懐公(かいこう、? - 紀元前425年)は、秦の第19代公。厲共公の子で躁公の弟。昭子(中国語版)、簡公の父。
躁公14年(紀元前429年)、躁公が薨去すると、後を継いで秦公となった。
懐公4年(紀元前425年)、庶長の鼂(ちょう)が大臣らとともに懐公を包囲し、懐公は自殺した。懐公の太子である昭子は早くに亡くなっていたため、大臣らは昭子の子(霊公)を立てた。