標準信号発生器
標準信号発生器(SSG:Standard Signal Generator)は、標準器により校正された、周波数・電力・変調の電気信号を出力する電気計測器である。略してSGとも呼ばれる。シグナル・ジェネレータ、テスト・オッシレータとも呼ばれる。
概要
編集主に無線機や受信機の試験用信号源として使用され、スペクトラムアナライザと並んで無線関係の仕事をする場合の基本測定器である。
計測器や測定器という分類に括られる機器であるが、本機のみで電気的事象を直接測定できるわけではない。周波数なり電力なり電圧なり波形なりを測定する別途計器類と組み合わせて使用する、信号発生装置である。
使用例
編集仕様
編集基本的なSGは、周波数・電力・変調についての情報を表示する表示器、周波数・電力・変調を設定するためのボタンやダイヤル、1個の出力端子(N型コネクタが多い)を備える。最近は、パソコン並みの解像度の表示器や、たくさんの入出力端子を備えるものが主流となっている。
性能
編集確度以外に次のようなものがある。
- C/N
- シールド性能
- ベクトルエラー
価格
編集日本円では、100万円を切る安価なものから1000万円近くするものまで様々である。