国道51号

千葉県から茨城県に至る一般国道

国道51号(こくどう51ごう)は、千葉県千葉市中央区から茨城県水戸市に至る一般国道である。

一般国道
国道51号標識
国道51号
地図
地図
総延長 127.6 km
実延長 127.6 km
現道 125.9 km
制定年 1963年(昭和38年)
起点 千葉県千葉市中央区
広小路交差点(北緯35度36分38.12秒 東経140度7分28.63秒 / 北緯35.6105889度 東経140.1246194度 / 35.6105889; 140.1246194 (広小路交差点)
主な
経由都市
千葉県四街道市佐倉市
成田市香取市
茨城県稲敷市潮来市
鹿嶋市鉾田市
終点 茨城県水戸市
水戸駅前交差点(北緯36度22分19.48秒 東経140度28分32.29秒 / 北緯36.3720778度 東経140.4756361度 / 36.3720778; 140.4756361 (水戸駅前交差点)
接続する
主な道路
記法
国道14号標識 国道14号
国道126号標識 国道126号
国道163号標識 国道16号
国道125号標識 国道125号
国道124号標識 国道124号
国道6号標識 国道6号
国道50号標識 国道50号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
起点ポスト
千葉県千葉市中央区広小路交差点
終点
茨城県水戸市水戸駅前交差点

概要

編集
 
茨城県鉾田市樅山(2013年1月)

千葉県の県庁所在地で、東京湾岸に位置する千葉市中央区国道14号終点(広小路交差点)から、同県北部の北総地域を横断して利根川を越えて、さらに茨城県鹿島灘沿岸を北上して県庁所在地でもある水戸市国道50号終点(水戸駅前)に至る延長約128 キロメートル (km) の一般国道の路線である。かつての佐倉街道成田街道佐原街道飯沼街道を踏襲している。主な通過地は、千葉市若葉区、千葉県印旛郡酒々井町成田市香取市、茨城県潮来市鹿嶋市鉾田市東茨城郡大洗町である。千葉市内に京葉道路貝塚IC国道16号に接続するバイパス道路があり、茨城県潮来市 - 鹿嶋市間の鹿嶋バイパスに並行する旧道の一部(神宮橋)がある。千葉県内では東関東自動車道水戸線と概ね並行するルートで、佐倉IC大栄ICで接続しているほか、水戸市内で北関東自動車道の延長道路にあたる東水戸道路国道6号)と水戸大洗ICで接続する。沿線に、成田空港鹿島港茨城港大洗港区があり、これら重要港をつなぐ路線でもある。

路線データ

編集

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

編集

路線状況

編集

別名

編集
  • 佐倉街道(千葉佐倉道):千葉市中央区(広小路交差点) - 佐倉市(神門(ごうど)交差点)
  • 成田街道:印旛郡酒々井町 - 成田市(寺台IC)
  • 佐原街道:成田市(寺台IC) - 香取市(水郷大橋)
いずれも千葉県道路愛称名による愛称[5][6][7][8]

バイパス

編集
 
鹿嶋バイパス
カシマサッカースタジアム付近
茨城県鹿嶋市大字明石
 
大洗バイパス
茨城県東茨城郡大洗町大貫町

道路改良事業

編集
  • 千葉市 - 佐倉市(北千葉拡幅事業)
千葉市若葉区貝塚町 - 佐倉市馬渡 事業中。
成田市飯仲 - 成田市東金山 全計画5.8 kmのうち、4.6 kmが4車線で供用中である。
成田市桜田 - 成田市所 事業中。
  • 潮来市(潮来バイパス)
潮来市小泉 - 潮来市洲崎 事業中。

重複区間

編集
  • 国道125号(千葉県香取市佐原・国道356号交点 - 茨城県稲敷市西代・北田交差点)
  • 国道355号(千葉県香取市佐原・国道356号交点 - 茨城県潮来市永山・永山交差点)
  • 国道124号(茨城県鹿嶋市宮中 - 水戸市三の丸・水戸駅前交差点(終点))
  • 国道245号(茨城県水戸市塩崎町・塩崎町交差点 - 水戸市三の丸・水戸駅前交差点(終点))

道路施設

編集

主要な橋梁

編集

トンネル

編集
  • 十余三トンネル - 成田空港B滑走路のために初代のトンネルが造られたが、滑走路の北側延長により、2008年6月に延長428.8m、幅員9.5m×2連の2代目のトンネルとなった。

渋滞

編集

地理

編集
 
国道6号との交差
茨城県水戸市浜田2丁目

通過市町村

編集

交差する道路

編集
千葉県
 茨城県

ギャラリー

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2006年3月27日、成田市へ編入。
  3. ^ 2006年3月27日に、香取郡小見川町山田町栗源町とともに合併して、香取市となる。
  4. ^ 2005年3月22日に、江戸崎町新利根町東町桜川村が合併し、稲敷市となる。
  5. ^ 2001年4月1日に、行方郡潮来町へ編入され、潮来市となる。
  6. ^ a b 1995年9月1日 - 鹿島郡鹿島町が同郡大野村を編入し、鹿嶋市となる。
  7. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在

出典

編集
  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月4日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
  4. ^ 道路の区域変更・道路の供用開始(昭和46年2月22日 茨城県告示第195・196号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5889号: p. pp. 2–3, (1971年2月22日) 
  5. ^ 道路愛称名”. 千葉県 (2010年12月16日). 2013年4月8日閲覧。
  6. ^ 佐倉街道” (PDF). 千葉県. 2013年4月8日閲覧。
  7. ^ 成田街道” (PDF). 千葉県. 2013年4月8日閲覧。
  8. ^ 佐原街道” (PDF). 千葉県. 2013年4月8日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
  NODES