明和町 (三重県)

三重県多気郡の町

明和町(めいわちょう)は、三重県南勢地域に位置する多気郡に属する。

めいわちょう ウィキデータを編集
明和町
斎宮跡・さいくう平安の杜
明和町旗 明和町章
明和町旗 明和町章
1960年昭和35年)
8月26日制定
日本の旗 日本
地方 東海地方近畿地方
都道府県 三重県
多気郡
市町村コード 24442-2
法人番号 6000020244422 ウィキデータを編集
面積 41.06km2
総人口 22,054[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 537人/km2
隣接自治体 伊勢市松阪市多気郡多気町度会郡玉城町
町の木
町の花 のはなしょうぶ(どんど花)
明和町役場
町長 下村由美子
所在地 515-0332
三重県多気郡明和町大字馬之上945番地
北緯34度32分52秒 東経136度37分25秒 / 北緯34.54767度 東経136.6235度 / 34.54767; 136.6235 (明和町)座標: 北緯34度32分52秒 東経136度37分25秒 / 北緯34.54767度 東経136.6235度 / 34.54767; 136.6235 (明和町)
外部リンク 公式ウェブサイト

明和町 (三重県)位置図

― 市 / ― 町・村

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概要

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伊勢街道沿いにあり、古代には天皇の名代として伊勢神宮に奉仕した斎王の住んだ斎宮斎宮寮)があった。

群馬県にも同表記の明和町(めいわまち)が存在し、両町で友好交流提携・災害相互応援協定を締結している[1]。両町は町名だけでなく、町章三日月を象ったデザインを採用していると言う共通点も存在する。

地理

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  • 松阪市伊勢市の間に位置し、伊勢湾に面している。郵便番号は松阪市と同じ515から始まり、市外局番は伊勢市などと同じ0596である。
  • 多気郡に属し基本的に松阪市との結びつきが強い。また、ゴミの処理や火葬場等は伊勢市・度会郡と一部事務組合を形成している。
  • 町域はおおむね平坦で、土地は肥沃である。町内約2,200haの農地のうち、約550haが国営宮川用水から受水している。

自然

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  • 河川:祓川、笹笛川、大堀川

隣接する自治体

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歴史

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2007年の斎王まつりの様子

飛鳥時代から平安時代にかけて、649年大化5年)までは伊勢神宮を管理する神だちが、以降1330年ころまで斎宮が設置され、周辺の大半は神宮領となる。江戸時代には藤堂藩鳥羽藩紀州徳川藩、神宮領が混在していた。

町名の由来

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斎明村から「明」を、三和町から「和」をとって「明和」と名付けられた。いわゆる合成地名である。尚、斎明村も斎宮村の「斎」と明星村の「明」からとった合成地名であった。

沿革

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人口

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明和町と全国の年齢別人口分布(2005年) 明和町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 明和町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
明和町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 17,223人
1975年(昭和50年) 18,296人
1980年(昭和55年) 19,504人
1985年(昭和60年) 20,724人
1990年(平成2年) 21,484人
1995年(平成7年) 21,853人
2000年(平成12年) 22,300人
2005年(平成17年) 22,618人
2010年(平成22年) 22,833人
2015年(平成27年) 22,586人
2020年(令和2年) 22,445人
総務省統計局 国勢調査より


行政

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  • 町長:下村由美子(2024年3月24日 - )
  • 町議会:議員定数14名

※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第4区[3]、三重県議会議員選挙の選挙区は「多気郡選挙区」(定数:2)[4]となっている。

地区

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三和町(北部)
  • 大淀地区 - 大淀甲、大淀乙、大淀、大堀川新田、山大淀
  • 下御糸地区 - 八木戸、濱田、根倉、北藤原、南藤原、内座、養川、養川甲、養川乙、川尻、中村、田屋、志貴
  • 上御糸地区 - 行部、前野、佐田、馬之上、中海、坂本
斎明村(南部)
  • 斎宮地区 - 平尾、斎宮、竹川、金剛坂、上村、池村、岩内
  • 明星地区 - 上野、明星、新茶屋、蓑村、有爾中

経済

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イオンモール明和

産業

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日本郵政グループ

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(2012年12月現在)

 
明和郵便局
この他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されている(ホリデーサービス実施局は無し)。

明和町全域の郵便番号は「515-03xx」(明和郵便局の集配担当)となっている。

本社を置く企業

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地域

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教育

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中学校

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小学校

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その他

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交通

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鉄道

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近畿日本鉄道(近鉄)
  • 中心となる駅:斎宮駅

路線バス

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道路

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伝統工芸

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ともに三重県指定伝統工芸品

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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明和町の観光客数は年間18万人程度で推移していたが、2015年の日本遺産認定で同年は20万人を突破した[2]

名所・旧跡

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観光スポット

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祭事・催事

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大淀祇園祭
  • 北野のたこ揚げ大会(1月第2日曜)
  • 麻生の佐義長(2月第1日曜)
  • 馬之上の獅子舞(2月10日)
  • 前野の御頭神事(2月11日)
  • 大淀祇園祭(旧暦6月14日)
  • 斎王まつり(6月上旬)
  • 前野の浅間行事(6月最終日曜)
  • 算所の祇園祭(旧暦7月14日)
  • 有爾中の羯鼓踊り(7月中旬の日曜)
  • 虫送り(7月)
  • 坂本の獅子舞(7月14日・9月15日)

著名な出身者

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脚注

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  1. ^ 第124回 「三重県の明和町と災害相互応援」”. 明和町. 2014年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月20日閲覧。
  2. ^ a b 吉野淳一「知名度向上へ知恵絞る 明和の斎宮跡ストーリー日本遺産1年」中日新聞2016年4月4日付朝刊、三重版14ページ
  3. ^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
  4. ^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
  5. ^ 伊勢市 編『伊勢市史』伊勢市役所、昭和43年3月31日、954p.(689 - 690ページより)
  6. ^ 修正小学校及び旧暁幼稚園利活用事業者の募集について【事業者決定】”. 明和町. 2023年3月13日閲覧。
  7. ^ おかげバス「東大淀・日赤ルート」の運行区間を山大淀(明和町)まで延長”. 伊勢市交通政策課 (2016年10月1日). 2016年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月9日閲覧。
  8. ^ 三重が舞台の映画「ROUTE42」-明和町出身音楽家・長岡成貢さんがあいさつ”. 伊勢志摩経済新聞 (2013年6月20日). 2014年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月3日閲覧。
  9. ^ 『広報めいわ 平成26年(2014年)1月号』No.555、三重県明和町、平成26年1月1日、20p.(4ページ)

外部リンク

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  NODES
mac 1