宮崎嶺雄
宮崎 嶺雄(みやざき みねお、1908年11月1日 - 1980年9月10日)は、日本のフランス文学者、翻訳家。 1930年東京帝国大学心理学科中退。岸田国士に師事して小説を書き、1941年フランス文学賞を受賞。 戦後、創元社編集長を務め、フランス文学、推理小説の翻訳を行った。
翻訳
編集- 『三人 パスカル・イプセン・ドストエフスキー』(シユアレス、山本書店) 1935年
- 『ドストエフスキー』(アンドレ・シュアレス、山本書店) 1935年
- 『愛の妖精 プチット・ファデット』(ジョルジュ・サンド、岩波文庫) 1936年
- 『サユウル』( アンドレ・ジッド、岸田国士共訳、建設社、 アンドレ・ジッド全集) 1935年
- 『笛師のむれ』(ジョルジュ・サンド、岩波文庫) 1937 - 1939年
- 『谷間の百合』(バルザック、創元社) 1940 - 1941年
- のち岩波文庫
- 『ペスト』(アルベール・カミュ、創元社) 1950年
- のち新潮文庫
- 『戒厳令』(カミュ、新潮社、現代フランス戯曲叢書) 1952年
- 『三銃士物語』(デューマ、創元社、世界少年少女文学全集(フランス篇)) 1955年)
- 『男の首 / 黄色い犬』(ジョルジュ・シムノン、東京創元社) 1956年
- のち創元推理文庫
- 『ルナール名作集』(ルナール、あかね書房、少年少女世界文学選集) 1957年
- 『その子を殺すな』(ノエル・カレフ、東京創元社) 1958年
- のち創元推理文庫
- 『死刑台のエレベーター』(ノエル・カレフ、東京創元社、クライム・クラブ) 1958年
- のち創元推理文庫
- 『黄色い部屋の謎』(ガストン・ルルー、中央公論社) 1962年
- のち創元推理文庫
- のち嶋中文庫
- のち創元推理文庫
- 『名も知れぬ牛の血』(ノエル・カレフ、創元推理文庫) 1963年
- 『にんじん』(ルナール、偕成社、少年少女世界名作選) 1966年