花影アリス
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花影 アリス(はなかげ ありす、7月12日[1] - )は、日本の元女優。元宝塚歌劇団宙組の娘役スター[2]。
はなかげ ありす 花影 アリス | |
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生年月日 | 7月12日 |
出身地 | 日本 大阪府大東市 |
身長 | 161cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ |
活動期間 | 2002年 - 2013年 |
活動内容 |
2002年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2010年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 2013年:芸能活動引退 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『雨に唄えば』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2000年、宝塚音楽学校入学。
2002年、宝塚歌劇団に88期生として入団[2]。星組公演「プラハの春/LUCKY STAR!」で初舞台[1][3]。その後、宙組に配属[3][2]。
花總まり似の容姿で早くから注目を集め[3]、2004年の「ファントム」で新人公演初ヒロイン[3]。その後も4度に渡って新人公演ヒロインを務める[3][2]。
2006年の「UNDERSTUDY」でバウホール公演初ヒロイン[3]。
2007年、「ALL SHOOK UP」(青山劇場・シアターBRAVA!公演)に外部出演し、坂本昌行の相手役としてヒロインを演じる[3][4]。
2008年には、トップ娘役・陽月華の休演に伴い、「雨に唄えば」(梅田芸術劇場公演)で、代役としてヒロインに抜擢[5][3][2]。
2010年の「ジュ シャント」で2度目のバウホール公演ヒロイン[2]。同年8月8日、「TRAFALGAR/ファンキー・サンシャイン」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6]。
退団後は融合事務所所属となり、芸能活動を再開するが、その後、結婚を機に芸能活動から引退。
人物
編集芸名は、「不思議の国のアリス」から、アリスが小さくなった時に、花の影に隠れているイメージからつけた[3]。
小学6年の時に見た雪組公演「虹のナターシャ」がきっかけで宝塚にはまり、受験スクールに通い始め、中学卒業時に1回で音楽学校に合格した[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2002年4 - 5月、星組『プラハの春』『LUCKY STAR!』(宝塚大劇場のみ)
宙組時代
編集- 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』『ザ・ショー・ストッパー』
- 2003年1月、『おーい春風さん』 - 女の子『春ふたたび』 - きの(バウホール)
- 2003年2 - 6月、『傭兵ピエール』 - ヴィベット『満天星大夜總会』[2]
- 2003年8月、『里見八犬伝』(バウホール・日本青年館)
- 2003年10 - 2004年2月、『白昼の稲妻』 - ルネ、新人公演:アニエス(本役:和音美桜)『テンプテーション!』[2]
- 2004年5 - 8月、『ファントム』 - メグ・ドリーヌ、新人公演:クリスティーヌ・ダーエ(本役:花總まり) 新人公演初ヒロイン[3][2]
- 2004年10 - 11月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - ファニー
- 2005年1 - 4月、『ホテル ステラマリス』『レヴュー伝説』
- 2005年5 - 6月、『Le Petit Jardin(ル プティ ジャルダン)』(バウホール) - エリーヌ
- 2005年8 - 11月、『炎にくちづけを』 - 新人公演:サフェード(本役:美羽あさひ)『ネオ・ヴォヤージュ』
- 2006年1月、『不滅の恋人たちへ』(バウホール) - コレット/ラマール
- 2006年3 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE』 - 新人公演:キャサリン・マクレガー(本役:花總まり) 新人公演ヒロイン[2]
- 2006年8月、『UNDERSTUDY』(バウホール) - ハーミア・グレンフィディック バウ初ヒロイン[3]
- 2006年11 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝!』 - おうの、新人公演:お蝶(本役:美羽あさひ)『ザ・クラシック』
- 2007年4月、『NEVER SLEEP』(バウホール・日本青年館) - ドロシー・ハート
- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』 - ローラ、新人公演:イサベラ(本役:陽月華)『宙 FANTASISTA!』 新人公演ヒロイン
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - ポーラ、新人公演:白洲正子(本役:和音美桜)『Passion 愛の旅』 新人公演ヒロイン[3]
- 2008年7月、『雨に唄えば』(梅田芸術劇場) - キャシー・セルダン ヒロイン[3][2]
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - マーガレット・メンフィールド、新人公演:サマンサ(本役:美風舞良)『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2月、『外伝 ベルサイユのばらアンドレ編-』 - イレーネ『ダンシング・フォー・ユー』(中日劇場) 初エトワール
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - ベロニカ『Amour それは…』
- 2009年8月、『大江山花伝』 - 胡蝶『Apasionado(アパショナード)!!II』(博多座) エトワール
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - アニーナ
- 2010年3月、『Je Chante(ジュ シャント)-終わりなき喝采-』(バウホール) - ジジ バウヒロイン[2]
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - フランシス・ネルソン(ファニー)『ファンキー・サンシャイン』 退団公演、エトワール[6]
外部出演
編集- 2007年12月、『ALL SHOOK UP』(青山劇場・シアターBRAVA!) - ナタリー ヒロイン[3][4]
出演イベント
編集- 2004年3・9月、安蘭けいディナーショー『Sense』
- 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
- 2006年9月、貴城けいコンサート『I have a dream』
- 2006年10月、第47回『宝塚舞踊会』
- 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2011年5月、『アンタッチャブル』(シアター1010・中日劇場・森ノ宮ピロティホール) - マリア/ネス(朝香櫻子とWキャスト)
- 2011年11月、『SHINGEN〜風林火山落日〜』(シアター1010・バウホール) - ぬい(オフィーリア)
- 2012年4 - 5月、『陽だまりの樹』(サンシャイン劇場・新歌舞伎座・中日劇場) - 芸者浮舟
ドラマ
編集受賞歴
編集- 2004年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2003年度レッスン奨励賞
- 2008年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2010年度版』 阪急コミュニケーションズ、2010年、129頁。ISBN 978-4-484-10506-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l Memories of 花影アリス タカラヅカ・スカイ・ステージ
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 花の影に隠れているアリスのイメージで 産経新聞ENAK。
- ^ a b ミュージカル「オール・シュック・アップ」宙組、花影アリスが出演 産経新聞ENAK。
- ^ “陽月華 7月の梅田芸術劇場公演も休演”. ENAK (産経新聞社). (2008年3月31日) 2020年11月22日閲覧。
- ^ a b パワフルに宙組東京公演が開幕。大空祐飛インタビュー 宝塚ジャーナル。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。