檜山うめ吉
(桧山うめ吉から転送)
檜山 うめ吉(ひやま うめきち、1966年12月8日 - )は、落語芸術協会所属の俗曲師。本名∶林 知恵。出囃子は『藤娘』。
Hiyama Umekichi | |
本名 | |
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別名 | うめ吉 Umekichi |
生年月日 | 1966年12月8日(58歳) |
出身地 | 日本・岡山県倉敷市 |
師匠 | 檜山さくら 九代目春風亭小柳枝 |
名跡 | 藤娘 |
活動期間 | 2002年 - |
活動内容 | 俗曲師 |
所属 | 落語芸術協会 |
公式サイト | 檜山うめ吉 |
経歴
編集人物
編集高校卒業後上京、20歳の頃東をどりに出会って芸者を志すが家族の反対で断念。長唄の稽古から始め、国立劇場の寄席囃子研修制度を知り応募した[2]。
着物に自毛で結った日本髪、白塗りの厚化粧という格好で三味線を用いて端唄、民謡や昭和歌謡を歌う純和風アーティスト(純邦楽奏者)。ソロのときはうめ吉の名義で歌う。バンドとダンサーをしたがえたユニットUmekichi(うめきち)としても活動。
寄席の高座では、前座などと組んで日本舞踊なども披露する。鏡味味千代、古今亭今いち、三遊亭金の助、三遊亭遊七は、うめ吉独演会の時には、舞踊一門として踊りを披露する。
ディスコグラフィー
編集うめ吉名義
編集シングル
編集- お座敷小唄(DVD付)(2006年5月24日、テイチクエンタテインメント)
- 倉敷節〜倉敷お国じまん(2007年6月27日、テイチクエンタテインメント)
アルバム
編集- お国めぐり〜お座敷民謡〜(2001年7月14日、CAB RECORDS)
- 蔵出し名曲集 三味線ブギウギ(2003年7月25日、CAB RECORDS)
- 明治大正はやりうた(2005年5月18日、日本コロムビア)
- 大江戸出世小唄(2005年11月23日、日本コロムビア)
- 今昔うたくらべ(2006年6月21日、テイチクエンタテインメント)
- うめ吉の唄う童謡・唱歌(2008年9月24日、日本コロムビア)
- お国めぐり 其の二(2009年6月3日、日本コロムビア)
- うめ吉玉手箱〜寄席うた俗曲集(2009年7月22日、日本コロムビア)
- ア・ウィスパー・オブ・エド・ロマンス(2011年6月1日、オカメフォン)
- うめ吉無敵の昭和名曲集(2024年10月2日、テイチクエンタテインメント)
- ほろよい小唄(2024年11月13日、日本コロムビア)[1]
- 定番!寄席囃子集(2024年11月13日、日本コロムビア) - 監修
DVD
編集- うめ吉 今昔うたくらべライブ2006 at DUO MUSIC EXCHANGE(2006年11月22日、テイチクエンタテインメント)
- うめ吉 ライブ・アット・シアターアプル(2008年10月22日、オーマガトキ)
Umekichi名義
編集シングル
編集アルバム
編集- 蔵出し名曲集〜リローデッド〜(2004年2月21日)
- The Voice of Geisha Doll(2006年6月13日 UK盤)
- アメリカとカナダ市場向けに制作された編集盤。「山中節」、「磯節」、「きりぎりす」の3曲は本作でしか聞くことができないテイク。日本国内でも入手可能。
- ALL ABOUT UMEKICHI(2010年7月21日、日本コロムビア)
出演
編集テレビドラマ
編集- 木曜時代劇 まんまこと〜麻之助裁定帳〜(2015年7月 - 9月、NHK総合) - おと吉 役
著書
編集- 俗曲師うめ吉のニッポンしましょ!(2006年12月、毎日新聞社)ISBN 978-4620317915
脚注
編集- ^ a b 日本コロムビア (2024年11月13日). “寄席の音曲として人気の日本髪アーティスト「うめ吉」渾身の江戸小唄集30曲、11月13日発売!”. PR TIMES. 2024年11月15日閲覧。
- ^ 米原範彦『邦楽ジャーナル 2023年1月号 いんたびゅう 檜山うめ吉』邦楽ジャーナル、2023年1月1日、2-5頁。
参考書籍
編集外部リンク
編集- 檜山うめ吉 (@umekichinet) - X(旧Twitter)
- くらしき観光大使うめ吉の「倉敷応援」ブログ - Ameba Blog
- 公式サイト「うめ吉新聞」
- 檜山うめ吉 - テイチクエンタテインメント
- うめ吉 - 日本コロムビア
- 檜山うめ吉 - 落語芸術協会
- 『俗曲』 - コトバンク