早島町
早島町(はやしまちょう)は、岡山県南中央部に位置し、都市雇用圏では岡山都市圏に属する町。県庁所在地の岡山市と県下第2位の都市倉敷市に四方を囲まれており、双方のベッドタウンとなっている。また、県下最小の市町村でもある。(地図 - Google マップ)
はやしまちょう 早島町 | |||||
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金毘羅往来の灯篭と道標 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 岡山県 | ||||
郡 | 都窪郡 | ||||
市町村コード | 33423-5 | ||||
法人番号 | 2000020334235 | ||||
面積 |
7.62km2 | ||||
総人口 |
12,418人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 1,630人/km2 | ||||
隣接自治体 | 岡山市、倉敷市 | ||||
町の木 | カイヅカイブキ | ||||
町の花 | サツキ | ||||
キャッチフレーズ | はやしま夢織る町 | ||||
早島町役場 | |||||
町長 | 佐藤博文 | ||||
所在地 |
〒701-0303 岡山県都窪郡早島町前潟360-1 北緯34度36分02秒 東経133度49分42秒 / 北緯34.60064度 東経133.82833度座標: 北緯34度36分02秒 東経133度49分42秒 / 北緯34.60064度 東経133.82833度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集面積は県下自治体の中で最小である一方、人口密度は県下最大。
町名の通り室町時代以前は島であったが、干拓により地続きとなった。南部は干拓地で岡山平野の一部を形成し、中央部にかつて島であった丘陵がある。北部も丘陵となっており、岡山市と一体化した岡山県総合流通センター、民間の流通団地、独立行政法人国立病院機構南岡山医療センターなどが立地する。JR西日本宇野線(瀬戸大橋線)により結ばれた岡山市との関係が深いが、倉敷市との関係も深く、町民の通勤・通学先に占める割合はほぼ同率であり、両市でそのほとんどを占めている(後述)。なお、警察署・消防署の管轄区域や県立高等学校の学区などでは倉敷市(矢尾、日笠山、若宮は岡山市)と同じ区域に区分される。
- 河川: 汐入川
隣接している自治体・行政区
編集歴史
編集沿革
編集- 江戸時代 旗本早島戸川氏3千石の陣屋が置かれる。但し矢尾は、池田輝録以来生坂藩の領地。
- 1889年(明治22年)6月1日 早島村、矢尾村及び前潟村の区域をもって、早島村が発足する。
- 1896年(明治29年)2月26日 町制施行して、早島町となる。
- 1987年(昭和62年)3月9日 町旗・町章を制定する。[1][2]
-
早島町旗
-
早島町章
行政
編集- 町長:佐藤博文(2023年8月28日就任、1期目)
- 議会:定数10[3]
経済
編集産業
編集- 農業:米。
- 工業:イグサや畳表が主要生産品であったが、現在では皆無である。代表的なものとして繊維工業がある。
- 商業:交通の要衝であるため、北部丘陵には複数の流通団地が立地している。中国・四国地方屈指の規模を誇る岡山県総合流通センターは、早島町と岡山市に誇がっており、西日本有数のコンベンション施設「コンベックス岡山」も立地している。岡山県総合流通センターに進出した主な企業は以下のとおり。
など
本社を置く企業
編集姉妹都市・提携都市だった自治体
編集国内
編集地域
編集医療
編集人口
編集早島町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 早島町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 早島町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
早島町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
通勤・通学
編集総数 6060人 |
町内へ通勤・通学 24.4%(1476人) | ||
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町外へ通勤・通学 73.4%(4449人) | 1 | 岡山市 33.9%(2054人) | |
2 | 倉敷市 32.3%(1960人) | ||
3 | その他 6.4%(387人) |
総数 4872人 |
町内から通勤・通学 30.3%(1476人) | ||
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町外から通勤・通学 65.9%(3213人) | 1 | 倉敷市 33.6%(1637人) | |
2 | 岡山市 24.2%(1181人) | ||
3 | その他 8.1%(395人) |
2010年時点で早島町内に住む者は73.4%が町外へ通勤・通学しており、流出先は岡山市(33.9%)と倉敷市(32.3%)がほとんどを占め、通勤・通学率は両市ともほぼ半々となっている。流入人口(3213人)よりも流出人口(4449人)の方が多くなっており、このことから町内は昼間人口より夜間人口の方が多いベッドタウンとしての性格が色濃く、岡山・倉敷両市のほぼ同率の影響下にあることが見て取れる[4]。
教育
編集- 早島町立早島小学校
- 早島町立早島中学校
- 岡山県立早島支援学校
- 国立療養所南岡山病院附属看護学校
- 関西書道専門学校
交通
編集鉄道路線
編集バス路線
編集- 中庄駅 → 流通センター → コンベックス岡山前 → 下撫川 → 庭瀬本町 → 野田東 → 大供 → 岡山駅 → 天満屋バスセンター
- 平日に朝に1本のみ運行。
- 中庄駅〜コンベックス岡山(直行)
- コンベックス岡山での大規模イベント開催時で、イベントの主催者がバス会社に運行願いをしている時の土曜・日曜に運行。
- 早島コミュニティバス
早島タクシーが早島町から受託・運行している。運行時間・本数は7時から19時までの毎時1往復。運賃は無料。定期運行は日曜〜金曜(祝祭日を除く)で、町主催全町行事日(土曜日)に臨時運行する[5]。
- 東コース(2コース)
- 早島駅 - 真磯 - 若宮 - 日笠山 - イトーピア - コンベックス
- 西コース(2コース)
- 早島駅 - 噂島西 - 備南台 - ニュー早島 - 中山広場 - コンベックス
タクシー
編集- 早島タクシー
- 澤田交通
放送
編集- ケーブルテレビ
- 倉敷ケーブルテレビ(KCT) 配信地区:矢尾(取材地区は早島町全域である。)
- 地上波テレビ放送
早島町は全域が岡山本局(金甲山送信所)のエリアに入るため、良好に入る。
局名 | NHK岡山 | NHK高松 | RSK | OHK | TSC | RNC | KSB | 出力 | 偏波面 | 送信 場所 | |||
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総合 | 教育 | 総合 | 教育 | ||||||||||
デジタルリモコン番号 | 1ch | 2ch | 1ch | 2ch | 6ch | 8ch | 7ch | 4ch | 5ch | ||||
岡山 | デジタル | 32ch | 45ch | 24ch | 13ch | 21ch | 27ch | 18ch | 20ch | 30ch | NHK岡山・民放2kW NHK高松200W |
水平 | 金甲山 |
アナログ | 5ch | 3ch | - | - | 11ch | 35ch | 23ch | 9ch | 25ch | V10kW/U20kW |
- FMラジオ放送
県域FMラジオ局は金甲山送信所からの電波で聞くことができる。コミュニティ放送は、各送信所からの電波が良好に入り、公式サイトではサービスエリアに入っている。
- NHK岡山FM:88.7MHz(岡山局 出力1kW)
- FM岡山:76.8MHz(岡山局 出力1kW)
- 岡山シティエフエム:79.0MHz(岡山局 出力20W)
- エフエムくらしき:82.8MHz(倉敷局 出力20W)
- AMラジオ放送
道路
編集- 高速道路
- 一般国道
- 都道府県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集出身著名人
編集- 溝手保太郎 - 貴族院多額納税者議員
その他
編集脚注
編集- ^ 早島町旗
- ^ 図典 日本の市町村章 p180
- ^ “早島町議選に12人が立候補 26日投開票”. 2018年11月29日閲覧。
- ^ a b c “平成22年国勢調査、従業地・通学地による人口・産業等集計(人口の男女,年齢,就業者の産業(大分類))、都道府県結果、33岡山県”. 総務省統計局(e-Stat) (2012年6月26日). 2014年8月11日閲覧。
- ^ “早島コミュニティバス”. 早島町. 2016年9月15日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 早島町 (@hayashimacho) - X(旧Twitter)
- 岡山県都窪郡早島町 (33423A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ(左側基準年月日のチェックを外し1箇所のみチェックすることにより行政区域の濃淡調整可)
- 早島町
- つくぼ商工会(早島商工会は平成18年合併)
- 吉備きびスクエア(旧早島商工会青年部が中心となって立ち上げた)