雄踏町

日本の静岡県浜名郡にあった町

雄踏町(ゆうとうちょう)は、かつて静岡県浜名郡にあった。現在は浜松市西区の一部となっている。

ゆうとうちょう
雄踏町
中村家住宅
雄踏町旗 雄踏町章
雄踏町旗 雄踏町章
廃止日 2005年(平成17年)7月1日
廃止理由 編入合併
浜北市天竜市引佐郡引佐町細江町三ケ日町浜名郡雄踏町舞阪町磐田郡佐久間町水窪町龍山村周智郡春野町浜松市
現在の自治体 浜松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
浜名郡
市町村コード 22505-3
面積 8.15 km2
総人口 13,825
推計人口、2005年6月1日)
隣接自治体 浜松市浜名郡舞阪町
町の木 マキ
町の花 サツキ
雄踏町役場
所在地 431-0102
静岡県浜名郡雄踏町宇布見9611番地の1
雄踏町役場
座標 北緯34度41分40秒 東経137度37分50秒 / 北緯34.6944度 東経137.6306度 / 34.6944; 137.6306座標: 北緯34度41分40秒 東経137度37分50秒 / 北緯34.6944度 東経137.6306度 / 34.6944; 137.6306
雄踏町の県内位置
合併時点における位置図。緑色部分が雄踏町
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地理

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静岡県遠州西部に位置する。近隣の舞阪町新居町と共に浜名郡を構成していた。

町名は『和名抄』に「雄踏郷」として現れるなど古来からの地名。1889年(明治22年)の雄踏村成立に当たり、従来「おふみ」と訓読みしていたのを音読みの「ゆうとう」に改めた。

隣接していた自治体

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雄踏町が浜松市に編入されるまで隣接していた自治体

歴史

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  • 1889年(明治22年) - 町村制施行により浜名郡宇布見村と山崎村が合併して雄踏村が発足。
  • 1925年(大正14年)2月11日 - 雄踏村が町制を施行して雄踏町が発足。
  • 2005年(平成17年)7月1日 - 周辺10市町村とともに浜松市に編入される。自治体としての雄踏町は廃止された。

行政

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2005年(平成17年)7月1日に雄踏町が浜松市に編入され、地方自治法第202条の4に基づく雄踏地域自治区が設置された[1][2]。2007年(平成19年)4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したことに伴い、西区の一部となった。2012年(平成24年)3月31日、雄踏地域自治区は廃止された[3]。また、2024年(令和6年)1月1日には浜松市の行政区再編に伴い、西区から浜松市中央区へ行政区が再編された[4]

2005年(平成17年)7月1日に浜松市に編入されると、雄踏町役場庁舎は雄踏総合事務所となった。2007年(平成19年)4月1日に浜松市が政令指定都市に移行すると、2010年(平成22年)1月には浜松市外国人学習支援センターとなった。

友好都市

教育

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保育園・幼稚園

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  • 浜松市立雄踏保育園
  • 浜松市立雄踏幼稚園

小学校

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中学校

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交通

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雄踏町域に鉄道は通っていなかった。最寄駅はJR東海道本線舞阪駅である(県道49号でアクセスする)。

路線バス

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道路

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一般国道
なし
主要地方道
一般県道

娯楽

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  • 西遠劇場 - 劇場・映画館(1926年〜1960年代)[5]

名所・旧跡

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出身有名人

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脚注

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  1. ^ 浜松市地域自治区の設置等に関する条例 (平成17年浜松市条例第40号) 2005年6月1日公布
  2. ^ 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例 (平成18年浜松市条例第78号) 2006年12月1日公布
  3. ^ 浜松市区及び地域自治区の設置等に関する条例の一部を改正する条例 (平成21年浜松市条例第48号) 2009年9月4日公布
  4. ^ 浜松市. “区再編前と再編後の町字名対応表【行政区別】”. 浜松市公式ホームページ. 2024年1月1日閲覧。
  5. ^ 『映画年鑑 1960年版 別冊 映画便覧 1960』時事通信社、1960年を出典とする1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した。
  6. ^ 中村家住宅 浜松市
  7. ^ a b 「日本水泳界の巨星 古橋廣之進氏死去」静岡新聞、2009年8月3日
  8. ^ 古橋廣之進 日本オリンピック委員会
  9. ^ 袴田巖さんプロフィール 袴田巖さんの再審を求める会
  10. ^ 静岡を舞台とした映画・小説」『中小企業静岡』2000年7月号
  11. ^ はままつ市長の部屋 : 私の行動計画・記録”. 浜松市 (2008年2月20日). 2010年5月28日閲覧。

外部リンク

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