趙南哲 3-2 李昌世
9 1965 趙南哲 3-1 尹奇鉉
10 1966 金寅 3-1 趙南哲
11 1967 金寅 3-0 尹奇鉉
12 1968 金寅 3-0 尹奇鉉
13 1969 金寅 3-1 趙南哲
14 1970 金寅 3-0 金在九
15 1971 金寅 3-2 趙南哲
16 1972 尹奇鉉 3-2 金寅
17 1973 尹奇鉉 3-1 盧永夏
18 1974 河燦錫 3-1 尹奇鉉
19 1975 河燦錫 3-1 姜哲民
20 1976 曺薫鉉 3-1 河燦錫
21 1977 曺薫鉉 3-0 洪鍾賢
22 1978 曺薫鉉 3-0 金秀壮
23 1979 曺薫鉉 3-0 河燦錫
24 1980 曺薫鉉 3-0 徐奉洙
25 1981 曺薫鉉 3-1 徐奉洙
26 1982 曺薫鉉 3-1 徐奉洙
27 1983 曺薫鉉 3-2 徐奉洙
28 1984 曺薫鉉 3-1 徐奉洙
29 1985 曺薫鉉 3-0 徐奉洙
30 1986 徐奉洙 3-0 曺薫鉉
31 1987 徐奉洙 3-1 曺薫鉉
32 1988 曺薫鉉 3-0 徐奉洙
33 1989 曺薫鉉 3-1 李昌鎬
優勝 結果 相手
34 1990 李昌鎬 3-0 曺薫鉉
35 1991 曺薫鉉 3-2 李昌鎬
36 1992 曺薫鉉 3-1 李昌鎬
37 1993 李昌鎬 3-0 曺薫鉉
38 1994 李昌鎬 3-2 曺薫鉉
39 1995 李昌鎬 3-1 曺薫鉉
40 1996 李昌鎬 3-2 曺薫鉉
41 1997 李昌鎬 3-1 徐奉洙
42 1998 曺薫鉉 2-0 李昌鎬
43 1999 芮廼偉 2-1 曺薫鉉
44 2000 曺薫鉉 3-0 芮廼偉
45 2001 李昌鎬 3-1 曺薫鉉
46 2002 李昌鎬 3-0 趙漢乗
47 2003 崔哲瀚 3-2 李昌鎬
48 2004 崔哲瀚 3-0 李昌鎬
49 2005 李昌鎬 3-2 崔哲瀚
50 2006 尹畯相 3-1 李昌鎬
51 2007 李世乭 3-0 尹畯相
52 2008 李世乭 3-1 睦鎮碩
53 2009 李昌鎬 3-1 洪基杓
54 2010 崔哲瀚 3-1 李昌鎬
55 2011 趙漢乗 3-2 崔哲瀚
56 2012 趙漢乗 3-0 崔哲瀚
57 2013[2] 趙漢乗 3-1 李世乭
58 2015[3] 朴廷桓 3-1 趙漢乗
59 2015[4] 朴廷桓 3-0 趙漢乗

出典

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  1. ^ 『勝負する心 李昌鎬自伝』p69
  2. ^ 2013年11月‐2014年1月
  3. ^ 2015年1月
  4. ^ 2015年12月‐

外部リンク

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