旗手怜央

日本のサッカー選手 (1997-)

旗手 怜央(はたて れお、1997年11月21日 - )は、三重県鈴鹿市出身のプロサッカー選手スコティッシュ・プレミアシップセルティックFC所属。ポジションはミッドフィールダー[1]日本代表

旗手 怜央
セルティックFC時代(2024年)
名前
愛称 レオ
カタカナ ハタテ レオ
ラテン文字 HATATE Reo
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-11-21) 1997年11月21日(27歳)
出身地 三重県鈴鹿市
身長 173cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム スコットランドの旗 セルティックFC
ポジション MFAMCMISHLSHDM
FWST
DFLSB
背番号 41
利き足 右足
ユース
2013-2015 日本の旗 静岡学園高校
2016-2019 日本の旗 順天堂大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019-2021 日本の旗 川崎フロンターレ 62 (10)
2022- スコットランドの旗 セルティック 65 (13)
通算 127 (23)
代表歴2
2021  日本U-24 5 (0)
2022- 日本の旗 日本 10 (0)
獲得メダル
サッカー
アジア競技大会
2018 ジャカルタ サッカー
ユニバーシアード
2017 台北 男子

 

2019 ナポリ 男子
1. 国内リーグ戦に限る。2024年6月20日現在。
2. 2024年11月15日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

父は本田技研鈴鹿硬式野球部元監督の旗手浩二

略歴

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クラブ

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プロ入り前

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中学時代はFC四日市でプレー。中学卒業後は静岡学園高校へ進学。2年次には、名古新太郎らとともに第93回全国高校サッカー選手権へ出場。自身もゴールを決めるなど、チームのベスト8進出に貢献。3年次の選手権は県大会準決勝で静岡市立清水桜が丘高等学校に0-1で敗れた。

高校卒業後、順天堂大学へ進学し、関東大学サッカーリーグ戦では1年生ながら9得点をあげて新人王を獲得した[2]。2年次には全日本大学選抜や世代別代表を経験した[3]。3年次にJリーグクラブの練習へ参加し、川崎フロンターレへの入団が内定した[4]。また2019年第34節の北海道コンサドーレ札幌戦で途中出場した。

川崎フロンターレ

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2020年に川崎フロンターレへ入団。2月16日、ルヴァンカップ開幕戦の清水エスパルス戦でプロデビューを果たし、アシストで勝利に貢献した[5]。8月26日、第24節のヴィッセル神戸戦でJ1初ゴールを決めた[6]。2021年2月20日、ゼロックススーパーカップでは本職ではない左サイドバックでプレー[7]。3月21日、第6節の浦和レッズ戦でもサイドバックとして先発し、ゴールを決めるなど存在感をだした[8]

2021年、Jリーグベストイレブンに選出。

セルティック

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2021年12月31日、スコティッシュ・プレミアシップセルティックFCへの完全移籍が発表された[9]。2022年1月17日、第21節のハイバーニアンFC戦で初先発し、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた[10]。1月26日、第23節のハート・オブ・ミドロシアンFC戦で移籍後初ゴールを決めた[11]レンジャーズとのオールドファーム・ダービーでは2ゴール1アシストを決めてライバルからの勝利に貢献した[12]

2022年9月6日、UEFAチャンピオンズリーグ・GL第1節のレアル・マドリード戦でCLデビューを果たした[13]。10月1日、第9節のマザーウェルFC戦で今シーズン初ゴールを決めて勝利に貢献した[14]。2022-23シーズン、スコティッシュ・プレミアシップ部門年間ベストイレブン選出。

代表

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2019年、トゥーロン国際大会のU-22日本代表に選出。6月4日、第2節のU-22チリ戦ではハットトリックを決めて勝利に貢献した[15]。日本は史上初めて同大会の決勝に進出し、旗手は決勝のU-22ブラジル代表戦にも先発出場し、1-1のまま迎えたPK戦で5人目のキッカーを務める。旗手のPKは相手キーパーにセーブされ、PK戦に4-5で敗れ準優勝となった[16][17]

2021年11月、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表に初選出された[18]。しかしながら、2022 FIFAワールドカップのメンバーには選出されず落選となった[19]

人物

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  • 元は攻撃的ミッドフィールダーであったが、その後に左サイドバックなどにも適応し、ユーティリティプレイヤーとなった[20]
  • 川崎時代の2021年シーズンからは背番号を30番から47番へと変更したが[21]、この理由について静岡学園高校時代に練習試合用のユニフォームで3年間でつけていた背番号が47番で、思い入れがある番号との理由から選んだと語っている[22]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 川崎 33 J1 1 0 0 0 - 1 0
2020 30 31 5 5 1 2 0 38 6
2021 47 30 5 0 0 3 1 33 6
スコットランド リーグ戦 S・リーグ杯スコティッシュ杯 期間通算
2021-22 セルティック 41 S・プレミア 17 4 - 3 0 20 4
2022-23 32 6 3 1 4 2 39 9
2023-24 16 3 0 0 2 0 18 3
通算 日本 J1 62 10 5 1 5 1 72 12
スコットランド S・プレミア 65 13 3 1 9 2 77 16
総通算 127 23 8 2 14 3 149 28
  • 2019年は特別指定選手
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2021 川崎 47 1 0
UEFAUEFA CL
2022-23 セルティック 41 6 0
2023-24 3 0
通算 AFC 1 0
通算 UEFA 9 0

タイトル

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クラブ

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川崎フロンターレ
セルティックFC

代表

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ユニバーシアード日本代表
  • 台北大会(2017年)、ナポリ大会(2019年)
全日本大学選抜

個人

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代表・選抜歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 10試合 0得点(2022年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2022 1 0
2023 4 0
2024 5 0
通算 10 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2022年3月29日   さいたま 埼玉スタジアム2002   ベトナム △1-1 森保一 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
2. 2023年6月15日   豊田 豊田スタジアム   エルサルバドル ○6-0 キリンチャレンジカップ2023
3. 2023年6月20日   吹田 パナソニックスタジアム吹田   ペルー ○4-1
4. 2023年10月13日   新潟 デンカビッグスワンスタジアム   カナダ ○4-1 MIZUHO DREAM MATCH 2023
5. 2023年10月17日   神戸 ノエビアスタジアム神戸   チュニジア ○2-0 キリンチャレンジカップ2023
6. 2024年1月19日   ライヤーン エデュケーション・シティ・スタジアム   イラク ●1-2 AFCアジアカップ2023
7. 2024年1月24日   ドーハ アル・トゥマーマ・スタジアム   インドネシア ○3-1
8. 2024年1月31日   バーレーン ○3-1
9. 2024年6月6日   ヤンゴン トゥウンナ・スタジアム   ミャンマー ○5-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選

脚注

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  1. ^ “旗手怜央”. ゲキサカ. https://web.gekisaka.jp/player/?36545-36545-eup&code=hatate 2024年12月21日閲覧。 
  2. ^ J注目FWは“KKコンビ”先輩の息子!旗手怜央、心技体ともに父親譲り。”. Nuber Web (2017年10月26日). 2021年3月14日閲覧。
  3. ^ 順天堂大FW旗手怜央(2年)_エースの意地「このまま終われば自分のせい」”. ゲキサカ (2017年10月26日). 2021年3月14日閲覧。
  4. ^ 川崎、三笘薫と旗手怜央が2020年加入内定…東京五輪世代の目玉選手”. サッカーキング (2018年7月13日). 2021年3月14日閲覧。
  5. ^ 川崎F大卒五輪世代コンビが結果、国内組サバイバル”. 日刊スポーツ (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
  6. ^ 【川崎】ルーキーFW旗手怜央「何も考えずに感覚で打った」J1初ゴールで連敗危機救う”. スポーツ報知 (2020年8月26日). 2020年8月27日閲覧。
  7. ^ 【川崎F】旗手怜央という名のポジション確立。新背番号47で「あいつ、すごいな、と思われるように」”. サッカーマガジン (2021年2月17日). 2021年3月14日閲覧。
  8. ^ 川崎5発!旗手怜央が躍動、“旗手のごとく”抜け出し股抜く技ありゴール「あのシーンを狙っていた」”. サンケイスポーツ (2021年3月22日). 2021年3月22日閲覧。
  9. ^ 旗手怜央選手移籍のお知らせ”. 川崎フロンターレ (2021年12月31日). 2021年12月31日閲覧。
  10. ^ セルティック旗手怜央がいきなりMOMに輝く圧巻デビュー! 衝撃弾の前田大然を抑えての選出”. サッカーダイジェスト (2022年1月18日). 2022年1月19日閲覧。
  11. ^ 旗手怜央が驚愕の加入後初ゴール! ファン興奮「なんて素晴らしいシュート」「世界最高のMF」「もっとJリーグから獲得して」”. ゲキサカ (2022年1月27日). 2022年1月28日閲覧。
  12. ^ 旗手怜央が衝撃の2G1A!宿敵レンジャーズを粉砕のセルティックが首位に躍り出る!代表帰りの前田大然も途中出場”. サッカーダイジェスト (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。
  13. ^ 「クロースとモドリッチに匹敵」「セルティックのベスト選手」旗手に賛辞続々!前田&古橋は… 現地メディアがCLデビュー戦を採点 サッカーダイジェスト(2022年9月7日)2022年9月9日閲覧。
  14. ^ セルティック旗手怜央がチーム最高評価!「ロケットの決勝弾などでポジティブな場面に関わっていた」 Goal.com(2022年10月2日)2022年10月2日閲覧。
  15. ^ U22日本、大量6得点で2連勝! 旗手怜央のハットトリックでチリを一蹴!”. サッカーダイジェスト (2019年6月5日). 2019年6月19日閲覧。
  16. ^ U-22日本代表、トゥーロン国際初制覇ならず…PK戦の激闘の果てブラジルに屈す”. サッカーキング (2019年6月16日). 2019年6月19日閲覧。
  17. ^ 小川航基が今大会無失点のブラジルから同点弾も…日本はPK戦で屈してトゥーロン国際準優勝”. ゲキサカ (2019年6月16日). 2019年6月20日閲覧。
  18. ^ 代表初招集の川崎F旗手怜央「自分らしいプレーをやってきてよかった」”. 日刊スポーツ (2021年11月5日). 2021年11月6日閲覧。
  19. ^ “古橋亨梧と旗手怜央W杯落選”に英国記者びっくり「クラブ内序列ではキョウゴが…」 監督は「レオは“日本だと若すぎる”のかも」Nuber Web(2022年11月17日)2023年2月11日閲覧。
  20. ^ 川崎の超万能戦士・旗手怜央のベストポジションがどこか分からない? 「確信が持てない」”. The WORLD (2021年12月1日). 2023年10月3日閲覧。
  21. ^ 2021シーズン「背番号」決定のお知らせ KAWASAKI FRONTALE”. 川崎フロンターレ (2021年1月23日). 2022年2月3日閲覧。
  22. ^ “【川崎F】旗手怜央という名のポジション確立。新背番号47で「あいつ、すごいな、と思われるように」”. サッカーマガジンWEB. (2021年2月17日). https://soccermagazine.jp/j1/17432443 2022年2月3日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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