藤家 禮之助(ふじいえ れいのすけ、1928年5月22日 - 2010年11月13日[1])は、日本中国史学者、東海大学名誉教授

京都府生まれ。早稲田大学卒、同大学院文学研究科博士課程満期退学。東海大学文学部助教授、教授。1987年、「漢三國兩晉南朝の田制と税制」で、早稲田大学より文学博士を取得[2]1998年定年退任、名誉教授。六朝史が専門。

2010年11月13日、進行性食道癌のため死去[1]

著書

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単著

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  • 『史記ものがたり』吉崎正巳学灯社〈小学生の中国文学全集〉、1974
  • 『日中交流二千年』東海大学出版会、1977
  • 『漢三国両晋南朝の田制と税制』東海大学出版会、1989
  • 『美姫の最期 中国艶妖伝』南雲堂、1995

編著

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  • 『アジアの歴史』編、南雲堂、1992

翻訳

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  • 『つまりは書生 周一良自伝』監訳、東海大学出版会、1995

出典・脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.525
  2. ^ 漢三國兩晉南朝の田制と税制 藤家禮之助”. 国立国会図書館. 2012年7月15日閲覧。

参考文献

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  • 藤家礼之助教授著作目録 「東海史学」1998 NAID 40002575405
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