尾関知人
調教師
尾関 知人(おぜき ともひと、1971年12月17日 - )は、日本中央競馬会(美浦トレーニングセンター)所属の調教師。日本調教師会副会長・関東本部長[1]。
尾関知人 | |
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2015年の万葉ステークスをステラウィンドで勝利した時の表彰場面 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県八千代市 |
生年月日 | 1971年12月17日(52歳) |
所属団体 | 日本中央競馬会 |
初免許年 | 2008年 |
重賞勝利 | 16勝 |
経歴 | |
所属 |
厩務員・調教厩務員 1999年 藤沢和雄厩舎 1999年-2000年 藤原辰雄厩舎 調教助手 2000年-2002年 和田正道厩舎 2002年-2008年 大久保洋吉厩舎 |
日本調教師会サイトでは「尾關 知人」と表記されている[1]。
経歴
編集岩手大学農学部獣医学科卒業。1999年4月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同年10月に藤沢和雄厩舎に調教厩務員として所属し、1か月後の同年11月から2002年5月まで藤原辰雄厩舎に調教厩務員として所属。その後、調教助手として和田正道厩舎(2000年 - 2002年)、大久保洋吉厩舎(2002年-2008年)に所属した。
2008年に調教師試験に合格し、免許を取得。翌年の2009年3月1日付で美浦トレーニングセンターに厩舎を開業[4]。
初出走は2009年3月1日の第2回中山競馬第2日目第3競走(サラ3歳未勝利戦)(ノボパガーレ/14着)。開業初勝利は2009年4月11日の第3回中山競馬第5日目第5競走(サラ3歳未勝利戦)でのノボパガーレであった。
開業3年目の2011年9月4日、第31回新潟2歳ステークスをモンストールで制覇したのが初重賞勝利。2012年度は35勝を挙げて優秀調教師賞を受けた。
調教師成績
編集日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2009年3月1日 | 2回中山2日3R | 3歳未勝利 | ノボパガーレ | 16頭 | 3 | 14着 |
初勝利 | 2009年4月11日 | 3回中山5日5R | 3歳未勝利 | ノボパガーレ | 15頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走 | 2009年6月13日 | 3回東京7日9R | 東京ジャンプステークス | ノボライトニング | 14頭 | 12 | 12着 |
重賞初勝利 | 2011年9月4日 | 4回新潟8日11R | 新潟2歳ステークス | モンストール | 18頭 | 4 | 1着 |
GI初出走 | 2012年3月25日 | 1回中京8日11R | 高松宮記念 | サクラゴスペル | 18頭 | 10 | 9着 |
GI初勝利 | 2016年10月2日 | 4回中山8日11R | スプリンターズステークス | レッドファルクス | 16頭 | 3 | 1着 |
主な管理馬
編集GI級競走優勝馬
編集- レッドファルクス(2016年CBC賞[5]、スプリンターズステークス[6]、2017年京王杯スプリングカップ、スプリンターズステークス)
- グローリーヴェイズ (2019年日経新春杯、2019年・2021年香港ヴァーズ、2020年京都大賞典)
- ドゥレッツァ(2023年菊花賞)
グレード制重賞優勝馬
編集- モンストール(2011年新潟2歳ステークス)
- サクラゴスペル(2013年・2015年オーシャンステークス、2015年京王杯スプリングカップ)
- サクラプレジール(2013年フラワーカップ)
- ココロノアイ(2014年アルテミスステークス 2015年チューリップ賞)
- スルーセブンシーズ(2023年中山牝馬ステークス)
出典:[7]
主な厩舎スタッフ
編集脚注
編集- ^ a b “一般社団法人 日本調教師会”. 一般社団法人 日本調教師会. 2022年3月1日閲覧。
- ^ 競馬最強の法則 2018年4月号「ターザン山本 炎上デスマッチ」
- ^ 熊本県とする記述もあり(尾関知人調教師 競馬ラボインタビュー)
- ^ 調教師5名が勇退・3名が引退・5名が新規開業 JRAレーシングプログラム掲載(2009年3月15日)
- ^ 2016年CBC賞レース結果 - netkeiba.com、2016年10月2日閲覧
- ^ 【スプリンターズS】3番人気レッドファルクス 差し切ってG1初制覇!サンケイスポーツ、2016年10月2日閲覧
- ^ “尾関 知人(調教師)|重賞勝鞍”. 競馬予想のウマニティ. 2024年1月27日閲覧。
外部リンク
編集- ブログ「NO HORSE, NO LIFE !」
- 調教師情報 尾関知人 - JRAホームページ