尾崎神社

石川県金沢市にある神社

尾崎神社(おざきじんじゃ)は、石川県金沢市にある神社天照大神東照大権現加賀藩三代藩主前田利常を祀る。朱塗りの社殿には徳川家康の紋が散りばめられ、金沢城江戸北陸日光と呼ばれ崇められた。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。別名を金沢東照宮[1]という。

尾崎神社
尾崎神社
拝殿
所在地 石川県金沢市丸の内5-5
位置 北緯36度34分9.18秒 東経136度39分26.93秒 / 北緯36.5692167度 東経136.6574806度 / 36.5692167; 136.6574806 (尾崎神社)座標: 北緯36度34分9.18秒 東経136度39分26.93秒 / 北緯36.5692167度 東経136.6574806度 / 36.5692167; 136.6574806 (尾崎神社)
主祭神 天照大神
東照大権現
前田利常
創建 寛永20年(1643年
本殿の様式 三間社流造
地図
尾崎神社の位置(金沢市街内)
尾崎神社
尾崎神社
尾崎神社の位置(金沢市内)
尾崎神社
尾崎神社
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神門

歴史

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寛永20年(1643年)に加賀藩四代藩主前田光高金沢城北の丸に東照三所大権現社として建立する。1874年明治7年)、神仏分離により尾崎神社と改称する。

1878年(明治11年)、金沢城が陸軍省用地となり、現在地に移築された。

1930年(昭和5年)12月13日国宝(旧国宝)に指定された[2]

祭神

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境内

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  • 本殿
  • 中門
  • 幣殿
  • 拝殿
  • 神門
  • 豊受稲荷社
  • 裏門

文化財

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重要文化財

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  • 本殿[3] - 江戸時代初期、寛永20年(1643年)建立、三間社流造 本瓦型銅板葺、大工木原木工允
  • 中門[4] - 江戸時代初期、寛永20年(1643年)建立、平唐門 本瓦型銅板葺、大工木原木工允
  • 透塀[5] - 江戸時代初期、寛永20年(1643年)建立、桟瓦葺、大工木原木工允
  • 拝殿及び幣殿[6] - 江戸時代初期、寛永20年(1643年)建立、入母屋造 平入 向拝一間 本瓦型銅板葺、大工木原木工允
  • 附棟札3枚

所在地

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  • 〒920-0937 石川県金沢市丸の内5-5

交通アクセス

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周辺情報

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脚注

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  1. ^ 石川県ホームページ・金沢東照宮(尾崎神社)の研究
  2. ^ 『愛蔵版 石川富山 昭和あのとき ストーリー編』(2014年8月5日、北國新聞社、富山新聞社発行)463頁。
  3. ^ 尾崎神社 本殿 - 文化遺産オンライン文化庁
  4. ^ 尾崎神社 中門 - 文化遺産オンライン文化庁
  5. ^ 尾崎神社 透塀 - 文化遺産オンライン文化庁
  6. ^ 尾崎神社 拝殿及び幣殿 - 文化遺産オンライン文化庁

外部リンク

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