豊橋鉄道

愛知県豊橋市に本社を置く鉄道事業者

豊橋鉄道株式会社(とよはしてつどう、: Toyohashi Railroad Co., Ltd.[1])は、愛知県豊橋市および田原市において鉄道、豊橋市内で軌道路面電車)を運営する鉄道事業者名古屋鉄道(名鉄)の連結子会社である。本社は愛知県豊橋市の豊橋駅前にある豊鉄ターミナルビルに所在。愛称・略称は豊鉄(とよてつ)。

豊橋鉄道株式会社
Toyohashi Railroad Co., Ltd.[1]
豊鉄ターミナルビル(本社所在地)
種類 株式会社
略称 豊鉄
本社所在地 日本の旗 日本
440-0888
愛知県豊橋市駅前大通一丁目46番地の1 豊鉄ターミナルビル5階
北緯34度45分45.4秒 東経137度23分1.0秒 / 北緯34.762611度 東経137.383611度 / 34.762611; 137.383611座標: 北緯34度45分45.4秒 東経137度23分1.0秒 / 北緯34.762611度 東経137.383611度 / 34.762611; 137.383611
設立 1924年(大正13年)3月17日
業種 陸運業
法人番号 4180301006600 ウィキデータを編集
事業内容 旅客鉄道事業、自動車運送事業 など
代表者
  • 代表取締役社長 小笠原敏彦
  • 代表取締役常務 岩ヶ谷光晴
資本金 1億円(2022年3月31日現在)[2]
発行済株式総数
  • 411万80株
(2022年3月31日現在)[2]
売上高
  • 連結: 50億9070万6000円
  • 単体: 18億3693万9000円
(2022年3月期)[2]
営業利益
  • 連結: △4億7124万1000円
  • 単体: △9068万6000円
(2022年3月期)[2]
経常利益
  • 連結: △8244万0000円
  • 単体: 4113万6000円
(2022年3月期)[2]
純利益
  • 連結: △2億0530万4000円
  • 単体: 5035万1000円
(2022年3月期)[2]
純資産
  • 連結: 54億1583万6000円
  • 単体: 46億1824万6000円
(2022年3月31日現在)[2]
総資産
  • 連結: 155億1604万2000円
  • 単体: 141億0624万7000円
(2022年3月31日現在)[2]
従業員数
  • 連結: 676人
  • 単体: 191人
(2022年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人[2]
主要株主 (2022年3月31日現在)[2]
主要子会社 #連結子会社参照
外部リンク https://www.toyotetsu.com/
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歴史

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鉄道・軌道事業

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路線

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路線図(クリックで拡大)

営業区間

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廃止区間

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車両

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各路線の記事を参照。

運賃・切符

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渥美線運賃表
キロ程 普通運賃(円)
1 - 2 170
3 - 4 180
5 210
6 230
7 250
8 280
9 310
10 340
11 370
12 400
13 420
14 450
15 480
16 500
17 530
18 550

本項の運賃・料金額は特記なければ2024年3月16日現在のものである[10][11][12]

  • 渥美線の運賃は、営業キロによって運賃を計算する。営業キロの小数点以下は切り上げ。小児は半額、5円の端数は切り上げ。
  • 東田本線(豊橋市内線)では、大人200円、小児100円の均一運賃を採用している。
  • 身体障害者・知的障害者・精神障害者割引は運賃減算額欄に第1種(または1級)の記載がある障害者手帳持参者が介護者と同伴して渥美線・市内線に乗車する場合に適用される。2024年3月16日から渥美線で精神障害者割引[13]、東田本線(豊橋市内線)で身体障害者・知的障害者・精神障害者割引[14]が導入された。

入場券

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  • 大人170円、小児90円。新豊橋駅・南栄駅・高師駅・大清水駅・三河田原駅で発売。

フリー切符

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  • 渥美線1日フリー乗車券(大人1,200円、小児600円)
  • 市内線1日フリー乗車券(大人550円、小児280円)
  • いこまい豊橋電車・バス1日フリー乗車券(大人1,100円、小児550円)
  • 伊良湖1DAYフリーきっぷ(大人2,300円、小児1,150円)
  • 伊良湖2DAYフリーきっぷ(大人3,300円、小児1,650円)

過去のフリー切符

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発売額は廃止時点のもの。

  • ワイド3・3・SUNフリーきっぷ(大人6,000円、小児3,000円。2006年3月31日廃止)
  • 穂の国ワンデーフリーきっぷ(大人1,100円、小児550円。2006年12月31日廃止)
  • ワンデーフリーきっぷ(大人650円、小児330円。2006年12月31日廃止)

ICカード

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名古屋鉄道・名鉄バス名古屋市交通局名古屋臨海高速鉄道あおなみ線)・名古屋ガイドウェイバスとの共通利用が可能なICカード乗車券「manaca」を、2011年2月11日に導入した[5][15]。2012年からはJR東海TOICA、2013年3月からは全国のICカードとの相互利用を開始している。

導入区間は東田本線(豊橋市内線)全線と渥美線で、東田本線は車内運賃箱を読み取り装置付の新型に更新(T1000形は当初の運賃箱をICカード導入時に他車と同等品に交換[注釈 1])しており、渥美線には簡易改札機を設置している。渥美線内でチャージが可能な駅は新豊橋、南栄、高師、大清水、三河田原の5駅のみである。

バス事業

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自動車(バス)事業を直営していたが、赤字部門のコストの削減および事業運営の迅速化による収益力強化と路線維持を図るため[16]、2007年5月22日に自動車事業の分社を目的とした豊鉄バス株式会社を設立。各所の承認を経て同年10月1日に自動車事業を移管・分社した。

連結子会社

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2024年3月11日現在

過去のグループ会社

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脚注

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注釈

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  1. ^ 両替機の硬貨受け皿の形状が異なる

出典

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  1. ^ a b Independent Auditor's Report, p.11, KPMG Azsa LLC, 31 July 2019
  2. ^ a b c d e f g h i j k 豊橋鉄道株式会社『第149期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2022年6月29日。 
  3. ^ 『官報』1927年10月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 「豊橋鉄道 柳生橋支線をきょうから廃止」『交通新聞』交通協力会、1976年3月7日、1面。
  5. ^ a b ICカード「manaca」のサービス開始日について”. 豊橋鉄道 (2010年12月21日). 2011年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月16日閲覧。
  6. ^ 豊橋の路面電車(愛称「市電」)を活かしたまちづくり - 国土交通省大臣表彰 手づくり郷土賞 Part29(平成26年度)
  7. ^ 豊橋鉄道株式会社 (29 June 2021). 第148期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書 関係会社の状況 (Report).
  8. ^ 豊橋鉄道グループ 100周年”. 豊橋鉄道株式会社. 2024年10月19日閲覧。
  9. ^ 豊鉄グループ感謝祭の開催について”. 豊橋鉄道株式会社 (2024年10月18日). 2024年10月19日閲覧。
  10. ^ 運賃・きっぷ|豊鉄渥美線【豊橋〜田原】 - 豊橋鉄道(2024年4月2日閲覧)
  11. ^ 運賃・きっぷ|豊鉄市内線【豊橋市内】 - 豊橋鉄道(2024年4月2日閲覧)
  12. ^ 鉄軌道事業の旅客運賃改定の実施について - 豊橋鉄道、2023年9月1日(2024年4月2日閲覧)
  13. ^ 渥美線の障害者割引について”. 豊橋鉄道 (2024年3月11日). 2024年4月2日閲覧。
  14. ^ 市内線の障害者割引について”. 豊橋鉄道 (2024年3月11日). 2024年4月2日閲覧。
  15. ^ manaca公式サイト
  16. ^ 名古屋鉄道 適時開示情報「連結子会社の会社分割に関するお知らせ」 (PDF)

外部リンク

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