津田駒工業
津田駒工業株式会社(つだこまこうぎょう)は、石川県金沢市に本社を置く日本の繊維機械、工作機械用アタッチメントの専門メーカーである。
津田駒工業本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒921-8650 石川県金沢市野町五丁目18番18号 |
設立 | 1939年12月30日 |
業種 | 機械 |
法人番号 | 3220001004330 |
事業内容 | 繊維機械、工作用機器 |
代表者 |
代表取締役会長 菱沼捷二 代表取締役社長 高納伸宏 |
資本金 | 123億1654万円(2018年11月30日時点) |
売上高 |
連結 422億100万円 単体 386億円 (2018年11月期)[1] |
営業利益 |
連結 9億3400万円 単体 8億7800万円 (2018年11月期)[1] |
純利益 |
連結 8億2300万円 単体 7億9600万円 (2018年11月期)[1] |
純資産 |
連結 146億3200万円 単体 139億4900万円 (2018年11月期)[1] |
総資産 |
連結 396億600万円 単体 366億8000万円 (2018年11月期)[1] |
従業員数 |
連結 1157人 単体 775人 (2023年11月30日時点)[2] |
決算期 | 11月30日 |
会計監査人 | 仰星監査法人 |
主要株主 |
津田駒取引先持株会(15.31%) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(11.62%) |
主要子会社 |
共和電気工業株式会社 ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社 株式会社T-Tech Japan |
外部リンク | https://www.tsudakoma.co.jp/ |
概要
編集石川県で津田米次郎が日本初の津田式力織機を開発[3]。津田米次郎とともに東京に出て織機づくりをしていた従弟の子の津田駒次郎が金沢に戻って「津田駒次郎工業」として創立した[3]。
国内の織機でトップシェアであり、ジェット・ルーム(高速自動織機)の生産では、世界トップシェアを占める。
沿革
編集- 1909年 - 3月、金沢市茨木町(現在の金沢中警察署西側の地域)において津田駒次郎が個人経営のもとに絹・人絹織機の製造を開始。
- 1937年 - インデックス(円テーブル)の開発始まる(工作用機器事業開始)。
- 1939年 - 津田駒工業株式会社に改組。
- 1962年 - 現社名に変更。
- 1961年 - 東京証券取引所、大阪証券取引所各2部上場。
- 1964年 - 技術センター建設。
- 1968年 - 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部上場。
- 1977年 - エアジェットルーム、ウォータジェットルーム生産開始。
- 1983年 - ジェットルーム月産400台体制へ。
- 1985年 - 新本社ビル竣工。
- 1988年 - ジェットルーム生産50,000台達成。
- 1990年 - ジェットルーム月産1,000台体制へ。
- 1993年 - ジェットルーム生産100,000台達成。
- 1999年 - 創業90周年。
- 2004年 - 大阪証券取引所上場廃止。
- 2006年 - ジェットルーム生産200,000台達成。
- 2008年 - 豊田自動織機と業務提携し、共同出資会社T-Tech Japanを設立。[4] 複合素材の加工設備機械の販売開始。[5]
事業所所在地
編集関連会社
編集- 国内
- 共和電気工業株式会社
- ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社
- 株式会社T-Tech Japan
- ツダコマテクノサポート株式会社
- ふぁみーゆツダコマ株式会社
- 海外
脚注
編集- ^ a b c d e “平成30年11月期 決算短信” (PDF). 津田駒工業 (2019年1月17日). 2019年3月17日閲覧。
- ^ “財務・業績ハイライト”. 津田駒工業. 2024年5月18日閲覧。
- ^ a b 石川県のモノづくり産業の歴史と産業遺産、石川県、2019年10月29日閲覧。
- ^ *津田駒と豊田/織布準備機でコラボ 繊維ニュース 2008年03月24日
- ^ *平成20年4月16日、「複合素材の加工設備機械の開発・販売について」を発表いたしました。(PDF)
- ^ “第108回定時株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項” (PDF). 津田駒工業 (2019年2月5日). 2019年3月17日閲覧。
関連項目
編集- 京都機械工具 - 元社員が設立。
外部リンク
編集- 津田駒工業株式会社 - 公式サイト