文京洙

在日韓国・朝鮮人二世の政治学者

文 京洙(ムン・ギョンス, 문 경수, 1950年-)は、在日韓国・朝鮮人二世の政治学者立命館大学国際関係学部名誉教授。専門は、韓国政治史。

略歴

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東京都生まれ。法政大学文学部卒業後、学士入学で中央大学法学部に進学。その後、法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。国際基督教大学常勤助手などを経て、1994年から1997年立命館大学国際関係学部助教授、1997年から2016年同教授、2016年から2020年同特任教授 (名誉教授)、2020年から同授業担当講師 (名誉教授)[1] 。博士(地域政策学)(大阪商業大学)[1]

朝鮮学校の高等学校等就学支援金対象除外に反対する「無償化連絡会大阪」の賛同人も務めている[2]

著書

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単著

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  • 『ハングル教本――基礎から読解まで』(新幹社, 1992年)
  • 『済州島現代史――公共圏の死滅と再生』(新幹社, 2005年)
  • 『韓国現代史』(岩波書店岩波新書], 2005年)
  • 『在日朝鮮人問題の起源』(クレイン, 2007年)
  • 『新・韓国現代史』(岩波新書, 2015年)
  • 済州島四・三事件――「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語』(平凡社, 2008年、岩波現代文庫, 2018年)
  • 文在寅時代の韓国――「弔い」の民主主義』(岩波新書, 2020年)

共著

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  • (鄭章淵)『現代韓国への視点』(大月書店, 1990年)
  • 李進熙編、姜在彦・文京洙・姜尚中・鄭章淵・金敬得・徐正禹・金英鍾・金達寿朴慶植・梁永厚・李進熙・金徳煥・梁澄子・尹照子)『「在日」はいま、――在日韓国・朝鮮人の戦後五〇年』(青丘文化社, 1996年)
  • 水野直樹 , 文京洙『在日朝鮮人 歴史と現在』岩波書店、2015年。ISBN 9784004315285 

編著

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  • 『アジアで生きる人びと(アジアの人びとを知る本 5)』(大月書店, 1992年)

共編著

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  • 川瀬俊治)『ろうそくデモを越えて――韓国社会はどこに行くのか (希望叢書 1)』(東方出版, 2009年)
  • 奥田宏司佐藤誠原毅彦)『エティック国際関係学』(東信堂, 2011年)
  • 金石範金時鐘著、文京洙編)『なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか――済州島四・三事件の記憶と文学』(平凡社, 2001年、増補版・平凡社ライブラリー, 2015年)
  • (藤田和子)『新自由主義下のアジア(グローバル・サウスはいま 2)』(ミネルヴァ書房, 2016年)

訳書

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  • ウィルフレッド・バーチェット『カンボジア現代史』土生長穂・小倉貞男共訳(連合出版, 1983年、新装版1991年)
  • ウィルフレッド・バーチェット『広島 TODAY』成田良雄共訳(連合出版, 1983年)
  • ジョン・メリル『済州島四・三蜂起』(新幹社, 1988年)
  • ユージン・カメンカ編『社会的理想としての共同体』(未來社, 1991年)
  • 「済民日報」四・三取材班『済州島四・三事件(1)朝鮮解放から四・三前夜まで』(新幹社, 1994年)
  • 徐仲錫『韓国現代史60年』(明石書店, 2008年)
  • 崔章集『民主化以後の韓国民主主義――起源と危機』磯崎典世・出水薫・金洪楹・浅羽祐樹共訳(岩波書店, 2012年)

脚注

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  1. ^ a b 文 京洙 (GyongSu Mun) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2024年12月12日閲覧。
  2. ^ [1]
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