羽鳥徹哉
羽鳥 徹哉(はとり てつや、1936年1月18日 - 2011年12月12日)は、日本の日本近代文学研究者。成蹊大学名誉教授[1]。
新潟県刈羽郡小国町生まれ。本名・一英(かずえい)。1959年新潟大学教育学部中学校国語科卒業、西蒲原郡中之口村、内野で教員生活ののち、1968年東京大学大学院人文社会系研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学。愛知教育大学助教授、鶴見大学教授、1982年より成蹊大学教授を務めた。2004年定年退職、名誉教授。74年から徹哉の名を使うが、76年まで一英と併存していた[2]。
川端康成を専門としており、『知ってるつもり?!』の川端康成の回(1993年12月12日)にゲストとして出演したことがある。また、笑い学についての研究も行っており[3]、その縁で『トリビアの泉』に出演したこともあった[4]。
著書
編集- もっとゆっくり大きく飛べよ 教育出版センター 1973(虫ブックス)
- 作家川端の基底 教育出版センター 1979
- 作家川端の展開 教育出版センター 1993
- 作家の魂 日本の近代文学 勉誠出版 2006
編著
編集脚注
編集- ^ “成蹊大学名誉教授称号授与一覧”. 成蹊大学. 2022年7月26日閲覧。※称号記番号114
- ^ ただし大学内では羽鳥一英名義で活動しており、成蹊会HPにも羽鳥一英名義で訃報記事が掲載されている。羽鳥 一英先生(成蹊大学名誉教授・元文学部) 逝去 2011年12月13日
- ^ 羽鳥徹哉、「欲と空想と悟りと笑い(生と死とユーモア : 笑いによる破壊と再生は可能か)」『笑い学研究』 11巻 2004年 p.147, doi:10.18991/warai.11.0_147
- ^ トリビアの種No.037「人が笑うという行為」を学問として研究している人達が作る1番面白いギャグは「青年の主張で性欲の強さを主張する」(2004年4月14日放送)、トリビアの種No.057人が笑うという行為を学問として研究している人達が作る「一番面白くないギャグ」は成立しているダジャレ3連発の後に「このセメント、セメント」と言う(2004年9月15日放送)
- ^ “羽鳥徹哉氏=成蹊大学名誉教授”. 読売新聞. (2011年12月13日) 2011年12月21日閲覧。
- ^ 羽鳥徹哉氏が死去 成蹊大名誉教授 笠間書院ブログ 2011年12月16日