国際開発協会
世界銀行グループの一員
国際開発協会(こくさいかいはつきょうかい、International Development Association, IDA)は、1960年9月24日に設立された国連の専門機関である。 2021年11月現在、加盟国は174カ国・地域である。
International Development Association | |
略称 | IDA |
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設立 | 1960年 |
種類 | 開発金融機関 |
法的地位 | 条約 |
目的 | 開発援助・貧困削減 |
本部 | アメリカ合衆国ワシントンD.C. |
会員数 | 174 ヵ国[1] |
上部組織 | 世界銀行グループ |
ウェブサイト |
www |
世界銀行グループ
編集IDAは、アメリカ合衆国・ワシントンD.C.に拠点を置く世界銀行グループの一員であり、最貧国に対する長期無利息の借款を国際復興開発銀行(IBRD)よりも長期に貸し出す業務を行っている。このため、「世界銀行最貧国向け基金」と言う別名を持ち、IDAの日本語サイトにも表示されている。また、「第二世界銀行」とも呼称される場合もある。
業務内容
編集IDAの業務は、最貧国(一般に年収500ドルを下回る国)に対する補助金と低金利借款で、約30年間の弁済期間と無償となっている。IDAの借款は、加盟国から直接寄付された資金であり、IBRDの費用とIDA借款国に支給する額との差額が原資になっている。
脚注
編集- ^ “History - What is IDA?” (英語). International Development Association - World Bank. 2021年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月30日閲覧。