島田修三
日本の歌人・古典文学研究者
島田 修三(しまだ しゅうぞう、1950年8月18日 - )は、日本の歌人、日本古典文学研究者。愛知淑徳大学学長。
島田 修三 | |
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誕生 |
1950年8月18日(74歳) 神奈川県横浜市 |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 |
横浜市立大学文理学部卒業 早稲田大学大学院博士課程中退 |
ジャンル | 短歌 |
主な受賞歴 |
名古屋市芸術奨励賞(1993年) 寺山修司短歌賞(2002年) 前川佐美雄賞(2008年) 山本健吉文学賞(2009年) 若山牧水賞(2010年) 迢空賞(2011年) 中日短歌大賞(2011年) 中日文化賞(2021年) |
所属 | まひる野 |
人物情報 | |
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生誕 |
1950年8月18日(74歳) 日本・神奈川県横浜市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
横浜市立大学文理学部 早稲田大学大学院文学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
日本文学 古典文学 和歌文学 |
研究機関 | 愛知淑徳大学 |
学位 | 文学修士 (早稲田大学) |
主要な作品 |
ラムネ菓子 花海棠 濁れるあたり 泰山木の花 水噴くごとき 桜咲くころ 述懐、ときどき名古屋 このあたり 日々のかたへ 朝の螢 俺の手は見ろよ 三つの昔のクロニクル フリージア うはのそら いいなあ長嶋 夢のやうに良夜 夏越え秋過ぎ 冬の嵐 ちあきなおみの気分 草原の輝き 耳ふかく チック・コリアの訃報 放課後の音楽室 トロイメライ 夜のしじまに 魔法瓶 |
学会 |
上代文学会 早稲田大学国文学会 美夫君志会 現代歌人協会 |
主な受賞歴 |
平成5年度名古屋市芸術賞奨励賞 第7回寺山修司短歌賞 平成16年度愛知県芸術文化選奨 第6回前川佐美雄賞 第9回山本健吉文学賞 第1回中日短歌大賞 第15回若山牧水賞 第45回迢空賞第71回愛知県表彰 第56回短歌研究賞 令和2年度文化庁地域功労者表彰 第13回小野市詩歌文学賞 第74回中日文化賞 |
脚注 |
人物・来歴
編集神奈川県横浜市生まれ[1]。歌誌「まひる野」運営委員。1975年横浜市立大学文理学部日本文学専攻卒業、「まひる野」に入会。1982年早稲田大学大学院博士課程中退。専攻は万葉集。在学中に武川忠一が顧問を務める「短歌研究会」に所属し、内藤明、小島ゆかり、米川千嘉子らと活動した[2]。
愛知淑徳大学文化創造学部教授、副学長を経て、2011年より学長。学生時代に吉野秀雄『寒蝉集』の影響を受け、窪田章一郎に師事。中日新聞歌壇選者。古典の教養を背景としながら、現代の消費社会を露悪的・批評的に表現する過激な歌風が特徴[3]。「まひる野」では若手の多いマチエール欄の選歌を担当。ゼミ出身者には後藤由紀恵、富田睦子、飛鳥井千砂(小説家)などがいる。
受賞歴
編集著書
編集- 『晴朗悲歌集』砂子屋書房 1991年
- 『離騒放吟集』砂子屋書房 1993年
- 『東海憑曲集』ながらみ書房 1995年
- 『風呂で読む近代の名歌』世界思想社 1995年
- 『古代和歌生成史論』砂子屋書房 1997年
- 『短歌入門 基礎から歌集出版までの五つのステージ』池田書店 1998年
- 『島田修三歌集』砂子屋書房〈現代短歌文庫〉 2000年
- 『シジフオスの朝 歌集』砂子屋書房 2001年
- 『「おんな歌」論序説』ながらみ書房 2006年
- 『東洋の秋 歌集』ながらみ書房 2007年
- 『蓬歳断想録』短歌研究社 2010年
- 『帰去来の声』砂子屋書房〈現代三十六歌仙〉 2013年
- 『古歌そぞろ歩き』本阿弥書店 2017年
- 『露台亭夜曲』KADOKAWA 2020年
- 『秋隣小曲集』砂子屋書房 2020年
外部リンク
編集- 島田修三 - researchmap
- 島田修三 - J-GLOBAL
- 教育研究業績閲覧システム - 愛知淑徳大学
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.262
- ^ 武川先生、そして佐々木君
- ^ 小高賢編『現代短歌の鑑賞101』162頁。
- ^ 令和2年度地域文化功労者表彰名簿
- ^ “第74回中日文化賞決まる”. 中日新聞Web (2021年5月3日). 2021年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月8日閲覧。