長谷川 貴彦(はせがわ たかひこ、1963年 - )は、日本の西洋史学者。専門はイギリス近現代史。北海道大学教授。

来歴

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1963年(昭和38年)生まれ[1]。1989年(平成元年)東京大学経済学部経済学科卒業、1996年(平成8年)東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学博士課程満期退学、同年、北海道大学文学部助教授、2007年(平成19年)文学研究科准教授、2013年(平成25年)教授[2]

2000年(平成12年)「アソシエーションの生成 : 近代イギリスにおけるヴォランタリズムの社会的起源をめぐって」で東京大学より博士(文学)の学位を取得[3]

著作

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論文

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単著

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編著

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  • 『歴史を射つ : 言語論的転回・文化史・パブリックヒストリー・ナショナルヒストリー』岡本充弘, 鹿島徹, 渡辺賢一郎と共編、御茶の水書房、2015年
  • 『〈世界史〉をいかに語るか : グローバル時代の歴史像』成田龍一と共編、岩波書店、2020年
  • 『エゴ・ドキュメントの歴史学』岩波書店、2020年
  • 『「生きること」の問い方 : 歴史の現場から』大門正克と共編、日本経済評論社、2022年

共著

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  • 『イギリス文化史』井野瀬久美恵 編、昭和堂、2010年
  • 『近代ヨーロッパの探究15 : 福祉』高田実・中野智世 編、ミネルヴァ書房、2012年
  • 『歴史として、記憶として : 社会運動史』北原敦・喜安明・谷川稔・岡本充弘 編、御茶の水書房、2013年
  • 『歴史学のアクチュアリティ』歴史学研究会 編、東京大学出版会、2013年
  • 『国家と市民社会の構造転換 : 学際的アプローチ』角松生史・小田中直樹・山本顕治 編、日本評論社、2016年
  • 『現代歴史学の成果と課題 第三巻』歴史学研究会 編、績文堂、2017年
  • 『歴史書の愉悦』藤原辰史 編、ナカニシヤ出版、2019年
  • 『歴史学の縁取り方 : フレームワークの史学史』恒木健太郎左近幸村 編、東京大学出版会、2020年
  • 『岩波講座世界歴史 第1巻 : 世界史とは何か』小川幸司 編、岩波書店、2021年
  • 『縮小社会における法的空間』角松生史・小田中直樹・山本顕治・窪田亜矢 編、日本評論社、2022年
  • Western Historiography in Asia Circulation, Critique and Comparison, edited by Q. Edward Wang, Okamoto Michihiro, Li Longguo, Leiden : De Gruyter Oldenbourg, 2022年
  • 『世界史の考え方』成田龍一・小川幸司 編、岩波書店〈岩波新書〉、2022年
  • 『「歴史総合」をつむぐ』歴史学研究会 編、東京大学出版会、2022年

翻訳

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  • ピーター・バーク『文化史とは何か』法政大学出版局、2008年;増補改訂版 2010年;新版 2019年
  • ギャレス・ステッドマン・ジョーンズ『階級という言語 : イングランド労働者階級の政治社会史1832-1982年』刀水書房〈人間科学叢書〉、2010年
  • リン・ハント『グローバル時代の歴史学』岩波書店、 2016年
  • ソニア・ローズ『ジェンダー史とは何か』兼子歩と共訳、法政大学出版局、2017年
  • キャサリン・ホール、レオノア・ダヴィドフ『家族の命運 : イングランド中産階級の男と女 1780-1850』梅垣千尋・山口みどりと共訳、名古屋大学出版会、2019年
  • リン・ハント『なぜ歴史を学ぶのか』岩波書店、2019年

脚注

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  1. ^ 長谷川 貴彦”. 岩波書店. 2023年12月28日閲覧。
  2. ^ 『イギリス福祉国家の歴史的源流』著者紹介
  3. ^ 長谷川貴彦『アソシエーションの生成 : 近代イギリスにおけるヴォランタリズムの社会的起源をめぐって』(博士(文学)論文・人文社会系研究科欧米系文化研究専攻専攻)東京大学、2000年。doi:10.11501/3190129。学位授与番号: 甲第14871号http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=1148712023年12月28日閲覧 

外部リンク

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