福島市
福島市(ふくしまし)は、福島県中通りの北部に位置する市。福島県の県庁所在地であり、中核市、保健所政令市、中枢中核都市に指定されている。1907年(明治40年)市制施行。福島県最北端に位置している。
ふくしまし 福島市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 福島県 | ||||
市町村コード | 07201-0 | ||||
法人番号 | 1000020072010 | ||||
面積 |
767.72km2 | ||||
総人口 |
271,977人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 354人/km2 | ||||
隣接自治体 |
二本松市、伊達市、伊達郡桑折町、川俣町、耶麻郡猪苗代町 山形県:米沢市、東置賜郡高畠町 宮城県:白石市、刈田郡七ヶ宿町 | ||||
市の木 | ケヤキ | ||||
市の花 | モモ | ||||
市の鳥 | シジュウカラ | ||||
福島市役所 | |||||
市長 | 木幡浩 | ||||
所在地 |
〒960-8601 福島県福島市五老内町3番1号 北緯37度45分39秒 東経140度28分29秒 / 北緯37.76081度 東経140.47472度座標: 北緯37度45分39秒 東経140度28分29秒 / 北緯37.76081度 東経140.47472度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集江戸時代以前より、福島城(杉妻城、大仏城)の城下町として町並みを形成。福島藩時代には幕府直轄領、本多家(徳川四天王本多忠勝の一族)、堀田家(老中を多く輩出した家)と藩主が変わり、江戸中期になると徳川将軍家との関係が深い重昌流板倉家が治めることになる。現在の福島県内で福島藩は会津藩(現在の会津若松市)に次ぐ石高を有した[1]。
明治以降の福島は蚕種、生糸、織物の集散地として栄え、日本銀行の支店を函館に続き東日本で2番目に開設(全国7番目[2])し、福島競馬場の誘致にも成功し、現在に続く福島市の経済を支えている。中通り北部の中心都市で、県庁所在地でもある。県庁所在地であるものの、人口規模では中通り中部の郡山市や浜通り南部のいわき市を下回っており、県内第3位である。県庁所在都市が県内第二都市である例はいくつか存在するものの、県内人口が3位である市は福島市が唯一である。郡山市が商業都市、いわき市が工業都市であるのに対して、福島市は県内の公的機関や金融機関が集積する行政都市という側面が強い。1990年代には東北新幹線と山形新幹線が分岐することになる福島駅、2020年代には東北自動車道と東北中央自動車道が交わる交通の要所としての基盤が出来上がった。
第一次産業の面では福島県内第1位の農業産出額であり、特に全国有数の収穫量を誇る桃をはじめ、市町村別日本一の生産数を誇る梨など果樹の栽培が盛んであることから「果物王国」の異名を持つ[3]。
観光の面では山の名所が点在し、個性ある温泉街を複数抱えている土地でもあり、更に東北地方唯一のJRA福島競馬場が立地し、競馬の街としての顔を持つ。日本一の大きいわらじを担ぐ祭事の信夫三山暁まいり(わらじまつり)が有名である。
山の名所としては、国立公園にも指定を受けている浄土平から福島のシンボルともいえる吾妻小富士のお鉢巡り。市街地からほど近くで福島盆地を見渡せる信夫山。そして花見の名所でもあり「福島に桃源郷あり」とも唄われる花見山公園が挙げられる。
福島市内に代表的な温泉街が3か所あり、ヤマトタケルが残る古い歴史を有する古湯である飯坂温泉。全国有数の高濃度硫黄泉で知られる高湯温泉。福島市を代表する伝統工芸品のこけし発祥地として有名な土湯温泉がある。
令和初期の時点で福島市で唯一の名誉市民であり、昭和時代に数多くの行進曲、応援歌、校歌を手掛けた作曲家である古関裕而の出身地としても知られている。
地名の由来
編集古代には、福島市地域の代表的な地名は岑越(みねこし)と呼ばれており、現在の信夫山も岑越山と呼ばれていた。奈良時代の律令制では各道に官僚が馬を乗り継ぐための駅が設置されたが、東山道の福島周辺の駅名は、南から安達(現在の本宮市)→湯日(ゆい:現在の二本松市油井)→岑越→伊達(現在の伊達郡桑折町)→篤借(あつかし:現在の宮城県白石市)、となっている。ただし、岑越は松川(当時の流路は信夫山の南側)以北摺上川以南であり、松川以南は当時でも杉妻(すぎのめ)であったため、駅があったのは現在の福島県庁エリアより北寄りの北五老内近辺であったと思われる。その後、杉妻大仏の建立、中世になって杉妻城(大仏城、後の福島城)や大森城の築城があり、次第に政治的な中心であり地域を代表する地名は岑越から杉妻に移ったと考えられる。
現在の福島という地名に関しては、安土桃山時代に信夫郡・伊達郡が蒲生氏郷支配になったとき、蒲生氏郷または蒲生氏郷の下で福島城主とされた木村吉清が、それまでの杉妻を縁起の良さそうな福島と改名したという説が有力である。なお、この時代、豊臣政権による大幅な改易が相次ぎ、現在の福島県とその近隣(宮城県南部、山形県南部)では各地で地名が変えられ、現在に残る地名になった。
地理
編集位置
編集福島市は福島県の北東部に位置し、猪苗代湖から北東へ約50kmに位置している。東京から北へ約260kmの距離である。西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が主な市域である。市内からは西に吾妻連峰を、南西に安達太良山を仰ぐ。福島県内陸では最も標高が低い位置にある。
市域は旧信夫郡全域と周辺の旧伊達郡、旧安達郡の一部を加えた範囲に及び、福島盆地の南西側とその外周山岳部を占める。
北流する阿武隈川を中心に福島盆地を形成している。奥羽山脈を源とする摺上川、松川、荒川などがそれぞれ市西部に扇状地をつくりながら東流し阿武隈川に注ぐ。かつてその扇状地は桑畑として利用されたが、現在では果樹園に転用されている。盆地の南東部に残丘(モナドノック)である信夫山が構えている。奥羽山脈側には栗子峠や土湯峠板谷峠のような交通難所が存在する。
市内最高地点は東吾妻山で標高1,974m、市内最低地点は向瀬上で標高約55mである。
地形
編集山岳
編集河川
編集※ 福島市の荒川は「水質が最も良好な河川」に認定されており、11年連続で全国1位の水質を誇っている。(国土交通省2020年水質調査結果より)
湖沼
編集気候
編集福島市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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福島市は日本海側と太平洋側の中間の気候であり、夏と冬で気温差の激しい盆地特有の内陸性気候の特徴を示している。
- 夏季
太平洋の高気圧に覆われて夏型の気圧配置になると、福島盆地では風の弱い晴天となり、山岳からのフェーン現象も相成って猛暑日を記録するなどその日の日本最高を記録することもある。福島の最高気温(極値)は、1942年8月15日、2023年8月5日の39.1℃となっている。太平洋高気圧が衰退し、南から暖湿気流が流れ込むと雷雨が発生する事もあるが、宇都宮市など北関東に比べると少ない。一方、オホーツク海高気圧が張り出した場合、北東の湿った冷気により低温となり、霧雨が降り続けて日射不足が続く事もある。
- 冬季
吾妻おろしと呼ばれる北西の季節風が吹き市街地では晴天ながら、にわか雪が舞う様な天気が多くなる。 冬型の気圧配置が強まると、北西の米沢市、栗子峠から雪雲がストレートに流れ込み、市中心部で10-30cm程度の積雪をもたらす。 福島市中心部は、中通り平野部としては標高が低い事と曇天、強風が多いため放射冷却がそれほど強くはなく、郡山市や白河市に比べ気温は高めであるが、降雪に関しては、中通りとしては郡山や白河より多い地域である。特に東北自動車道より西側にあたる北部や西部では中心部との積雪差が大きく、北部の飯坂町茂庭で年降雪量平均値は353cmとなっており、白河中心部より標高は低いが、地形の影響で降雪は約4倍の値が記録される。
このため南部を除く福島市の大部分が国土交通省の定める豪雪地帯に指定されているが、市中心部の積雪は30cm積もれば大雪で、それほど多くはない。
- 年降雪量平年値(気象庁)
- 飯坂町茂庭 353cm
- 福島 122cm
- 白河 90cm
- 1月の降水量(気象庁)
- 飯坂町茂庭 92.5mm
- 福島 56.2mm
- 郡山 40.9mm
- 白河 44.1mm
- 桜前線
福島市中心部の標高は67mであり、二本松、郡山、白河に比べて低いため、桜前線は中通り平野部に於いては北から南下すると言われている。 しかし実際には、福島市は扇状地であるため、郊外に行くに連れて標高が高くなり、郊外の平野部で標高200mの地域もあり、さらには高山地帯では標高1,700mに至るため、同じ市内でも桜前線は複雑であり、花見などは福島市内だけで低地から高地まで1か月以上楽しむことができる。
- 極値(福島地方気象台観測)
要素 | 観測値 | 観測年月日 | 備考 |
---|---|---|---|
最高気温 | 39.1℃ | 1942年(昭和17年)8月15日 | |
最低気温 | -18.5℃ | 1891年(明治24年)2月4日 | |
最大風速 | 22.9m/s | 1959年(昭和34年)4月10日 | |
最大瞬間風速 | 32.2m/s | 1979年(昭和54年)3月31日 | |
最大24時間降水量 | 260.5mm | 1986年(昭和61年)8月5日 | 8.5水害 |
最深積雪 | 80cm | 1936年(昭和11年)2月9日 |
- 福島地方気象台(福島市松木町)
- 東経140度28.2分、北緯37度45.5分、標高67メートル
福島市松木町(福島地方気象台、標高67m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.1 (64.6) |
21.4 (70.5) |
25.2 (77.4) |
32.2 (90) |
35.4 (95.7) |
36.7 (98.1) |
39.0 (102.2) |
39.1 (102.4) |
37.3 (99.1) |
30.3 (86.5) |
26.1 (79) |
22.4 (72.3) |
39.1 (102.4) |
平均最高気温 °C (°F) | 5.8 (42.4) |
7.1 (44.8) |
11.2 (52.2) |
17.7 (63.9) |
23.1 (73.6) |
25.9 (78.6) |
29.1 (84.4) |
30.5 (86.9) |
26.2 (79.2) |
20.5 (68.9) |
14.5 (58.1) |
8.6 (47.5) |
18.3 (64.9) |
日平均気温 °C (°F) | 1.9 (35.4) |
2.5 (36.5) |
5.9 (42.6) |
11.7 (53.1) |
17.2 (63) |
20.7 (69.3) |
24.3 (75.7) |
25.5 (77.9) |
21.6 (70.9) |
15.6 (60.1) |
9.5 (49.1) |
4.3 (39.7) |
13.4 (56.1) |
平均最低気温 °C (°F) | −1.5 (29.3) |
−1.2 (29.8) |
1.3 (34.3) |
6.4 (43.5) |
12.1 (53.8) |
16.6 (61.9) |
20.8 (69.4) |
21.9 (71.4) |
18.0 (64.4) |
11.7 (53.1) |
5.2 (41.4) |
0.7 (33.3) |
9.3 (48.7) |
最低気温記録 °C (°F) | −15.0 (5) |
−18.5 (−1.3) |
−12.9 (8.8) |
−5.5 (22.1) |
−1.2 (29.8) |
3.8 (38.8) |
9.1 (48.4) |
9.8 (49.6) |
4.8 (40.6) |
−1.7 (28.9) |
−6.6 (20.1) |
−13.5 (7.7) |
−18.5 (−1.3) |
降水量 mm (inch) | 56.2 (2.213) |
41.1 (1.618) |
75.7 (2.98) |
81.8 (3.22) |
88.5 (3.484) |
121.2 (4.772) |
177.7 (6.996) |
151.3 (5.957) |
167.6 (6.598) |
138.7 (5.461) |
58.4 (2.299) |
48.9 (1.925) |
1,207 (47.52) |
降雪量 cm (inch) | 49 (19.3) |
34 (13.4) |
14 (5.5) |
1 (0.4) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
1 (0.4) |
24 (9.4) |
122 (48) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 10.6 | 8.6 | 9.2 | 8.2 | 9.7 | 11.9 | 15.2 | 12.4 | 12.0 | 9.7 | 7.7 | 10.8 | 126.0 |
平均降雪日数 | 25.4 | 21.3 | 15.9 | 2.8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.3 | 18.3 | 87.0 |
% 湿度 | 68 | 65 | 61 | 58 | 63 | 72 | 77 | 76 | 76 | 73 | 70 | 70 | 69 |
平均月間日照時間 | 132.2 | 144.8 | 175.1 | 189.7 | 193.2 | 141.4 | 125.2 | 148.7 | 122.9 | 133.7 | 128.3 | 118.7 | 1,753.8 |
出典:気象庁(平均値:1991年- 2020年、極値:1889年 - 現在)[4][5] |
- 茂庭観測所(福島市飯坂町茂庭字滑滝道)
- 東経140度26.2分、北緯37度53.5分、標高200メートル
茂庭(1992年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 13.9 (57) |
18.4 (65.1) |
22.1 (71.8) |
29.8 (85.6) |
33.6 (92.5) |
34.0 (93.2) |
36.2 (97.2) |
36.3 (97.3) |
34.1 (93.4) |
28.2 (82.8) |
24.8 (76.6) |
18.3 (64.9) |
36.3 (97.3) |
平均最高気温 °C (°F) | 3.6 (38.5) |
4.7 (40.5) |
8.7 (47.7) |
15.4 (59.7) |
21.2 (70.2) |
24.0 (75.2) |
27.2 (81) |
28.6 (83.5) |
24.4 (75.9) |
18.7 (65.7) |
12.8 (55) |
6.6 (43.9) |
16.3 (61.3) |
日平均気温 °C (°F) | 0.0 (32) |
0.5 (32.9) |
3.4 (38.1) |
9.2 (48.6) |
14.7 (58.5) |
18.5 (65.3) |
22.2 (72) |
23.2 (73.8) |
19.3 (66.7) |
13.2 (55.8) |
7.3 (45.1) |
2.3 (36.1) |
11.2 (52.2) |
平均最低気温 °C (°F) | −3.4 (25.9) |
−3.4 (25.9) |
−1.2 (29.8) |
3.3 (37.9) |
8.6 (47.5) |
13.7 (56.7) |
18.3 (64.9) |
19.3 (66.7) |
15.4 (59.7) |
8.7 (47.7) |
2.6 (36.7) |
−1.4 (29.5) |
6.7 (44.1) |
最低気温記録 °C (°F) | −12.5 (9.5) |
−11.8 (10.8) |
−8.6 (16.5) |
−3.7 (25.3) |
0.3 (32.5) |
4.1 (39.4) |
10.3 (50.5) |
11.7 (53.1) |
4.9 (40.8) |
−0.5 (31.1) |
−4.6 (23.7) |
−8.9 (16) |
−12.5 (9.5) |
降水量 mm (inch) | 92.5 (3.642) |
60.5 (2.382) |
83.0 (3.268) |
88.7 (3.492) |
90.6 (3.567) |
120.4 (4.74) |
182.4 (7.181) |
165.1 (6.5) |
162.1 (6.382) |
124.2 (4.89) |
82.3 (3.24) |
97.3 (3.831) |
1,350.4 (53.165) |
降雪量 cm (inch) | 140 (55.1) |
103 (40.6) |
40 (15.7) |
4 (1.6) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
2 (0.8) |
70 (27.6) |
353 (139) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 15.0 | 11.7 | 12.4 | 10.0 | 9.7 | 11.7 | 14.2 | 12.1 | 11.8 | 10.1 | 11.8 | 15.0 | 145.8 |
平均降雪日数 (≥5 cm) | 9.5 | 7.0 | 2.7 | 0.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 4.4 | 23.8 |
平均月間日照時間 | 93.6 | 112.9 | 160.3 | 182.0 | 195.3 | 150.4 | 134.9 | 154.4 | 121.6 | 130.3 | 113.5 | 94.0 | 1,645.1 |
出典1:気象庁 | |||||||||||||
出典2:年ごとの値 |
- 鷲倉観測所(福島市土湯温泉町字鷲倉山国有林)
- 東経140度15.6分、北緯37度40.1分、標高1220メートル
鷲倉(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 7.4 (45.3) |
11.8 (53.2) |
13.3 (55.9) |
20.6 (69.1) |
27.2 (81) |
27.6 (81.7) |
29.0 (84.2) |
29.4 (84.9) |
26.8 (80.2) |
24.6 (76.3) |
18.2 (64.8) |
15.3 (59.5) |
29.4 (84.9) |
平均最高気温 °C (°F) | −3.8 (25.2) |
−2.9 (26.8) |
0.8 (33.4) |
7.4 (45.3) |
14.1 (57.4) |
17.3 (63.1) |
20.6 (69.1) |
21.8 (71.2) |
17.6 (63.7) |
11.9 (53.4) |
5.7 (42.3) |
−0.7 (30.7) |
9.1 (48.4) |
日平均気温 °C (°F) | −6.2 (20.8) |
−5.8 (21.6) |
−2.5 (27.5) |
3.5 (38.3) |
9.7 (49.5) |
13.6 (56.5) |
17.5 (63.5) |
18.5 (65.3) |
14.4 (57.9) |
8.5 (47.3) |
2.6 (36.7) |
−3.2 (26.2) |
5.9 (42.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −8.7 (16.3) |
−8.7 (16.3) |
−5.8 (21.6) |
−0.2 (31.6) |
6.0 (42.8) |
10.8 (51.4) |
15.1 (59.2) |
16.0 (60.8) |
11.9 (53.4) |
5.7 (42.3) |
−0.2 (31.6) |
−5.7 (21.7) |
3.0 (37.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −16.4 (2.5) |
−16.3 (2.7) |
−14.0 (6.8) |
−10.7 (12.7) |
−3.4 (25.9) |
1.6 (34.9) |
5.8 (42.4) |
8.5 (47.3) |
0.4 (32.7) |
−3.9 (25) |
−10.3 (13.5) |
−14.6 (5.7) |
−16.4 (2.5) |
降水量 mm (inch) | 111.8 (4.402) |
70.2 (2.764) |
115.1 (4.531) |
145.7 (5.736) |
165.8 (6.528) |
239.4 (9.425) |
318.7 (12.547) |
309.1 (12.169) |
297.6 (11.717) |
246.5 (9.705) |
124.7 (4.909) |
133.5 (5.256) |
2,227.8 (87.709) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 17.6 | 14.1 | 14.7 | 12.5 | 12.9 | 14.2 | 17.3 | 14.8 | 15.5 | 13.9 | 14.9 | 18.9 | 181.3 |
平均月間日照時間 | 38.8 | 60.6 | 108.3 | 156.9 | 178.8 | 125.3 | 106.0 | 139.3 | 106.9 | 110.7 | 86.4 | 48.8 | 1,260.7 |
出典1:気象庁 | |||||||||||||
出典2:年ごとの値 |
地域
編集主に17の地域に区分され本庁直轄の中央地域を除き、1地域につき管轄の支所が1か所置かれている。 福島市の町名及び大字数は158[6]。
地名
編集- 町・字一覧
中央地域(五十辺・信夫山地区を除く) |
旭町 | 荒町 | 石貝 | 入江町 | 上ノ台 | 上町 | 江向 | 太田町 | 大町 | 置賜町 | 御倉町 | 御山町 | 春日町 | 霞町 | 上浜町 | 北五老内町 | 北町 | 公事田 | 腰浜町 | 五老内町 | 栄町 | 桜木町 | 五月町 | 下谷地 | 新浜町 | 新町 | 陣場町 | 須川町 | 杉妻町 | 清明町 | 曽根田町 | 仲間町 | 天神町 | 道満塚 | 豊田町 | 中町 | 八反田 | 花園町 | 浜田町 | 万世町 | 東浜町 | 舟場町 | 堀河町 | 松木町 | 松浪町 | 三河北町 | 三河南町 | 南町 | 宮下町 | 宮町 | 本町 | 森合町 | 八島町 | 矢剣町 | 柳町 | 山下町 | 雷神 | 六反田 | 早稲町 | 野田町(一部) | 東中央(一部) | 南中央(一部) |
中央地域(五十辺地区) |
石田 | 岩ノ前 | 岩谷 | 蝦貫 | 上荒子 | 北中川原 | 北ノ前 | 北原 | 高野川原下 | 坂登 | 山居 | 下荒子 | 滝元 | 立石 | 舘ノ内 | 舘ノ前 | 田中島 | 茶屋下 | 遠瀬戸 | 中荒子 | 猫渕 | 古川 | 道前 | 松山町 | 矢倉下 | 山際 | 本内(南下釜) |
中央地域(信夫山地区) |
大平山 | 狩野 | 狐塚 | 狐塚畑 | 狐山 | 小金山 | 駒山 | 山居上 | 清水山 | 下狐塚 | 太子堂 | 大明神 | 鴇頭森 | 所窪 | 堂殿 | 南平 | 西養山 |
渡利地域 |
小倉寺 | 南向台 | 渡利 |
杉妻地域 |
黒岩 | 郷野目 | 太平寺 | 鳥谷野 | 伏拝 |
蓬萊地域 |
清水町 | 田沢 | 蓬萊町 |
清水地域 |
泉 | 御山 | 北沢又 | 南沢又 | 森合 | 野田町(一部) |
東部地域 |
大波 | 岡島 | 岡部 | 山口 | 鎌田(一部) | 本内(一部) |
北信地域 |
沖高 |北矢野目 | 下飯坂 | 瀬上町 | 丸子 | 南矢野目 | 宮代 | 鎌田(一部) | 本内(一部) |
吉井田地域 |
仁井田 | 方木田 | 八木田 | 吉倉 |
西地域 |
荒井 | 荒井北 | 上名倉 | さくら | 佐倉下 | 佐原 |
土湯温泉町地域 |
土湯温泉町 |
信陵地域 |
笹谷 | 大笹生(一部) |
立子山地域 |
立子山 |
飯坂地域 |
飯坂町 | 飯坂町中野 | 飯坂町東湯野 | 飯坂町平野 | 飯坂町茂庭 | 飯坂町湯野 | 大笹生(一部) |
松川地域 |
金谷川 | 光が丘 | 松川町 | 松川町浅川 | 松川町金沢 | 松川町下川崎 | 松川町関谷 | 松川町沼袋 | 松川町美郷 | 松川町水原 |
信夫地域 |
大森 | 小田 | 上鳥渡 | 下鳥渡 | 永井川 | 成川 | 平石 | 山田 |
吾妻地域 |
上野寺 | 北中央 | 桜本 | 笹木野 | 在庭坂 | 下野寺 | 庄野 | 李平 | 土船 | 西中央 | 二子塚 | 町庭坂 | 八島田 | 東中央(一部) | 南中央(一部) |
飯野地域 |
飯野町 | 飯野町青木 | 飯野町大久保 | 飯野町明治 |
人口
編集福島市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 福島市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 福島市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
福島市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
編集歴史
編集沿革
編集前史
編集福島盆地は20万年前の更新世中ごろに現在まで断続的に続く南部の沈降運動により誕生した堆積盆地である。
現在の福島市域の人類の足跡としては、約3万年前に作られたと考えられている打製石器が平林遺跡から発掘されているほか、市内各地から石器が出土している。学壇群遺跡からは特に多く出土しており、打製石器の制作場所と考えられている。
福島市内で出土した縄文土器として最古のものは、南諏訪原遺跡から出土した微隆起線文土器と仙台内前遺跡の爪形文土器であり、ともに1万2,000年から1万年前のものとされている。縄文後期の宮畑遺跡からは計画的なムラの跡が確認されており、食や狩猟の様子も窺い知ることができる。
福島市内では、弥生時代の遺跡である勝口前畑遺跡や台畑遺跡から水田跡が発見されており、市内の広域において稲作が行われていたことが確認されている。勝口前畑遺跡から朝鮮半島で製造された勾玉が出土しており、広域な交流が行われていたようである。円墳「月ノ輪山1号墳」から出土した頭椎大刀から6世紀終わりごろから7世紀初頭には大和朝廷の支配下にあったと考えられており、7世紀初めごろには大和朝廷支配下に特徴的な前方後円墳が阿武隈川沿いにまとまって造られている。
古代
編集- 718年(養老2年)後、大和朝廷の勢力圏の拡大とともに陸奥国も北進して現在の宮城県域まで拡大したため、一時的に現在の福島県の地域は新陸奥国(ほぼ現在の宮城県)と分離して石城(いわき)国(ほぼ現在の福島県浜通)と石背(いわせ)国(ほぼ現在の福島県中通りと会津)に分割した。
- 724年(神亀元年)までに分割した新陸奥国だけでは、蝦夷防備を担うだけの経済力に不足していたため、再び石城国、石背国と合併して元の陸奥国にもどされた。
- 律令制で道国郡制が整備されたとき、当初は現在の福島市とほぼ同じ地域と伊達郡・伊達市の地域を合わせて信夫郡(しのぶぐん)だった(古代には信夫は忍とも表記された)。しかし、10世紀前半に信夫郡から、伊達郡を分割した。当時、律令制の租庸調の課税を整備する必要性から、各郡の人口をほぼ均一にするために、朝廷が郡の分割や住民の強制移動を全国的に行った。特に朝廷から見れば開拓地であった陸奥国では、こうした再編成が盛んだった。この分割では、旧信夫郡のうち、小倉郷、安岐(安芸)郷、岑越(みねこし)郷、曰理(わたり)郷は新信夫郡となり、伊達郷と靜戸(しずりべ)郷と鍬山郷の3郷が新しく伊達郡となった。
- 小倉郷とは、大森川の南で阿武隈川の西の地域 - 現在の大森、平田、松川、水原、荒井、土湯、金沢、関谷、浅川、下川崎など。
- 安岐(安芸)郷とは、松川(現在の祓川流路)と阿武隈川と大森川に囲まれた地域で、現在の福島、曾根田、腰浜(こしはま)、五十辺(いがらべ)、小山荒井、杉妻(すぎのめ)、吉井田、庭坂、庭塚、野田、水原、佐倉など。
- 岑越(みねこし)郷とは、松川(現在の祓川流路)と阿武隈川、摺上川に囲まれた地域で、現在の清水、鎌田、瀬上(せのうえ)、余目(あまるめ)、大笹生、笹谷、飯坂、中野など。
- 曰理(わたり)郷とは、阿武隈川東岸地域で、現在の渡利、小倉寺、岡島、岡部、山口、大波、下小国、上小国など。
- なお、現在の信夫山を当時は岑越山と呼び、その山麓地域である宿場(現在の福島市の縁起)の地名も岑越であった。
中世
編集- 1180年(治承4年) - 平氏追討のため関東に向かった源義経に、信夫郡飯坂の住人・佐藤継信、佐藤忠信の兄弟が付き従う。
- 1189年(文治5年) - 源頼朝が奥州へ侵攻。途中、信夫郡石名坂にて信夫庄住人・佐藤基治を打ち破る。(石那坂の戦い)
- 1413年(応永20年) - 伊達持宗(松犬丸)が大仏城(後の福島城)へ立て籠もり、鎌倉公方に対して反乱を起こす。
- 1542年(天文11年) - 天文の乱が起こる。大森城周辺が戦場となる。
- 1592年(文禄元年) - 蒲生氏郷の家臣木村吉清が居城を大森城から杉目城(別名大仏城)へ移し、杉目城を福島城と改称する。
- 1600年(慶長5年) - 伊達政宗と上杉氏家臣の福島城主本庄繁長等が松川で戦った(松川の戦い)。 信夫山の北を東流する現在の松川と当時の松川は流路が異なり、信夫山の南側を流れる現在の祓川が当時の松川の痕跡と言われる。したがって松川の戦いは、現在の信夫山南麓から福島市中心市街地一帯で戦われた。
近世(江戸時代)
編集- 1664年(寛文4年) - 信夫郡が上杉領から福島20万石の天領となる。
- 1679年(延宝7年) - 本多忠国、大和郡山藩から福島15万石で入封となり、福島藩が成立した。
- 1686年(延宝7年) - 堀田正仲、出羽山形藩から福島10万石で入封。
- 1702年(元禄15年) - 板倉重寛、信濃坂木藩から福島3万石へ入封。
- 1749年(寛延2年) - 寛延の惣百姓一揆。
- 1787年(天明7年) - 下村藩1万石が立藩される。
- 1823年(文政6年) - 下村藩が廃藩する。
- 1830年(天保元年) - 中合が現在の荒町に創業する。
- 1868年6月10日(慶応4年9月2日) - 北町の金沢屋にて長州藩士世良修蔵を含む数人が襲われ、阿武隈川で斬首される事件。奥羽越列藩同盟結成の契機となった歴史的事件である。
- 1868年10月17日(慶応4年4月20日) - 福島藩主板倉勝己が薩長軍に降伏し、福島城を渡辺清左衛門に引き渡す。
近代(戦前)
編集- 1869年(明治2年1月) - 相馬の中村民政局取締所管轄となり、福島藩が消滅する。
- 1871年(明治4年)
- 1876年(明治9年)8月21日 - 旧福島県、磐前県(浜通り)、若松県(会津地方)が合併し現在の福島県となる。福島県庁は福島町に置かれる。
- 1879年(明治12年)(日付不詳) - 福島町に信夫郡の郡役所が置かれる。
- 1881年(明治14年)4月25日 - 柳町の風呂屋みどり湯から出火、1785戸を焼失する福島大火(甚兵衛火事)が発生。
- 1882年(明治15年)12月1日 - 福島事件が起こる。
- 1889年(明治22年)
- 1893年(明治26年)5月19日 - 吾妻山の一切経山が噴火する。
- 1899年(明治32年)7月15日 - 全国7番目の店舗として日本銀行出張所(後に支店)が設置される(東北地方初)
- 1900年(明治33年)5月18日 - 大笹生の国有林100ヘクタールが全焼する。
- 1904年(明治37年)(日付不詳) - 現在の福島とうろう流し花火大会の元となる、福島の灯篭流しが始まる。
- 1907年(明治40年)4月1日 - 市制を施行し、福島市となる[10]。県内で第2番目、全国で59番目であった。当時人口3万人。
- 1908年(明治41年)(日付不詳) - 福島市立図書館が開業。
- 1911年(明治44年)10月 - 福島停車場事件が起こる。
- 1917年(大正6年)(日付不詳) - 福島市公会堂ができる。
- 1918年(大正7年)
- 1922年(大正11年)軽便鉄道が原因で本内で大火が起こる。
- 1925年(大正14年)(日付不詳) - 弁天山に浄水場が建設される。
- 1926年(大正15年)(日付不詳) - 福島市の上水道が整備される。
- 1927年(昭和2年)福島ビルディング(福ビル)ができる。福島県初のエレベーターが設置される。
- 1929年(昭和4年)福島市立図書館が閉業し、福島県立図書館が開業する。
- 1932年(昭和7年)7月 - 阿武隈川改修工事開始(1938年完成)。
- 1936年(昭和11年)11月22日 - 福島市歌を制定。
- 1943年(昭和18年)11月10日 - 杉妻町の初代福島市役所庁舎が火災により本館4棟が焼失[11]。本町の福島ビルディングに移転。
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)7月20日 - 米軍機B-29が、渡利地域に爆弾を投下する。
現代(戦後)
編集- 1947年(昭和22年)8月17日 - 昭和天皇の戦後巡幸。県庁、県営住宅、競馬場などに行幸[12]。
- 1948年(昭和23年)3月7日 - 福島県警察部が解体され、福島市警察を設置。
- 1948年(昭和23年)
- 1952年(昭和27年)5月3日 - 2代目福島市役所庁舎が五老内町に新築。
- 1952年(昭和27年)10月 - 第7回国民体育大会が開催。
- 1953年(昭和28年)1月5日 - 上浜町の県教育会館が全焼。
- 1954年(昭和29年)(日付不詳) - 福島市警察が福島県警察に統合。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 飯坂町の平野小学校および民家128棟全焼。
- 1960年(昭和35年)8月4日 - 杉妻町の福島県立図書館が全焼する。
- 1965年(昭和40年)10月9日 - 松川農協の建物が全焼。
- 1970年(昭和45年)
- 1972年(昭和47年)11月 - 福島中央卸売市場が開場。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 市民憲章が制定。
- 1983年(昭和58年)11月1日 - 常陸宮家を迎え、小鳥の森開園式が行われる。
- 1984年(昭和59年)7月4日 - 福島市音楽堂が落成される。
- 1985年(昭和60年)11月24日 - 第1回東日本女子駅伝が開催される。
- 1986年(昭和61年)
- 1988年(昭和63年)11月12日 - 古関裕而記念館が落成される。
- 1990年(平成2年)7月1日 - 市が古関裕而音楽賞を制定する。
- 1993年(平成5年)12月21日 - 飯坂温泉の若喜旅館で火災発生、宿泊客5人が焼死する。
- 1994年(平成6年)5月7日 - 信夫山の地下工場跡の坑道内で転落死事故が起こる。
- 1995年(平成7年)1月28日 - 第50回国民体育大会(ふくしま国体)が、福島県あづま総合運動公園を中心に開催される。
現代(2000年代)
編集- 2005年(平成17年)9月25日 - 飯坂地域茂庭に摺上川ダムが完成し竣工式が行われる
- 2007年(平成19年)7月1日 - 福島市制100周年記念式典開催
- 2011年(平成23年)1月4日 - 3代目福島市役所庁舎東棟の業務を開始
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。福島地方気象台で震度5強を観測をした[13](市内最大震度6弱[14])。
- 2013年(平成25年)8月29日 - 奥土湯温泉郷の不動湯温泉白雲荘が全焼する
- 2020年(令和2年)8月31日 - 中合福島店が閉店
- 2020年(令和2年)12月20日 - 新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、市と市医師会が緊急警報を発表した[15]
事件
編集- 松川の戦い(松川合戦) - 戦国時代末期の合戦。当時の福島城下を拠点にしていた上杉軍と福島侵攻を目論んだ伊達軍との戦い。
- 世良修蔵事件 - 江戸時代末期に長州藩の世良修蔵が福島城下で斬首された事件。戊辰戦争の引き金となった事件のひとつ。
- 福島大火 - 福島城下町及び近代以降の福島市街地で起きた大火災。
- 福島事件 - 福島県各地で勃発した自由民権運動。自由党員や県民が県令三島通庸の圧政に反抗した事件。
- 庭坂事件 - 当時の国鉄奥羽本線で起きた列車往来妨害事件。
- 松川事件 - 戦後最大の冤罪事件。国鉄東北本線で起きた列車往来妨害事件。国鉄三大ミステリー事件のひとつに数えられる。
画像一覧
編集-
福島城跡(福島県庁)
行政
編集市長
編集- 市長:木幡浩(1期目)
- 任期:2017年12月8日 -
- 歴代市長
(+印は在職中死去)
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初 | 二宮哲三 | 1907年(明治40年)7月16日 | 1925年(大正14年)8月9日 |
2 | 小杉善助 | 1925年(大正14年)9月11日 | 1929年(昭和4年)3月 |
3 | 佐藤沢 | 1929年(昭和4年)3月 | 1945年(昭和20年)3月13日 |
4 | 釘本衛雄 | 1945年(昭和20年)4月21日 | 1947年(昭和22年)2月2日 |
5 | 佐藤元治 | 1947年(昭和22年)4月6日 | 1955年(昭和30年)4月 |
6 | 林谷主計 | 1955年(昭和30年)4月 | 1959年(昭和34年)4月 |
7 | 佐藤実 | 1959年(昭和34年)5月1日 | 1971年(昭和46年)4月 |
8 | 佐藤達也 | 1971年(昭和46年)5月1日 | 1979年(昭和54年)4月30日 |
9 | 河原田穣 | 1979年(昭和54年)5月1日 | 1985年(昭和60年)10月27日+ |
職務代理者 | 小野章[注 2] | 1985年(昭和60年)10月27日 | 1985年(昭和60年)12月9日 |
10 | 吉田修一 | 1985年(昭和60年)12月9日 | 2001年(平成13年)12月7日 |
11 | 瀬戸孝則 | 2001年(平成13年)12月8日 | 2013年(平成25年)12月7日 |
12 | 小林香 | 2013年(平成25年)12月8日 | 2017年(平成29年)12月7日 |
13 | 木幡浩 | 2017年(平成29年)12月8日 |
広域行政
編集- 福島地方広域行政事務組合 - 伊達市、伊達郡および本市の6市町村により構成される。安達地方広域行政組合と合同でふくしま拠点まちづくり協議会を設立し地域間交流や人材育成や教養文化活動の事業を推進している。
不祥事
編集- 生活保護違法減額事件
- 2018年1月、福島地裁は、2014年に市が奨学金を得た生活保護世帯に対し、奨学金を収入と誤認し、生活給付を減額した処分に対し、その違法性を認定、10万円の賠償を認めた[16]。
行政区画
編集- 市制移行に至るまでの福島
旧福島村及び福島町発足時の町域を示す。後に福島町及び福島市時代に編入したエリアは、編入以前の各村のページを参照。
福島県庁周辺(福島城下町)と福島駅東西の近隣エリア、荒川(当時:須川)の上流エリアを範囲とした町で、現在の福島市都心部を構成するエリアである。町名の特徴として江戸時代より長く続く福島城下7町は勿論のこと、近代以前からの字名を由来とした町名が多く存在する。
情報
編集- 福島町役場所在地
- 隣接自治体
- 奥州街道 - 現:旧国道4号(福島県道148号水原福島線ほか福島市道)
- 萬世大路 - 現:飯坂街道(福島県道3号福島飯坂線)
- 板谷街道 - 現:福島市道の複数路線
- 人口(単位:人)
年 | 人口(人) | 戸数(戸) |
---|---|---|
1703年 | 4,261 | -- |
1746年 | 3,726 | -- |
1788年 | 3,360 | -- |
1873年 | 5,813 | -- |
1904年 | 30,063 | 5,064 |
2018年 | 290,708 | 122,966 |
(典拠「福島県史」)
範囲
編集- 旧町名
- 柳町、荒町、中町、本町、大町、上町、北町、豊田町、杉妻町、御倉町、五月町、早稲町、須川町の各全域(全域が旧福島町)
- 舟場町、清明町、栄町、置賜町、新町、矢剣町、太田町、三河南町の各一部(旧福島町が大半を占める、残り周辺村)
- 陣場町、万世町、宮町、三河北町、野田町一丁目の各一部(旧福島町は一部のみ、大半を旧福島町外の周辺村が占める)
現町名 | 旧地名(福島町発足時の字名) | 旧地名(福島町以外) |
---|---|---|
柳町 | 柳町 | なし |
荒町 | 荒町、東裡通二丁目の一部 | なし |
中町 | 中町、東裡通三丁目 | なし |
本町 | 本町、南裡通一丁目の一部 | なし |
大町 | 大町、南裡通一丁目の一部、置賜通一丁目の一部 | なし |
上町 | 上町、南裡通二丁目 | なし |
北町 | 北町、北裡通の一部 | なし |
豊田町 | 豊田町 | なし |
舟場町 | 南裡通三丁目、杉妻の一部 | 腰浜村:長楽寺下の一部 |
杉妻町 | 杉妻の大半、東裡通二丁目の一部 | なし |
御倉町 | 東裡通一丁目 | なし |
清明町 | 西裡通一丁目、寺後 | 方木田村:北川原の一部 |
五月町 | 西裡通二丁目、西裡、清明塚 | なし |
早稲町 | 西裡通三丁目、寺裏、五月田、早稲田の一部 | なし |
栄町 | 西裡通四丁目、鈴木堂、早稲田の一部、下公事田の一部、陣場裏の一部、下谷地の一部 | 曾根田村:広町の一部、六反田の一部 |
置賜町 | 置賜通一丁目の一部、置賜通二丁目の一部、北裡の一部、陣場裏の一部 | 曾根田村:陣場の一部 |
陣場町 | 陣場裏の一部、置賜通二丁目の一部、下谷地の一部 | 曾根田村:雁俣の一部、陣場の一部、南畑の一部、広町の一部 |
万世町 | 北裡の一部、御山通二丁目の一部 | 曾根田村:貝吹田、前田の一部、井戸ノ上の一部、雁俣の一部、陣場の一部 |
新町 | 北裡の一部、御山通一丁目の一部、御山通二丁目の一部 | 曾根田村:前田の一部 |
宮町 | 御山通一丁目の一部、北裡通の一部 | 腰浜村:稲荷東の一部、新町東の一部 |
三河北町 | 中谷地、上谷地の一部、下公事田の一部、上公事田の一部 | 曾根田村:石貝、梐枒、丘𠂤、背燔の一部。森合村:江向、八反田の一部、三河尻の一部。八島田村:三河尻前の一部、道添の一部、二反田の一部 |
三河南町 | 上谷地の一部、下公事田の一部、上公事田の一部 | 曾根田村:背燔の一部、凱陣の一部 |
太田町 | 用水北、用水南、雷神、阿弥陀堂、堂ノ前、下太田、上太田の一部、下河原の一部、道満塚の一部 | 曾根田村:幽玄の一部。笹木野村:下江添の一部 |
矢剣町 | 矢劒、清水、一本杉、戸ノ内、中屋敷、江沼、上新田、中新田、下新田の一部、道満塚の一部 | 方木田村:北川原の一部 |
須川町 | 上川原、下河原の一部 | なし |
野田町一丁目 | 上太田の一部 | 下野寺村:村内十数の字(表記は省略)。笹木野村:上江添の一部、下江添の一部 |
旧福島城下町
編集- 柳町、荒町、中町、本町、大町、上町、北町、豊田町
福島町時代に幾度となく字名変更は行っているものの、江戸時代からその区域をほとんど変貌させていないことが特徴である。現在も県都福島市都心エリアの中核をなす8町である。 江戸時代に奥州街道沿いの7町として長く存在したことから福島城下7町や福島本通り7町、福島通町などと称されている。(大町・上町で一つの町であった)
- 町名の変貌
江戸初期 | 大学町 | 鍛冶町 | 荒町 | 中町 | 本町 | 上町 | 北町 | 南町 | 田町 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
江戸全般 | 柳町 | 荒町 | 中町 | 本町 | 上町 | 北南町 | 馬喰町 | |||
明治初期 | 柳町 | 安良町 | 中町 | 本町 | 上町 | 宮本町 | 喜多町 | 豊田町 | ||
1873年以降 | 通り一丁目 - 通り十七丁目 | |||||||||
1876年以降 | 通一丁目 - 通八丁目 | |||||||||
1899年ごろ | 本通柳町一丁目 本通柳町二丁目 |
本通荒町一丁目 本通荒町二丁目 |
本通中町一丁目 本通中町二丁目 |
本通本町一丁目 本通本町二丁目 |
本通大町一丁目 本通大町二丁目 |
本通上町一丁目 本通上町二丁目 |
本通北町一丁目 本通北町二丁目 |
本通豊田町一丁目 本通豊田町二丁目 | ||
1900年代 現在(住居表示) |
柳町 | 荒町 | 中町 | 本町 | 大町 | 上町 | 北町 | 豊田町 |
※上記の年代はおおよその目安である。
行政区画の変遷
編集- 市町村制施行以後
- 1889年(明治22年)4月1日
- 1892年(明治25年)6月21日 - 信夫郡大森村の一部(大字上鳥渡、下鳥渡、成川)をもって同郡鳥川村を分立する。
- 1893年(明治26年)2月3日 - 伊達郡立木村を分割し、同郡立子山村及び同郡青木村を新設する。
- 1901年(明治34年)10月1日 - 伊達郡湯野村の一部をもって同郡東湯野村を分立する。
- 1902年(明治35年)1月1日 - 信夫郡瀬ノ上村が町制施行・改称して瀬上町となる。
- 1904年(明治37年)4月1日 - 信夫郡浜辺村及び同郡清水村の一部を編入。
- 1907年(明治40年)4月1日 - 市制施行により福島市となる。
- 1936年(昭和11年)11月1日 - 信夫郡松川村が町制施行して松川町となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 信夫郡野田村の一部を編入。
- 1940年(昭和15年)5月1日 - 伊達郡湯野村が町制施行して湯野町となる。
- 1947年(昭和22年)
- 1954年(昭和29年)3月31日
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年)9月30日
- 1957年(昭和32年)
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 信夫郡松川町の一部を安達郡安達村に編入。
- 1962年(昭和37年)11月1日 - 信夫郡吾妻村が町制施行して吾妻町となる。
- 1964年(昭和39年)1月1日 - 信夫郡飯坂町を編入。
- 1966年(昭和41年)6月1日 - 信夫郡松川町及び同郡信夫村を編入。
- 1968年(昭和43年)10月1日 - 信夫郡吾妻町を編入。
- 2008年(平成20年)7月1日 - 伊達郡飯野町を編入。
議会
編集市議会
編集県議会
編集- 定数:8名
- 選挙区:福島市選挙区
- 任期:2019年11月20日 - 2023年11月19日
議員名 | 会派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
西山尚利 | 自由民主党福島県議会議員会 | 4 | |
宮本しづえ | 日本共産党福島県議会議員団 | 3 | |
伊藤達也 | 公明党福島県議会議員団 | 2 | |
紺野長人 | 福島県議会県民連合議員会 | 2 | 党籍は社会民主党 |
佐藤雅裕 | 自由民主党福島県議会議員会 | 3 | |
高橋秀樹 | 福島県議会県民連合議員会 | 4 | 党籍は立憲民主党 |
渡邊哲也 | 自由民主党福島県議会議員会 | 1 | |
大場秀樹 | 福島県議会県民連合議員会 | 2 | 党籍は国民民主党 |
国会
編集選挙結果などは福島県第1区の項を参照。
- 衆議院
議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
金子恵美 | 立憲民主党 | 3 | 選挙区 |
亀岡偉民 | 自由民主党 | 5 | 比例復活 |
対外関係
編集姉妹都市・提携都市
編集国内
編集- 提携都市
海外
編集- 姉妹都市
- バーデン=バーデン(ドイツ連邦共和国 バーデン=ヴュルテンベルク州)
- 競馬場同士の交流都市提携。
出先機関・施設
編集国家機関
編集- 東北管区行政評価局福島行政監視行政相談センター
- 東北地方整備局福島河川国道事務所
- 吾妻山山系砂防出張所
- 吾妻山山系砂防出張所松川庁舎
- 福島国道維持出張所
- 東北中央道維持出張所
- 東北地方整備局摺上川ダム管理所
- 東北運輸局福島運輸支局
- 気象庁福島地方気象台
- 日本スポーツ振興センター福島県支部
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構福島障害者職業センター
- 自動車事故対策機構仙台主管支所福島支所
- 自動車技術総合機構東北検査部福島事務所
- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター福島研究拠点
- 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林整備センター関東整備局福島水源林整備事務所
- 日本銀行福島支店
- 日本中央競馬会福島競馬場
- 日本政策金融公庫福島支店
- 商工組合中央金庫福島支店
- 日本年金機構東北福島年金事務所
- 日本放送協会福島放送局
- 東日本高速道路福島管理事務所
- 東日本電信電話福島支店
県政機関
編集施設
編集警察
編集- 本部
消防
編集- 本部
医療・福祉
編集- 主な病院
- 主な団体
郵便局
編集- 主な郵便局
- 福島中央郵便局 - 集荷業務:960-8XXX、960-1XXX、960-2XXXエリア
- 福島東郵便局 - 集荷業務:960-01XX、960-04XXから960-09XXエリア
- 飯坂郵便局 - 集荷業務:960-02XXエリア
- 松川郵便局 - 集荷業務:960-12XXエリア
- 佐倉郵便局 - 集荷業務:960-21XXエリア
文化施設
編集- 福島県文化センター
- 福島県立美術館
- 福島県立図書館
- こむこむ
- 福島市音楽堂
- 福島市公会堂
- 福島県歴史資料館
- 福島市古関裕而記念館
- 福島市写真美術館
- 福島市飯野UFOふれあい館(UFOの里内)
- 福島市立図書館
- 福島市学習センター(市内15か所)
- 福島市飯坂温泉観光会館(パルセ飯坂)
- 福島勤労者総合福祉センター(福島テルサ)
運動施設
編集経済
編集2004年商業統計確定値では、小売の年間販売額は3331億円である。
第一次産業
編集農業
編集福島県内第1位の農業産出額を誇る。福島市を代表する特産品は桃と梨である。
桃は全国有数の生産量であり、梨は市区町村別日本一の生産数を誇り、ここで生産される福島の品種「萱場梨」が名物に挙げられる。
第二次産業
編集工業
編集2019年度の製造品出荷額等は、4,768億円となっている。
- 製造工場
- 伊藤園 福島工場
- 王子ネピア 福島工場
- 沖データ 福島事業所
- 福島キヤノン
- 協三工業
- トーアエイヨー 福島工場
- 日本ベクトン・ディッキンソン 福島工場
- 森永乳業 福島工場
- ヤクルト 福島工場
- NOK 福島事業場
第三次産業
編集商業
編集江戸時代には養蚕業で栄え、福島県内に限らず宮城県南部からも生糸が集まる商品の集散地であった。明治期には製糸業を中心に工業資本が育ち、東北地方で最初となる日本銀行の支店が設置された。現在も本町から大町の奥州街道(レンガ通り)沿いには日銀支店を始めとした地方銀行・証券会社の支店など金融機関、あるいは福島県全体を管轄する支店などが集中し、福島県における業務機能の集積地となっている。通勤・通学圏、あるいは小売商圏として周辺自治体におよぶ福島都市圏が形成されている。
なお福島市は、山形・宮城両県と隣接し、その立地・交通の便の良さから、他県地域との交流人口増加と経済活性を企図している。例えば市内にはJRA福島競馬場があるため、開催日には宮城県内からの直通高速バスも運行される。また、宮城県から訪れる観光客向けに快速「ふくしま花見山号」が福島駅から仙台駅間を土日1往復ずつ運転されるなどの流れにある。
拠点を置く企業
編集- 東邦銀行 - 銀行、東京証券取引所プライム市場上場
- 福島銀行 - 銀行、東京証券取引所スタンダード市場上場
- 日東紡績 - 紡績業、東京証券取引所プライム市場上場
- アレンザホールディングス - 小売業、東京証券取引所プライム市場上場
- こころネット - サービス業、東京証券取引所スタンダード市場上場
- いちい - 小売業
- 北芝電機 - 東芝傘下の重電メーカー
- 協三工業 - 鉄道車両メーカー
- 佐藤工業 - 建設業
- 月電工業 - 製造業
- 福島信用金庫
- 福島県農業共済組合
- 福島民友新聞社 - 新聞社
- 福島民報社 - 新聞社
- 福島テレビ - テレビ局
- テレビユー福島 - テレビ局
- ラジオ福島 - ラジオ局
- 福島コミュニティ放送 - コミュニティラジオ局
- 西沢書店 - 書店チェーン
- 岩瀬書店 - 書店チェーン
- ネッツトヨタ福島 - 自動車ディーラー
- 福島トヨタ自動車 - 自動車ディーラー
- 日産プリンス福島販売 - 自動車ディーラー
- 福島日産自動車 - 自動車ディーラー
- 福島交通 - 陸運業(鉄道、バス)
- AC福島ユナイテッド - サッカークラブの運営
金融機関
編集- 預金取扱金融機関
情報・生活
編集マスメディア
編集新聞社
編集- 福島民友 本社(読売新聞系列)
- 福島民報 本社(毎日新聞系列)
- 朝日新聞 福島総局
- 読売新聞 福島支局
- 毎日新聞 福島支局
- 日経新聞 福島支局
- 産経新聞 福島支局
- 東京新聞 福島特別支局(中日新聞系列)
- 日刊競馬 福島支社
通信社
編集放送局
編集- テレビ局
- ラジオ局
- ラジオ福島 本社(JRN、NRN系列)
- 福島コミュニティ放送(FMポコ) 本社
- ふくしまFM 福島営業部
- ケーブルテレビ
- ニューメディア 福島センター
中継局
編集- 放送送信施設
ライフライン
編集電力
編集- 発電所
教育
編集大学
編集- 国立
- 県立
- 私立
短期大学
編集- 私立
高等学校
編集- 県立
- 福島県立福島高等学校
- 福島県立橘高等学校
- 福島県立福島商業高等学校
- 福島県立福島明成高等学校
- 福島県立福島工業高等学校(定時制併設)
- 福島県立福島西高等学校
- 福島県立福島北高等学校
- 福島県立福島東高等学校
- 福島県立福島南高等学校
- 福島県立ふくしま新世高等学校(定時制)
- 私立
- 福島成蹊高等学校
- 福島東稜高等学校
- 松韻学園福島高等学校
- 桜の聖母学院高等学校
- 尚志高等学校福島キャンパス(通信制)
中学校
編集- 国立
- 市立
- 私立
小学校
編集- 国立
- 市立
- 私立
幼稚園
編集- 国立
- 市立
- 福島市立森合幼稚園
- 福島市立杉妻幼稚園
- 福島市立渡利幼稚園
- 福島市立清水幼稚園
- 福島市立岡山幼稚園
- 福島市立笹谷幼稚園
- 福島市立佐倉幼稚園
- 福島市立いいざか幼稚園
- 福島市立まつかわ幼稚園
- 福島市立庭塚幼稚園
- 私立
- 桜の聖母学院幼稚園
- めばえ幼稚園
- 福島めばえ幼稚園
- 飯坂恵泉幼稚園
- 福島わかば幼稚園
- さくら幼稚園
- 福島わかくさ幼稚園
- 福島ルンビニー幼稚園
- みその幼稚園
- 三育幼稚園
- 西部三育幼稚園
- 蓬莱もみじ幼稚園
- 白百合幼稚園
特別支援学校
編集- 国立
- 県立
- 視覚支援学校
- 聴覚支援学校福島校
- 大笹生支援学校
- 須賀川支援学校医大校
- 市立
- 福島市立ふくしま支援学校
交通
編集福島より六方に通ずる街道として、南北に縦断する奥州街道と北西部の山形方面にアクセスする板谷峠経由の板谷街道や茂庭経由の羽州街道との分岐点であり、また国道13号の起点であり国道4号から分岐する。そのほかに南西部の会津方面に向かう土湯峠経由の土湯街道、東部の相馬方面へ霊山の麓を経由する中村街道、南東部の川俣・南相馬を経由し浪江に至る川俣街道などがある。
高速道路については既存の東北自動車道と新たに福島県浜通りから福島市を経由し山形県を直接繋ぐ東北中央自動車道が通っている。
鉄道では、福島駅が東北本線と奥羽本線(山形線)、そして東北新幹線と山形新幹線の分岐点となっている。
沿革
編集- 1873年(日付不詳) - 初代信夫橋が開通。
- 1881年10月3日 - 萬世大路が開通。
- 1887年12月15日 - 東北本線福島駅および松川駅が開業。
- 1899年5月15日 - 奥羽南線(奥羽本線:福島 - 米沢間)が開通。同時に庭坂駅が開業。
- 1908年4月14日 - 信達軌道会社の軽便鉄道(福島停車場 - 長岡 - 湯野間)が開通。
- 1924年4月13日 - 飯坂電気軌道福島 - 飯坂(現在の花水坂)間、(後の福島交通飯坂線)が開通。
- 1926年(日付不詳) - 信達軌道会社の軽便鉄道が一般的な鉄道へ切り替わる。
- 1925年(日付不詳) - 松齢橋が改築。
- 1927年(日付不詳) - 飯坂電車花水坂 - 飯坂温泉間が開通。
- 1929年(日付不詳) - 路線バスの運行開始。
- 1930年12月 - 八木田橋が開通。
- 1930年(日付不詳) - 岡部橋が開通。
- 1959年11月5日 - 磐梯吾妻スカイラインが開通。
- 1964年9月 - 天神橋が開通。
- 1966年1月 - 国道4号北町バイパスが完成。
- 1966年5月29日 - 国道13号栗子峠ルート、東栗子トンネル(延長2,376m)が開通。
- 1970年10月1日 - 国道13号信夫山トンネルが開通。
- 1973年3月25日 - 阿武隈川サイクリングロードが完成。
- 1973年4月20日 - あづま陸橋が開通。
- 1975年4月1日 - 東北自動車道(郡山 - 白石間)が開通。
- 1982年6月23日 - 東北新幹線(大宮 - 盛岡間)が開通。
- 1983年11月12日 - 国道4号福島南バイパスが開通。
- 1988年7月1日 - 阿武隈急行線(福島 - 丸森間)が開通。
- 1989年9月27日 - 国道115号土湯トンネル(延長3,360m)が開通。
- 1992年7月1日 - 山形新幹線(福島 - 山形間)が開通。
- 1998年3月 - 国道13号バイパス福島西道路八幡西交差点 - 夜梨交差点間の供用開始。
- 2004年1月15日 - 国道114号渡利バイパスが全線開通。
- 2005年12月3日 - 国道115号土湯バイパスが全線開通。
空路
編集空港
編集- ふくしまスカイパーク - 福島市大笹生にある農道離着陸場
鉄道
編集福島駅を中心に南北・西・北西・北東方向に路線が存在する。旅客輸送については、東日本旅客鉄道(JR東日本)が広域的な連絡を、私鉄各線が地域輸送を担っている。以前は阿武隈急行線が東北本線福島駅以南に乗り入れていたが、現在は廃止されており福島駅を起点としている。各線の詳細はそれぞれの項目を参照。
新幹線
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
鉄道路線
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■ 東北本線
- ■ 飯坂線
廃線
編集バス
編集路線バス
編集高速バス
編集- 福島県内
- 仙台空港 - 福島 - 会津若松(仙台空港 - 福島 - 会津若松線)
- 福島 - いわき(福島 - いわき線)
- 東京方面
- 福島 - 郡山 - 新宿(あぶくま号)
- 福島 - 郡山 - 東京・東京ディズニーランド(ドリーム福島・東京号)
- 山形 - 福島 - 東京(レインボー号)
- 宮城方面
- 中部方面
- 福島 - 名古屋(福島・郡山 - 名古屋線)
- 近畿方面
- 廃止された路線
- 福島県内
- 福島 - 郡山(福島 - 郡山線)
道路
編集高速道路
編集- E4東北自動車道
- 福島松川PA・スマートインターチェンジ - (21) 福島西IC - 吾妻PA - (21-1) 福島JCT - (22) 福島飯坂IC
- 東北中央自動車道
- (21-1) 福島JCT - (7) 福島大笹生IC
- 観光道路
国道
編集- 国道4号
- 国道13号 - 通称:平和通り、信夫通り、万世大路
- 国道13号(バイパス線) - 通称:福島西道路
- 国道114号(南相馬、浪江方面) - 通称:川俣街道
- 国道115号(猪苗代方面) - 通称:土湯街道
- 国道115号(相馬方面) - 通称:中村街道
- 国道399号 - 通称:茂庭街道
- 国道399号(バイパス線) - 通称:飯坂バイパス
- 国道459号
県道
編集- 福島県道3号福島飯坂線 - 通称:飯坂街道
- 福島県道4号福島保原線 - 通称:保原街道
- 福島県道5号上名倉飯坂伊達線 - 通称:フルーツライン、医王寺通り
- 福島県道30号本宮土湯温泉線 - (旧土湯街道)
- 福島県道39号川俣安達線
- 福島県道40号飯野三春石川線
- 福島県道51号霊山松川線 - (新橋街道)
- 福島県道52号土湯温泉線 - (一部が旧米沢街道)
- 福島県道70号福島吾妻裏磐梯線 - 通称:高湯街道、磐梯吾妻スカイライン
- 福島県道114号福島安達線 - 通称:奥州街道(旧国道4号)
- 福島県道124号飯坂桑折線 - 通称:湯野街道
- 福島県道126号福島微温湯線 - 通称:微温湯街道
- 福島県道147号松川渋川線
- 福島県道148号水原福島線 - 通称:奥州街道(旧国道4号)、大森街道、紅葉山通り、県庁通り
- 福島県道155号飯坂瀬ノ上線 - 通称:瀬上街道
- 福島県道192号松川停車場戸ノ内線
- 福島県道193号金谷川停車場線
- 福島県道194号金谷川停車場石内線
- 福島県道197号東福島停車場線
- 福島県道198号庭坂停車場線
- 福島県道305号木幡飯野線
- 福島県道306号大沢広表線
- 福島県道307号福島飯野線
- 福島県道308号山口渡利線 - 通称:中村街道(旧道)
- 福島県道309号岡部渡利線
- 福島県道310号庭坂福島線 - 通称:庭坂街道
- 福島県道311号八島田笹木野停車場線
- 福島県道312号折戸笹谷線 - 通称:信陵通り、万世大路(旧道)
- 福島県道313号中野梍町線
- 福島県道314号東湯野寺屋敷線
- 福島県道317号山口保原線
- 福島県道318号上小国下川原線
- 福島県道319号穴原十綱線 - 旧国道399号
- 福島県道353号国見福島線 - 旧陸羽街道(旧国道4号)
- 福島県道362号南福島停車場線
- 福島県道373号福島停車場線 - 通称:栄通り、駅前通り
- 福島県道387号飯坂保原線 - 通称:福島北幹線
市道の通名称
編集- 福島市道の主な通称名
詳しくは福島県内の通りを参照されたし。
- 奥州街道 - 県道及び国道区間あり
- 県庁通り - 県道区間あり
- 並木通り
- レンガ通り - 奥州街道の一部
- 紅葉山通り - 県道区間あり、別称:高湯街道(旧道)
- 天神橋通り
- 密語橋通り - 別称:東裡通り
- 寺町通り - 別称:西裡通り
- 南裡通り
- 北裡通り
- 陣場通り - 別称:飯坂街道(旧道)
- パセオ通り - 別称:スズラン通り
- 川寒橋通り
- 大森街道 - 県道区間あり
- 信陵通り - 県道区間あり、別称:万世大路(旧道)
- 道路元標・里程元標
- 福島市道路元標:福島警察署前交差点の北側(奥州街道レンガ通り、県庁通り交差部)
- その他市内に各旧町村の道路元標あり。
- 福島縣里程元標:2018年3月に復元され、同年3月26日に除幕式実施。
道の駅
編集観光
編集名勝
編集名所・旧跡
編集城郭・屋敷
編集神社
編集寺院
編集- 岩谷観音 - 信夫山東峰
- 腰浜廃寺
- 医王寺
- 中野不動尊 - 曹洞宗大本山永平寺直末寺、日本三大不動尊のひとつ
- 安洞院
- 文知摺観音堂
- 文知摺石
- 文知摺観音多宝塔
- 大蔵寺 - 通称小倉寺観音
- 陽林寺
- 陽泉寺
- 下鳥渡供養石塔 - 国の史跡
- 慈徳寺
- 真浄院
遺跡
編集観光スポット
編集- 花見山公園
- 福島県立美術館
- 福島市写真美術館 - 建物は市指定有形文化財
- 福島市小鳥の森 - 日本の音風景100選に選出
- 福島市浄土平天文台 - 日本一高い場所に位置する公開天文台
- 古関裕而記念館
- UFOの里(福島市飯野UFOふれあい館など複数の施設)
- あぶくま親水公園
- 浄楽園
- 花ももの里
- 共楽公園
- 蓬萊ダム(飯野堰堤公園)
- 大日岩(阿武隈峡)
- へたれガンダム
温泉
編集- 飯坂温泉郷
- 飯坂温泉
- 穴原温泉
- 高湯温泉郷
- 土湯温泉郷
- 独立系
レジャー施設
編集文化・名物
編集文化財
編集国指定等文化財
編集36件(2015年3月現在)[18]
県指定文化財
編集26件(2015年3月現在)[18]
市指定文化財
編集48件(2015年3月現在)[18]
祭事・催事
編集- 祭事
- 信夫三山暁まいり - 2月10日・11日に開催。日本一のわらじを奉納する祭事。
- 飯坂けんか祭り - 10月の第1週の金・土・日に開催。日本三大喧嘩祭りのひとつ。
- 福島稲荷神社例大祭・連山車 - 主に10月の第2日曜日とその前後の連続3日間に開催。連山車に関しては、稲荷神社氏子内外からも山車が参加がある。
- 大波の三匹獅子舞 - 10月上旬に開催
- 岡山の水かけ祭り - 県指定重要無形民俗文化財の奇祭、10月の第4日曜日開催
- 催事
- 福島山車フェスタ - 主に6月の第1土曜日。福島市内の山車に留まらず、県内(二本松市、伊達エリアなど)の山車も参加する。2015年度はふくしまデスティネーションキャンペーンの花見山向け観光客に合わせ4月11日に開催。もともとは市制100周年記念行事だった。
- 福島わらじまつり - 8月上旬に開催。日本一のわらじが市街地をめぐるイベント。
- 福島とうろう流し花火大会 - 毎年8月17日に開催。福島市都心部を代表する花火大会と灯籠流しである。
- ふくしま花火大会 - 基本的に7月最終土曜日開催だが、当該日が福島競馬夏開催期間中の場合は花火の音で競走馬を驚かせないという配慮から福島競馬夏開催終了後の最初の土曜日となる。(2014年は8月9日の土曜日に開催)
- 福島市古関裕而作曲コンクール - 古関裕而の功績をレガシーとして継承し、次世代を担う作曲家の育成と世界へ羽ばたく機会を創出するため、100年の計としてのコンクールを開催。
- スポーツ大会
名産・特産
編集- 食品
- モモ(桃) - 年間生産量13700t(平成14年度)で全国有数の生産量、福島市を代表する名産品。
- ナシ(梨) - 日本全国1位の生産量を誇る、福島市を代表する名産品のひとつ。
- 餃子 - フライパンで円盤状に焼くのが特徴。夜間営業の店が多い。
- ラヂウム玉子 - 飯坂温泉で作られる温泉卵、日本国内で初めてラジウムの存在が確認されたことに因み命名。ラジウムの成分は含まれていない。
- 凍豆腐 - 立子山地域でつくられる。
- みそばん - 駒田屋が元祖みそばんの店舗である。
- 麦せんべい - 福島市発端のお菓子とされ太陽堂のものが有名。
- 信夫山の柚子 - 江戸時代中期より栽培され、長年「北限の柚子」として知られた。近年は温暖化の影響で秋田県及び岩手県付近が北限となっている。
- 日本酒 - 福島市唯一の酒造メーカー金水晶酒造の日本酒が知られている。
- 工芸品
スポーツ
編集野球
編集サッカー
編集- 福島ユナイテッドFC - Jリーグ所属
- メリー - 東北社会人サッカーリーグ所属
- FCシャイネン福島 - 福島県社会人サッカーリーグ所属
バスケットボール
編集- 福島ファイヤーボンズ - Bリーグ所属。本拠地は郡山市
公営競技
編集出身関連著名人
編集出身著名人
編集- 堀切善兵衛 - 第26代衆議院議長
- 堀切善次郎 - 第13代東京市長
- 佐藤正久 - 参議院議員
- 佐藤善一郎 - 元福島県知事
- 八百板正 - 元衆議院議員、元参議院議員
- 山口和之 - 元参議院議員、元衆議院議員
- 岡野裕 - 元労働大臣
- 佐藤剛男 - 元内閣府副大臣、元衆議院内閣委員長
- 内藤魯一 - 元衆議院議員、愛知県議会議長
- 阿部孝夫 - 元川崎市長
- 岡崎トミ子 - 元参議院議員、元民主党副代表、元アナウンサー、元国家公安委員会委員長
- 熊坂義裕 - 元宮古市長
- 油井徳蔵 - 貴族院多額納税者議員
- 渡邉惠理子 - 最高裁判所判事
- 古関裕而 - 作曲家、福島市名誉市民
- 野村俊夫 - 作詞家
- 佐藤陽子 - ヴァイオリン奏者、声楽家
- 高橋まこと - 元BOØWYメンバー
- 引地洋輔 - RAG FAIRメンバー
- 井上裕治 - 元girl next doorメンバー
- 片平里菜 - シンガーソングライター
- 本因坊秀伯 - 囲碁棋士、七世本因坊
- 田中冬二 - 詩人
- 長田弘 - 詩人
- 青山南 - 翻訳家、エッセイスト
- 鐸木能光 - 小説家、音楽家
- 愛川晶 - 推理作家
- 堀切克洋 - 俳人、演劇研究者
- 藤凪かおる - 漫画家
- 丹野清志 - 写真家
- 加藤茶 - タレント ※東京都世田谷区生まれ
- 大方斐紗子 - 女優
- 田川大樹 - 俳優、石原プロモーション
- 齋藤舞 - ミュージカル俳優
- 佐藤B作 - 俳優
- 梅沢富美男 - 俳優
- ゴージャス松野 - タレント
- 千葉麗子 - 起業家、元アイドル
- なすび - お笑い芸人
- 麻宮淳子 - 元AV女優、ストリッパー
- 白羽ゆり - 元宝塚歌劇団雪組・星組トップ娘役
- 麻衣 - モデル
- 真優 - 歌手
- 井上裕治 - ギタリスト、元Wish*、元girl next door
- 阿部要門 - プロサッカー選手
- 茂木弘人 - 元プロサッカー選手
- 遊佐克美 - 元プロサッカー選手
- 本田慎之介 - 元プロサッカー選手
- 宇野禅斗 - プロサッカー選手
- 高倉麻子 - アトランタ五輪サッカー日本女子代表、サッカー日本女子代表監督
- 萩原美樹子 - アトランタ五輪バスケットボール日本女子代表
- 佐々木真菜 - 東京パラ五輪400m走日本女子代表
- 鈴木哲 - 元プロ野球選手
- 古溝克之 - 元プロ野球選手
- 三浦広之 - 元プロ野球選手
- 島貫省一 - 元プロ野球選手
- 八百板卓丸 - プロ野球選手
- 梅津晃大 - プロ野球選手
- 高橋美保子 - 女子プロゴルフ選手
- 矢樹広弓 - 女子プロレスラー
- 双大竜亮三 - 力士
- 若隆元渡 - 力士
- 若元春港 - 力士
- 若隆景渥 - 力士
- 活動家
- 味澤将宏 - フェイスブック日本法人代表取締役
- 石田重廣 - 株式会社夢グループ代表取締役社長
- 佐藤航陽 - メタップス創業者
- 石山純恵 - CRF(クリフ)代表取締役
- 加藤博敏 - ピーエイ創業者・社長
- 佐藤崇弘 - LITALICO創業者
- 高橋政知 - オリエンタルランド元社長
- 半沢正利 - 三菱アルミニウム元社長、日本アルミニウム協会元副会長
- 國分利治 - アースホールディングス創業者
- 佐藤基治 - 平安時代後期の武将
- 佐藤継信 - 平安時代後期の武将
- 佐藤忠信 - 平安時代後期の武将
- 鬼庭良直 - 戦国時代の武将
- 杉目直宗 - 戦国時代の武将。杉目城主。
- 伊達成実 - 戦国時代から江戸時代の武将
- その他
ゆかりのある著名人
編集- 秋山庄太郎 - 花見山に幾度となく通い「福島に桃源郷あり」と讃え全国的な花見の名勝として発信した人物。
- 朝河貫一 - 世界的歴史学者。二本松市生まれ福島市育ち。
- 板倉勝達 - 政治家、子爵、第15代重昌流板倉家。最後の福島藩主であり、福島県庁移転反対運動を厚く支援した重要人物である。
- 大友良英 - ギター奏者、作曲家。横浜市生まれ福島市育ち。
- 鐸木三郎兵衛 - 政治家、旧福島町長。白石本郷出身。私財を投じて福島大火の復興などに尽力。福島県庁移転を阻止した代表人物である。
- 萬代宏樹 - サッカー選手、福島東高校出身
- 中川李枝子 - 児童文学作家。札幌市生まれ福島市育ち。
- 藤村美樹 - 元歌手(キャンディーズメンバー)東京都世田谷区生まれ福島市育ち
- 森久保祥太郎 - 声優、父親の出身地。
イメージキャラクター
編集- ももりん - 福島市のマスコットキャラクター(ゆるキャラ)
作品
編集音楽
編集- 福島行進曲 - 作詞野村俊夫、作曲古関裕而
- 福島夜曲 (セレナーデ) - 作詞竹久夢二、作曲古関裕而
ドラマ
編集- 赤い夕陽の渡り鳥(日活) - 映画 1960年
- トラック野郎・一番星北へ帰る(東映) - 映画 1978年
- いこかもどろか(東宝) - 映画 1988年
- 湯けむり女子大生騒動 - テレビ朝日系列ドラマ 1994年
- ひまわり - NHKドラマ・連続テレビ小説 1996年
- 花嫁は厄年ッ! - TBS系列ドラマ 2006年
- みちのく殺意の旅 - テレビ朝日系列ドラマ・西村京太郎トラベルミステリー 2007年5月26日放送
- 水戸黄門 - BS-TBSドラマ・BS第1シリーズ(第44部)3話「旅籠で格さん瓜二つ」 2017年10月18日放送
- エール - NHKドラマ・連続テレビ小説 2020年[19]
アニメ
編集民話
編集- 王老杉物語
- 安寿と厨子王
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 第5章 福島県のうつりかわり (PDF)
- ^ 開設120周年 - 日本銀行福島支店
- ^ 福島市の紹介 魅力溢れる特産品の数々
- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年1月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年1月閲覧。
- ^ 町(字)の区域及び名称の取扱い
- ^ 住居表示実施区域一覧表
- ^ 福島市の行政区域(支所所管区域)
- ^ 推計人口の地域区分について (PDF)
- ^ 明治40年3月8日内務省告示第23号
- ^ 福島市役所本館が全焼 昭和18年11月10日 朝日新聞(夕刊)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p714 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、96頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震時に震度計で観測した各地の揺れの状況について(気象庁)
- ^ 福島市内の最大震度、福島市役所庁舎(福島市五老内町)
- ^ 「福島市が「緊急警報」発表 福島西部病院、新たに5人感染確認」 福島民友2020年12月21日付
- ^ 【時事通信】2018年1月16日付「奨学金で生活保護減額は違法=「収入認定検討せず」賠償命令-福島地裁」
- ^ “[福島線]南相馬 - 福島駅西口(県庁経由)”. 東北アクセス. 2013年6月6日閲覧。
- ^ a b c 福島市の文化財
- ^ この作品で第11回ロケーションジャパン大賞 準グランプリ(連続テレビ小説『エール』×福島県福島市)を受賞している。“「第11回ロケーションジャパン大賞」”. ORICON NEWS (2021年2月18日). 2021年2月21日閲覧。