玉井雪雄
経歴
編集兵庫県生まれ。映画の助監督の経験を経て、1992年に『さらば山中』でスピリッツ新人コミック大賞を受賞する[1]。『ゆりかちゃん』は、榎本加奈子主演で1997年に映画化された。
不摂生な漫画家生活でピーク時には90キログラムあった体重をダイエットする目的で自転車(ロードバイク)を始める[1]。後にロードレースを描いた『かもめ☆チャンス』、自身を主人公に自転車ライフを描いた『じこまん〜自己漫〜』の連載も行うようになった[1]。Mt.富士ヒルクライム、スポニチ佐渡ロングライド210への参加経験もある[1]。
作品リスト
編集- さらば山中 - デビュー作
- ゆりかちゃん
- 極嬢ナイアガラ娘
- IWAMAL -岩丸動物診療譚-(『ビッグコミック・スピリッツ』、1997年 - 2000年、小学館、全9巻)
- オメガトライブ (漫画)(『ビッグコミックスピリッツ』2001年40号 - 2005年24号、小学館、全14巻)
- オメガトライブ キングダム(『ビッグコミックスピリッツ』2005年29号 - 2008年29号、小学館、全11巻)
- かもめ☆チャンス(『ビッグコミックスピリッツ』2008年40号 - 2013年36・37合併号、小学館、全20巻)
- じこまん〜自己漫〜(『別冊漫画ゴラク』→『ゴラクエッグ』、日本文芸社、全3巻)
- ばっどまん‐悪太郎‐(『週刊漫画ゴラク』2014年1月3日号(2013年12月20日発売[2])、日本文芸社、全2巻)
- ケダマメ CHAOS DAMN-AGE MAN X(『ビッグコミックスピリッツ』2014年39号(2014年8月25日発売[3]) - 2015年37・38合併号(2015年8月10日発売[4])、小学館、全4巻)
- 怨ノ介〜Fの佩刀人〜(『コミック乱ツインズ』2016年5月号 - 2017年3月号、リイド社、全2巻)
- 本阿弥ストラット(『週刊ヤングマガジン』2017年20号(2017年4月17日発売[5]) - 2017年52号(2017年11月27日発売[6])、講談社、全3巻)
- エチカの時間(『ビッグコミックスペリオール』2019年18号 - 2021年12号[7]、小学館、全5巻)
- OMEGA ONE(『マンガワン』2021年11月22日 - 連載中、小学館、既刊3巻)
アシスタント
編集- 西村拓
出典
編集- ^ a b c d e “「描かれている内容は99.9%実体験」 漫画家・玉井雪雄さんに聞く“じこまん”の世界”. 夕刊フジ (2012年12月30日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ “玉井雪雄がゴラクで新作、主を失った“裏秘書”の再生描く”. コミックナタリー (2013年12月20日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ “玉井雪雄新連載、鎌倉時代を舞台に異形を描く”. コミックナタリー (2014年8月25日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ “スピにてねむようこら新連載!「じみへん」は完結、豪華メンバー48名寄稿”. コミックナタリー (2015年8月10日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ “「オメガトライブ」の玉井雪雄がヤンマガ初登場、“目利き”で天下を渡る冒険活劇”. コミックナタリー (2017年4月17日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ “上条明峰の新作がヤンマガで連載、「SAMURAI DEEPER KYO」無料配信も”. コミックナタリー (2017年11月27日). 2018年5月29日閲覧。
- ^ ““不倫勇者”による大人のRPGがスペリオールに、「カバチタレ!」東風孝広の読み切りも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月28日) 2021年5月28日閲覧。
外部リンク
編集- OMEGA TRIBE解体新書 本人のブログ
- 玉井雪雄 (@SNOWBRND) - X(旧Twitter)