大西 祥平(おおにし しょうへい、1952年9月17日 - 2010年3月18日)は、日本医学者医師慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科元教授、同大学スポーツ医学研究センター元所長。専門はスポーツ医学循環器内科、運動生理学博士(医学)(慶應義塾大学、1993年)。

略歴

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1977年、慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院に勤務(循環器内科)。同大学医学部助手、スポーツ医学研究センター助教授、同センター副所長等を経て教授へ。1993年に博士(医学)となる。

2010年3月19日、前日に死亡確認した旨を日本相撲協会が発表した。

日本アンチ・ドーピング機構専門委員としての功績

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  • 日本アンチ・ドーピング機構の専門委員及び日本相撲協会のアンチ・ドーピング委員を務めており、日本相撲協会が2008年9月に実施した薬物検査において現役力士2名から大麻の陽性反応があり、その後両力士が吸引の事実を否定している問題では、スポーツ医学・ドーピング検査の専門家(医学者)の立場から、「明らかに自身が吸ったと判断せざるを得ない」との見解を示したが、その頃から原因不明の体調不良に襲われた模様。2009年頃からは体調不良で講義を休むことが目立っていた。[1]

脚注

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  1. ^ 「国技大乱:/上 北の湖理事長辞任 科学に屈した強弁」-(毎日新聞、2008年9月9日朝刊)
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