安部製菓
日本の製菓会社
安部製菓株式会社(あべせいか)は、愛知県名古屋市西区則武新町二丁目に本社を置く製菓会社である。
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町二丁目2番19号[1] 北緯35度10分58.5秒 東経136度52分54.4秒 / 北緯35.182917度 東経136.881778度座標: 北緯35度10分58.5秒 東経136度52分54.4秒 / 北緯35.182917度 東経136.881778度 |
設立 | 1969年1月[1] |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 9180001024658 |
事業内容 | ラムネ菓子・キャラメル等製造[1] |
代表者 | 代表取締役社長 安部彰二[1] |
資本金 | 2000万円[1] |
従業員数 | 40名[1] |
主要子会社 | 安部株式会社 |
外部リンク | https://www.abeseika.co.jp/ |
特記事項:1916年(大正5年)4月 創業 |
概要
編集1916年創業[1]。ラムネ菓子やキャラメルなどの製造を行っている。創業以来、89期連続黒字を記録しているという[2]。
主な製品
編集他 少子化による子供向けお菓子市場の縮小を見据え、対象を子供に限らないユニークなものや健康志向の商品開発を行っているという[2]。前者の例としては「味噌キャラメル」、後者の例としては「キャラメルカムカム」が挙げられる[4]。カクキューとの提携による「味噌キャラメル」のほか、世界の山ちゃんで知られるエスワイフードとの提携による「世界の山ちゃん 手羽先風キャラメル」「山ちゃんキャラメル」、「ねのひ」で知られる盛田との提携による「吟醸酒入り お酒のキャラメル」もあり、他社との協力による製品づくりも多く存在する[4]。
沿革
編集- 1916年(大正5年)5月 - 創業者安部篤二が名古屋市西区北駅町において安部製菓所として創業[1]。ヨーチビスケット、金米糖、掛物豆菓子などの菓子の製造を開始する[1]。
- 1926年(大正15年)10月 - 工場を現在地(当時は西区南押切町5丁目[5])へ移転[1]。
- 1944年(昭和19年)6月 - 合資会社安部商店設立[1]。
- 1946年(昭和21年) - 製粉の委託加工を開始[1]。
- 1962年(昭和37年)8月 - 会社名を安部製菓合資会社に変更[1]。この年、創業者の篤二は会長に退き、次男の正男が社長に就任している[6]。
- 1967年(昭和42年) - ラムネ菓子の製造開始[1]。正男がアメリカ視察の折に見かけたラムネ菓子を改良したもので、日本初のブドウ糖を主原料としたラムネ菓子であった[7]。
- 1969年(昭和44年)1月 - 安部製菓株式会社設立[1]。安部製菓合資会社を合資会社安部商店に社名を再変更し、不動産管理会社とする[1]。
- 2000年(平成12年)2月 - 販売会社安部株式会社を設立[1]。製造部門と販売部門を分離する[1]。
- 2008年(平成20年)2月 - キャラメル製造ラインの増設[1]。
- 2009年(平成21年)12月 - 安部製菓株式会社は合資会社安部商店を吸収合併[1]。
脚注
編集参考文献
編集- 岩田憲明『なるほど!元気な名古屋の企業100社』ソフトバンク ビジネス、2007年4月15日。ISBN 978-4-7973-3308-4。
- 北見昌郎『愛知千年企業 大正時代編』中日新聞社、2016年2月12日。ISBN 978-4-8062-0701-6。
- 中部経済新聞社『跡継ぎ天職として』中部経済新聞社、2010年、70-75頁。ISBN 9784885201417。
関連項目
編集- 共親製菓 - 創業者が篤二の甥にあたる