折下光輝
折下 光輝(おりした こうき、2000年2月14日 - )は、徳島県阿南市出身[1]の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。NPB加盟球団では育成選手であった。
くふうハヤテ時代 2024年8月4日 愛鷹広域公園野球場にて撮影 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 徳島県阿南市 |
生年月日 | 2000年2月14日(24歳) |
身長 体重 |
176 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2017年 育成選手ドラフト7位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集徳島県立新野高等学校では3年次はエースで主将。投手としては最速140km/h、打者としては高校通算35本塁打[1]。
巨人時代
編集2017年9月に行われた読売ジャイアンツの新人入団テストを受験し合格。10月26日に行われたドラフト会議で読売ジャイアンツから育成選手ドラフト7位で指名され[2]、11月12日に支度金200万円、年俸230万円で仮契約を結んだ[3]。背番号は008。
2020年は、イースタン・リーグの出場はなく、三軍戦41試合に出場し、81打数11安打、打率.136、0本、3打点の成績だった[4]。
11月2日、戦力外通告されたことが発表された[5]。
関西独立リーグ・堺時代
編集2021年6月26日、関西独立リーグの堺シュライクスと契約した[6]。
2022年5月12日開催の古巣・巨人三軍との交流戦選抜メンバーに、同じく元巨人の山川和大、工宜、村上海斗とともに入り[7]、試合では二塁打を含む2安打2打点と存在感を示した[8]。また、6月16日開催のソフトバンク三軍との交流戦選抜メンバーにも入った[9]。この年は4番に固定され、リーグ最多の6本塁打、40打点を記録し、出塁率.460、長打率.491、OPS.951もリーグ2位の成績だった[10]。ファン投票によりこの年に初めて選出が行われたリーグのベストナインにも、一塁手として選出された[11]。
2023年の序盤は打撃で苦しむも、終盤には復調[12]。この年も多くの試合で4番を務め、リーグ2位の5本塁打を記録する[13]。リーグのベストナインに二塁手として選出された[12]。11月15日には鎌ケ谷スタジアムで開催の12球団合同トライアウトに2回目の参加をし、シート打撃で7打席に立った中で、中塚駿太から本塁打を打った[14]。12月1日に堺を自由契約となった[15]。
くふうハヤテ時代
編集2023年12月7日、翌2024年からのウエスタン・リーグ参加が内定していたハヤテ223(当時チーム名未定、その後「くふうハヤテベンチャーズ静岡」と発表)に入団することが発表された[16]。背番号は25[17]。
9月11日、福田秀平と合同の引退試合を同28日に開催することが発表され、この年限りで現役を引退することが明らかになった[18]。引退試合では「4番・三塁手」でフル出場した。くふうハヤテでの成績は、78試合に出場して打率.187、3本塁打、18打点だった[19]。10月2日付で退団した[20]。
選手としての特徴
編集詳細情報
編集年度別打撃成績
編集- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2021 | 堺 | 18 | 66 | 53 | 7 | 15 | 4 | 0 | 0 | 19 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | - | 2 | 9 | 1 | .283 | .409 | .358 | .768 |
2022 | 47 | 226 | 171 | 42 | 55 | 11 | 0 | 6 | 84 | 40 | 5 | 2 | 0 | 6 | 40 | - | 9 | 24 | 3 | .322 | .460 | .491 | .951 | |
2023 | 47 | 214 | 179 | 34 | 53 | 5 | 1 | 5 | 75 | 31 | 7 | 1 | 0 | 7 | 23 | - | 5 | 29 | 3 | .296 | .379 | .419 | .798 | |
通算:3年 | 112 | 506 | 403 | 83 | 123 | 20 | 1 | 11 | 178 | 79 | 12 | 3 | 0 | 14 | 73 | - | 16 | 62 | 7 | .305 | .419 | .442 | .861 |
- 2023年度シーズン終了時点
- 太字はリーグ最高
背番号
編集- 008(2018年 - 2020年)
- 8(2021年)
- 25(2022年 - 2024年)
脚注
編集- ^ a b 「巨人・育成7位 折下光輝 (徳島・新野高)持ち味の長打力磨く」『徳島新聞』2017年11月9日。2021年1月29日閲覧。
- ^ 「育成ドラフトで8選手」『読売ジャイアンツ』2017年10月26日。2021年1月29日閲覧。
- ^ a b 「ドラフト育成7位の折下(徳島・新野高) 巨人と仮契約」『徳島新聞』2017年11月14日。2021年1月29日閲覧。
- ^ 「三軍打撃成績」読売ジャイアンツ。2021年1月29日閲覧。
- ^ 「巨人 藤岡、田原ら4選手と育成10人に戦力外通達」『日刊スポーツ』2020年11月2日。2021年1月29日閲覧。
- ^ 「新入団選手のお知らせ」『堺シュライクス』。2021年7月13日閲覧。
- ^ 「【読売ジャイアンツ(三軍)との交流戦についてのお知らせ】」『さわかみ関西独立リーグ』2022年5月5日。2022年7月2日閲覧。
- ^ 「【巨人】3軍戦で元G戦士たちが躍動 折下光輝が2安打2打点 投手転向の村上海斗は1回無失点」『スポーツ報知』2022年5月12日。2022年7月2日閲覧。
- ^ 「【福岡ソフトバンクホークス(三軍)との交流戦についてのお知らせ】」『さわかみ関西独立リーグ』2022年6月10日。2022年7月2日閲覧。
- ^ 「【独立リーグ】個人打撃成績-さわかみ関西独立リーグ2022年公式戦」『一球速報.com』OmyuTech。2022年10月8日閲覧。
- ^ 「【2022年】さわかみ関西独立リーグ ベストナイン&MVP」『さわかみ関西独立リーグ(公式) note』2022年12月27日。2022年12月28日閲覧。
- ^ a b 「【2023年】さわかみ関西独立リーグ ベストナイン&MVP」『さわかみ関西独立リーグ(公式)note』2023年10月22日。2023年11月16日閲覧。
- ^ 「【独立リーグ】個人打撃成績-さわかみ関西独立リーグ2023年公式戦」『一球速報.com』OmyuTech。2023年11月16日閲覧。
- ^ 「【トライアウト】2度目の挑戦 関西独立L堺・折下光輝のアピール弾は「ちょっと裏にノートを見に…」」『Sponichi Annex』2023年11月15日。2023年11月16日閲覧。
- ^ 「公示 2023年12月1日」『KANDOK さわかみ関西独立リーグ』。2024年1月24日閲覧。
- ^ 「「ハヤテ223」が新入団29人発表 元NPBは10人…ロッテ戦力外の福田&西川、元DeNA田中健ら」『Full-Count』2023年12月7日。2023年12月2日閲覧。
- ^ 「ハヤテ223新球団 新入団選手のお知らせ (PDF)」『ハヤテ223株式会社』2023年12月7日。2023年12月9日閲覧。
- ^ 福田選手・折下選手 引退試合開催のお知らせ くふうハヤテベンチャーズ静岡、2024年9月11日(2024年9月26日閲覧)
- ^ 「2024年度 くふうハヤテベンチャーズ静岡 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp』日本野球機構。2024年10月2日閲覧。
- ^ 「くふうハヤテベンチャーズ静岡 選手退団のお知らせ (PDF)」『ハヤテ223株式会社』2024年10月2日。2024年10月2日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 折下光輝 (@oriko_0214) - Instagram
- 折下光輝 (@ori_koG) - X(旧Twitter)