布勢清直
布勢 清直(ふせ の きよなお)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は正五位下・上総守。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 正五位下・上総守 |
主君 | 光仁天皇→桓武天皇 |
氏族 | 布勢朝臣 |
経歴
編集宝亀3年(772年)従五位下・少納言に叙任され、宝亀5年(774年)武蔵介として地方官に転じる。
宝亀9年(778年)唐使・孫興進を唐に送り返すための送唐客使となり、翌宝亀10年(779年)唐に渡る。翌天応元年(781年)6月に帰国し[1]、9月に渡唐の功労により二階昇進して正五位下に叙せられる。その後、短期間に兵部大輔・民部大輔を務めた後、天応2年(782年)上総守として再び地方官に転じた。
官歴
編集『続日本紀』による。
脚注
編集- ^ 『続日本紀』天応元年6月24日条