大河内一楼

脚本家、小説家

大河内 一楼(おおこうち いちろう、1968年昭和43年〉3月28日[1] - )は、宮城県仙台市出身の脚本家小説家早稲田大学人間科学部卒業[2]

おおこうち いちろう
大河内 一楼
プロフィール
誕生日 (1968-03-28) 1968年3月28日(56歳)
出身地 日本の旗 日本宮城県仙台市
主な作品
アニメOVERMANキングゲイナー
あずまんが大王
プラネテス
魔法先生ネギま!
コードギアス 反逆のルルーシュ
ギルティクラウン
革命機ヴァルヴレイヴ
甲鉄城のカバネリ
プリンセス・プリンシパル
ルパン三世 Part5
機動戦士ガンダム 水星の魔女
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経歴

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元々はアニメ業界を目指していた訳ではなかったが[3]早稲田大学在学中に富士見書房ドラゴンマガジン編集部にてアルバイトを始めたのがきっかけで業界入り[4]

3年間の編集アルバイトを経てフリーライターとなり、ゲームの攻略本のライター等を経験後、『少女革命ウテナ』の小説を執筆し小説家としてデビュー。

その後、サンライズから『∀ガンダム』の脚本を執筆してみないかと誘われ、第23話「テテスの遺言」でアニメの脚本デビューを果たし、他作品のシリーズ構成等を手がけるようになった[5]

代表作は『∀ガンダム』『OVERMANキングゲイナー』『プラネテス』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『革命機ヴァルヴレイヴ』など。

『コードギアス』で副シリーズ構成を務めた吉野弘幸は学生時代の友人[5]。一番影響を受けた先達の脚本家星山博之とし、『∀ガンダム』で星山の書いたシナリオを100回以上読んでアニメのシナリオの書き方を学んだという。

主な作品

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アニメーション

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1999年
2001年
2002年
2003年
2005年
2006年
2008年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2021年
2022年
2023年
2024年

小説

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ゲーム

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  • 少女革命ウテナ いつか革命される物語(脚本 / 1998年)
  • 新世紀エヴァンゲリオンTCG(ゲームデザイン〈共作〉1998年)
  • ガンダムウォー (ゲームデザイン〈共作〉1999年)
  • 『犬夜叉 呪詛の仮面』(脚本 / 2004年)

受賞歴

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1999年(平成11年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2005年(平成17年)
  • 東京国際アニメフェア2006優秀作品賞『交響詩篇エウレカセブン』(脚本)
  • 平成17年度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『交響詩篇エウレカセブン』(脚本)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
  • 第12回アニメーション神戸作品賞『コードギアス 反逆のルルーシュ』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
  • 東京国際アニメフェア2007優秀作品賞『コードギアス 反逆のルルーシュ』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
  • 平成19年度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『コードギアス 反逆のルルーシュ』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
2008年(平成20年)
  • 第13回アニメーション神戸作品賞受賞『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
  • 平成20年度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
  • 東京国際アニメフェア2008優秀作品賞『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(ストーリー原案 / シリーズ構成)
  • 東京国際アニメフェア2008脚本賞(個人賞)
2012年(平成24年)
  • Oregon Film Awards銀賞 映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』(脚本)
  • 第21回セントルイス映画祭 長編コンペティション部門選出 映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』(脚本)
  • カナダ・ファンタジア国際映画祭 正式招待作品選出 映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』(脚本)
  • アヌシー国際映画祭長編コンペ部門アウトオブコンペ作品選出 映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』(脚本)
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』(脚本)
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』(脚本)
2013年(平成25年)
  • アヌシー国際映画祭長編コンペ部門ノミネート 映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』(脚本)
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』(脚本)
2014年(平成26年)
  • カナダ・ファンタジア映画祭今敏賞(Satoshi Kon Award)受賞 映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』(脚本)
  • VFX-JAPANアワード2014「劇場公開アニメーション映画部門」優秀賞 映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』(脚本)
2016年(平成28年)
  • ニュータイプアニメアワード作品賞(テレビ放送作品)『甲鉄城のカバネリ』(シリーズ構成 / 脚本)
  • ニュータイプアニメアワード脚本賞
 2017年(平成29年)
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『甲鉄城のカバネリ』(シリーズ構成 / 脚本)
2019年(平成31年 / 令和元年)
2020年(令和2年)
  • 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』(構成)
  • アヌシー国際映画祭長編コンペ部門ノミネート 映画『ぼくらの7日間戦争』(脚本)
  • スペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」アニメーション部門 最優秀長編作品賞 映画『ぼくらの7日間戦争』(脚本)

2021年(令和3年)

  • スコットランド・ラブズ・アニメ2021観客賞『アイの歌声を聴かせて』(脚本)
  • 第45回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞『アイの歌声を聴かせて』(脚本)

脚注

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  1. ^ 渋谷アニメランド
  2. ^ 🦝大河内🧐一楼🍅さんはTwitterを使っています: 「自分のwikipedia見たら大学中退になってる!? 卒業してます。なぜ、こんなことに……。」 / Twitter
  3. ^ ドクトルF (2006年3月28日). “大河内一楼氏インタビュー”. アミューズメントメディア総合学院 - 東京校. 2012年12月15日閲覧。
  4. ^ シリーズ構成・大河内一楼編 第1回 分岐点の大学5年”. 『コードギアス』への道. 『コードギアス』関連オフィシャルブログ (2006年8月4日). 2012年12月15日閲覧。
  5. ^ a b シリーズ構成・大河内一楼編 第4回 初シナリオと初シリーズ構成”. 『コードギアス』への道. 『コードギアス』関連オフィシャルブログ (2006年8月15日). 2012年12月15日閲覧。
  6. ^ プラネテス : 作品情報”. アニメハック. 2020年10月4日閲覧。
  7. ^ “SPY×FAMILY:「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」12月22日公開 脚本に大河内一楼 「世界一壮絶な家族旅行」 テレビアニメシーズン2は10月スタート”. まんたんウェブ (MANTAN). (2023年3月26日). https://mantan-web.jp/article/20230326dog00m200012000c.html 2023年3月26日閲覧。 
  8. ^ STAFF”. グレンダイザーU 2024 ON AIR. 2023年8月5日閲覧。
  9. ^ 『まんたんウェブ』MANTAN、2023年12月18日。2023年12月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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