後藤幸男
日本の経営学者
後藤 幸男(ごとう ゆきお、1928年8月20日 - 2024年1月15日[1])は、日本の経営学者。経営学博士(神戸大学・論文博士・1968年)。神戸商科大学名誉教授・元学長。2006年瑞宝中綬章受章。
略歴
編集愛知県一宮市生まれ。名古屋大学経済学部卒業。1954年同大学院修了、名古屋大学助手、1957年神戸商科大学講師、1959年助教授、1965年教授、1968年「企業の投資決定論」で経営学博士(神戸大学)の学位を取得。1986年学長。1990年定年退任、名誉教授、追手門学院大学経営学部教授[2]。2001年日本経営財務研究学会会長[3]。2006年瑞宝中綬章受章[4]。古賀守等と親交があり、ドイツワインの啓蒙に努めた。また、自分の主催しているメッセで当時皇太子であった上皇明仁と誤ってぶつかり合い、内定していた学習院大学名誉教授の地位を棒に振ったとの伝説がある。
著書
編集共編著
編集- 『経営学を学ぶ』執筆者代表 有斐閣選書 1971
- 『経営財務』森昭夫共編 有斐閣双書 1972
- 『付加価値会計』青木脩,山上達人共編 中央経済社 1977
- 『テキストブック経営分析 経営構造と経営能力の分析』山上達人共編 有斐閣ブックス 1979
- 『経営学総論』編 税務経理協会 1986
- 『現代経営管理のフロンティア』編著 中央経済社 1988
- 『現代の企業財務戦略』編 税務経理協会 1988
- 『財務・金融小辞典』諸井勝之助共編著 中央経済社 1992
- 『新経営管理論講義 増補版』中橋国蔵,三木信一共編著 中央経済社 1992
- 『新経営財務論講義』田淵進共編著 中央経済社 1994
- 『経営と会計のニュー・フロンティア』山中雅夫,中橋国蔵,西村慶一共編著 中央経済社 1998
- 『ベンチャーの戦略行動』植藤正志,西村慶一,狩俣正雄共編著 中央経済社 1999
- 『経営学』鳥邊晋司共編著 税務経理協会 2001
翻訳
編集論文
編集脚注
編集- ^ http://blog.tansuikai-jimukyoku.org/article/190737216.html
- ^ 『現代日本人名録』
- ^ ●歴代の会長・副会長日本経営財務研究学会
- ^ “平成18年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 8 (2006年11月3日). 2007年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月17日閲覧。
|
|
|